「最近、抜け毛が増えて髪のボリュームが全体的に減った気がする・・・。」
「オンナなのに薄毛になってきて恥ずかしい」
「薄毛が気になってどんな髪型にしたらいいかわからない。」
薄毛は男性がなるものというイメージを持っている人もまだまだ多いですが、このように女性で薄毛に悩んでいるひとが最近増えてきています。
薄毛治療や育毛対策を行うことで、薄毛は改善することがありますが、時間がかかってしまいますよね。
でも、のです。
今回は、薄毛が気になる部位ごとに、薄毛をカバーできる女性におすすめの髪型をご紹介していきます。
目次
女性の薄毛を目立たないように隠す髪型のポイント
女性の薄毛は、男性と違って全体的に少しずつ薄くなっていきます。しかし、目立つのはやはり、分け目や、生え際、頭頂部、つむじ付近の後頭部になります。
その辺りの薄毛を目立たせないようにするためには、以下のポイントを考慮した髪型にするのがおすすめです。
- 薄毛を目立たないようにする髪型のポイント
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- ショートヘアにする
- ふんわりと立ち上げてボリュームを増やす
- 前髪・バングをつくる
- 分け目を変える
- アレンジでまとめる
薄毛を目立たないようにするためには、です。
ボリューム感を出すためには、髪をふんわりとさせたり、動きを出したり、まとめたりと色々な方法があります。
これらの方法を使ったり、組み合わせたりしながら、薄毛が気になる部分に適した髪型にしていきます。
部位別!薄毛が気になる女性のおすすめの髪型10選(画像あり)
それでは早速、薄毛の女性が気になりやすい頭頂部、前頭部、後頭部の部位別におすすめの髪型を紹介していきたいと思います。
合計で10種あるので気になる部位を中心にチェックしてみてください。
頭頂部の薄毛が気になる女性におすすめの髪型
まずは頭頂部が気になる方におすすめの髪型です。トップのボリュームが少なくなって悩んでいる方が一番多いのではないでしょうか?
トップにボリュームを出すためには、です。
髪の総量自体は少なくなりますが、動きを出したり、ふんわりとさせく薄毛が目立ちにくくなります。
①ナチュラルショート
ナチュラル感はそのままに、サイドは耳かけで動きを出します。
ふんわりと立ち上げたトップのボリューム感を強調できるショートスタイルです。
②ナチュラルショートボブ
トップからサイドにかけてふんわりとしたゆるい動きでボリュームを出すことができます。
丸みのあるボブスタイルが女性らしさを際立たせてくれています。
③ショートレイヤー
トップと襟足に長さを残してレイヤーで仕上げた、シンプルなショートヘア。
トップはざっくりとした動きでゆるく立ち上げてボリュームを増やします。
④マッシュショートボブ
無造作な動きを大きめに出したマッシュショートボブ。
ボリュームアップとかわいらしさを両立したスタイル。
⑤デジタルパーマxショート
低温デジタルパーマでカールをかけたゆるふわショート。
頭全体のボリュームをアップさせることができます。低温デジタルパーマなのでダメージも少なめです。
前頭部・生え際の薄毛が気になる女性におすすめの髪型
頭頂部の次に薄毛が気になる箇所といえば、生え際の前頭部です。
生え際の薄毛を目立ちにくくするにはになります。
⑥厚めバング
バングを厚めにすることにより、前頭部の肌が隠れるようにします。
厚くしておくことで肌が透けにくく、生え際が最も目立ちにくい髪型です。
⑦斜めバング
分け目をつくった斜めバングも生え際のカバーに有効です。
分け目に視点が行きやすく、バングにもある程度の厚みがあり生え際が目立ちにくいです。
⑧シースルーバング
前髪が薄いひとでも似合うのがシースルーバングです。
額をあえて少し出すことで、生え際の肌が露出しても目立ちません。
後頭部の薄毛が気になる女性におすすめの髪型
つむじを含めた後頭部の薄毛を目立ちにくくするにはヘアアレンジがおすすめです。
髪をアップしたり、まとめたりすることで
⑨ハーフアップアレンジ
ヘアアクセサリーを使いながらのハーフアップアレンジです。
目立たせたくないところで髪をまとめられて自由度も高い髪型です。
⑩ポニーテールアレンジ
かわいらしく仕上がるポニーテールアレンジもおすすめ。
編み込みをしたり、シュシュを合わせたりとアレンジの仕方も自在です。
薄毛の女性でも使える!トップをふんわり立ち上げるテクニック
40代からの髪の悩みのダントツ1位はトップの髪がつぶれることなので、しっかりと立ち上げたいところですね。
薄毛の女性でも使えるふんわり立ち上げテクニックをご紹介します。
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- マジック式カラーを使う
- コームを使う
- ロールブラシを使う
- スプレーを使う
マジック式カーラーを使う場合は、つむじの前後の髪を巻き、しばらく放置するとふんわりします。はずしたらくずすようにしましょう。
トップの髪を引き出して、コームで逆毛を立てる方法も有効です。髪のダメージが進行する場合もあるので注意が必要です。
ロールブラシを巻いてドライヤーの熱をブラシの軸にあててキープします。温風、冷風を交互にあてると形がキープしやすくなります。
シングルピンというクリップや手を熊手のようにトップの髪をかき上げてスプレーをしてもふんわり立ち上げることができます。
トップをふんわり立ち上げたいなという時にぜひ試してみてください。
好きな髪型ができるようになる女性の薄毛対策
今気になっている薄毛をすぐに対処できる髪型の工夫も大事ですが、できることなら薄毛を改善して好きな髪型を楽しみたいですよね。
薄毛の原因には、脱毛症や頭皮トラブル、加齢などいろいろありますが、頭皮や髪の環境を最低限整えてあげないとどうにもならないと思います。
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- パーマやカラーを控える
- 生活習慣を改善する
- 健康な髪の毛を育てる
頭皮と髪をいたわってあげるために、これら3つに取り組むとよいと思います。
パーマやカラーを控える
今では、10代からパーマやカラーをして髪型やおしゃれを楽しむのは当たり前のことです。
しかし、回数多すぎたりすると頭皮や髪に大きなダメージを与えてしまいます。
パーマやカラーは薬剤を髪に付けて髪を形成しているタンパク質の結合を切断したり、メラニン色素を分解したりしています。
パーマ剤やカラー剤は髪だけでなく、頭皮にも付いてしまっているので、髪の毛を生やす器官を傷つけてしまっています。
若い頃にはそれでもすぐ薄毛になったりはしませんが、30代、40代になると薄毛になる女性が増え始めているのはパーマやカラーが原因かもしれません。
頭皮や髪へのダメージを減らすため、パーマやカラーはなるべく控え、頭皮を正常な環境へと戻していきましょう。
生活習慣を改善する
パーマやカラーだけでなく、よくない生活習慣やストレスも薄毛を促進してしまう原因になります。
よくない生活習慣とは、例えば、睡眠不足やバランスの悪い食事、運動不足、喫煙などです。
こういった生活習慣は血行不良を招きやすく、髪質や頭皮環境の悪化につながって薄毛の原因になります。
仕事や人間関係、生活の変化によるストレスもホルモンバランスや血流に悪影響を与え、薄毛を進行させてしまいます。
このような生活習慣はますます薄毛を進行させてしまいますので、少しずつでも改善し、頭皮環境を整えていくようにしましょう。
健康な髪の毛を育てる
髪をしっかりと育てたい場合、毛根部に十分な栄養を与えてあげなければいけません。
女性の多くは、髪の毛には気を使いますが、頭皮には無頓着です。
髪はアミノ酸からできているので、アミノ酸をしっかりと摂取する必要があります。
アミノ酸には体内では合成できず、食品から摂取するしかない必須アミノ酸があり、不足すると抜け毛に繋がります。
亜鉛や鉄分などのミネラル類も健康な髪をつくるうえで欠かせません。
「まめ、ごま、わかめ、野菜、魚、しいたけ、いも」の頭文字をとった「ま ご わ や さ し い」食材は、髪に良い食材と言われているので積極的に食べましょう。
また、健康な髪を育てるためには、頭皮環境を整える必要があります。
市販のシャンプーを使用すると、頭皮に刺激を与えてしまったり、アレルギーの原因となったり、保湿に必要な皮脂まで落としてしまったりと多くのデメリットがあります。
なるべく刺激が少なく、乾燥を防ぐための皮脂も残してくれるシャンプーで頭皮を洗うようにしましょう。
洗浄成分にアミノ酸を配合した女性用の育毛シャンプーが頭皮環境の改善におすすめです。
抜け毛が気になるかたは一度試してみると薄毛に効果があるかもしれません。
今回は、薄毛に悩む女性が薄毛を目立たなくする髪型のポイントと部位別におすすめの髪型を紹介してきました。
薄毛を目立ちにくくするポイントとしては、です。
頭頂部の薄毛を隠すのにおすすめなのが、トップをふんわりと立ち上げたショートヘアスタイルです。
生え際などの前頭部には、厚めバングなど、バングを工夫した髪型が有効です。
つむじなどの後頭部では、ハーフアップやポニーテールなどのアレンジなどが薄毛もカバーでき、おしゃれにもなるのでおすすめします。
薄毛を目立たなくする髪型でしばらくは隠しつつ、日頃から生活習慣と頭皮環境の改善に取り組んで、育毛していくことも大切です。
生活習慣では、十分な睡眠、バランスの取れた食事、運動、禁煙などをできるだけやるようにしましょう。
あとは、女性用の育毛シャンプーなどを使いながら、頭皮環境を改善していけば、はずです。
薄毛を気にせず、好きな髪型にできるように少しずつでも取り組んでいけるといいですね。