ホワイトニングをやってみたいけれど「痛かったり危険なことはないの?」という不安を抱くこともありますよね。
なのでデメリットについてもよく知っていき、ホワイトニングをした後に不満が残らないようにすることが大切になってきます。
今回は、ホワイトニングを始める前に知っておきたいホワイトニングのデメリットを施術方法別に徹底的に紹介していきます!
それではどうぞ!
目次
オフィスホワイトニングの3つのデメリット
歯科医院で歯医者さんにホワイトニングしてもらうオフィスホワイトニングは、 ですが、どのようなデメリットがあるのでしょうか?
オフィスホワイトニングのデメリットをまとめると以下になります。
- オフィスホウィアトニングのデメリット
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- 効果は永久ではなく、色戻りが早い。
- 保険適用外なので全額自費の負担になる。
- 知覚過敏になりやすく、痛みが出やすい。
ちなみにオフィスホワイトニングのメリットはこちらです
- オフィスホワイトニングのメリット
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- 即効性がある。
- 清潔感が溢れる真っ白い歯に仕上がる。
- 知識と経験の豊富な歯医者さんが専用のシステムや道具で施術してくれる。
それでは、オフィスホワイトニングのデメリットをそれぞれ詳しく見ていきましょう!
⑴オフィスホワイトニングの効果は永久ではなく、色戻りがある。
オフィスホワイトニングのメリットとしてまずあげられるのが即効性ですが、その効果は永久に持続するものではなく、徐々に色戻りをしていきます。
施術1回で効果が続くのは、だいたい3〜6ヶ月程度で、そのあとは白さを維持するために「タッチアップ」と呼ばれるメンテナンスが必要になるんです。
なので、メンテナンスがどの程度必要になるのかなどを事前に把握しておくことが、慌てず、負担感を感じずにホワイトニングするために大切になってきます。
⑵健康保険適用外なので高額になる。
オフィスホワイトニングの費用は基本的に健康保険の適用外なので、全額自分で治療費を支払うことになります。
相場は1万円程度ですが、オフィスホワイトニングは自由な料金設定ができる「自由診療」分野なので、中には10万円を超えるところもあります。
このように料金に差があるのは、クリニックの立地や設備、扱っている薬剤や人件費などの違いがあ流のがその理由となっています。
⑶知覚過敏になりやすく痛みが出やすい。
人によって違いはありますが、オフィスホワイトニングは施術した時に薬剤の影響で知覚過敏になりやすい傾向があります。
高い濃度のホワイトニング剤を使用するため、歯の神経が薬剤から強い刺激を受けてしまうことが知覚過敏になりやすくなる原因です。
基本的に濃度に比例して早く白さが出やすくなる反面、痛みも出やすくなっています。
知覚過敏の方は比較的濃度が低くしみにくい工夫がされているものを使うと良いでしょう。
ホームホワイトニングの3つのデメリット
ホワイトニング剤を専用のマウスピースに入れて装着して自宅で行うのがホームホワイトニングです。
ですが、どのようなデメリットがあるのでしょうか?
ホームホワイトニングのデメリットをまとめると以下になります。
- 見出し
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- 効果を得るまでに時間や期間がかかる。
- たくさんの種類・値段がある市販品は自己責任で選ぶ必要がある。
- 薬剤の保管やマウスピースなど道具のお手入れは自分でする必要がある。
ちなみにホームホワイトニングのメリットはこちらです。
- ホームホワイトニングのメリット
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- オフィスホワイトニングと比べ通院の手間や費用がかからない。
- 自宅で自分のタイミングでホワイトニングができる。
- 自然な白さの状態を維持しやすい。
それでは、ホームホワイトニングのデメリットをそれぞれ詳しく見ていきましょう!
⑴効果を実感するまでに時間や期間がかかる。
ホームホワイトニングで使う薬剤は、オフィスホワイトニングと比べて低い濃度のものになるため、効果が現れるまで時間をかける必要があります。
歯が白くなってくるまでの目安はだいたい2〜4週間程度で、即効性は期待できませんが、そのぶんオフィスホワイトニングより効果が持続するというメリットもあります。
⑵種類や値段が様々で市販品は自己責任で選ぶ必要がある。
ホームホワイトニングでは専用のマウスピースを使いますが、値段も種類も様々なものがあります。
インターネットの通信販売などでは数千円〜数万円のマウスピースがあり、自己責任で選ぶ必要があるんです。
選ぶ際には単純に安さだけを見るのではなく、品質やメーカーは信頼できるのかなどもポイントになります。
ので、最初は慎重に選んでみてください。
⑶薬剤の保管やマウスピースなどの手入れを自分でする必要がある。
ホームホワイトニングで重要なのは薬剤やマウスピースの手入れをすることです。
まず必要なのは使用後に毎回、洗浄して清潔な状態で保管することです。
マウスピースは変形しやすいため、保管の際は専用ケースに入れることも欠かせません。
また使う薬剤の調整やマウスピースに塗ったりすることも自分で行う必要があります。
このようにやることが色々多いので、中には面倒になってしまう人もいるんです。
活性炭ホワイトニングの3つのデメリット
海外で人気となっている活性炭ホワイトニングは自宅で安価に行えて失敗しにくいことが魅力ですが、どのようなデメリットがあるのでしょうか?
活性炭ホワイトニングのデメリットをまとめると以下になります。
- 活性炭ホワイトニングのデメリット
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- 炭で洗面所や歯ブラシが汚れる。
- 歯が白くならないケースがある。
- 活性炭は吸入してしまうと肺に悪い。
ちなみに活性炭ホワイトニングのメリットはこちらです。
- 活性炭ホワイトニングのメリット
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- 自宅でできるので手軽。
- 海外製品だけど他の自宅でできるアイテムと比べて安価。
- 失敗や痛みが出るリスクが低い。
それでは活性炭ホワイトニングのデメリットをそれぞれ詳しく見ていきましょう!
⑴活性炭ホワイトニングは炭によって洗面所や歯ブラシが汚れる。
活性炭ホワイトニングは炭で歯を磨くことになるので、洗面所や歯ブラシは炭で汚れることになります。
もし服などに炭がついてしまうと、その汚れを落とすのは簡単ではありません。
なので、活性炭ホワイトニングをするには場所や服装に注意をしないといけないんです。
ホワイトニングする際には、活性炭専用の歯ブラシを用意して、簡単に洗い流せるバスルームで行うなど工夫してみるようにしましょう。
⑵活性炭ホワイトニングは白くならないケースがある。
活性炭の歯磨きでできるのは、歯の表面の汚れを落とすことだけです。
そのため歯の表面の汚れ以外が原因となっている歯の黄ばみには効果がなく、活性炭ホワイトニングをしても歯が白くならないことがあります。
⑶活性炭は吸入するとは胃に悪いにで注意が必要。
活性炭素やパウダー状の炭を口から吸引してしまうのことは、本当に肺に悪いので好ましいことではありません。
なので活性炭ホワイトニングの時に、活性炭の吸入には気をつける必要があります。
カプセルから活性炭を出す時にうっかり顔を近づけたりしないよう注意しましょう。
ポリリン酸ホワイトニングの3つのデメリット
「ポリリン酸ナトリウム」を含んだジェルを使うポリリン酸ホワイトニングは高い安全性や輝きのある自然の白さに仕上がることが魅力ですが、どのようなデメリットがあるのでしょうか?
ポリリン酸ホワイトニングのデメリットをまとめると以下になります。
- ポリリン酸ホワイトニングのデメリット
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- 歯そのものを白くするわけではないので回数を重ねてもあまり変わらない。
- 全ての医院で施術しているわけではない。
- 重度の歯周病があるとシミになってしまうことがある。
ちなみにポリリン酸ホワイトニングのメリットはこちらです。
- ポリリン酸ホワイトニングのメリット
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- 歯へのダメージがなく痛みを感じることもない高い安全性。
- ホワイトニング直後に厳しい食事制限をする必要がない。
- 自然で輝きのある白さに仕上げることができる。
それでは、ポリリン酸ホワイトニングのデメリットをそれぞれ詳しく見ていきましょう!
⑴歯そのものは白くならず回数を重ねてもあまり変わらない。
ポリリン酸ホワイトニングの効果は歯の表面についた汚れを落とすことに限られてきます。
歯そのものを白くするわけではないので、オフィスホワイトニングなど通常のホワイトニングと比べると効果が弱いのがデメリットです。
歯についたステインの除去をする程度の効果のため、表面の着色が多い場合は1回目は効果を実感できますが、2回目以降はそれほど効果を実感できなくなってきます。
⑵全ての歯科医院で行なっているわけではない。
ポリリン酸ホワイトニングを行なっている歯科委員はまだ少なく、徐々に導入されてきている段階です。
なので通常の他のホワイトニングのように必ず施術が行われるとは限りません。
事前にポリリン酸ホワイトニングを行なっている歯科医院をリサーチしておく必要があります。
⑶重度の歯周病があると、シミが出てしまうケースがある。
歯周病の人は、進行具合によってはポリリン酸ホワイトニングをするとシミが出てしまうことがあります。
特に歯周病が重度の場合は注意が必要なので「危ないかな?」と思ったらまずは歯医者さんに行き、自分の歯の状況を確認してみてください。
ホワイトニングをするのが難しい4つのタイプの人
ここまでホワイトニングのデメリットを方法ごとに見てきましたが、デメリットを考える際には「そもそも自分はホワイトニングができる状態なのか?」を確かめておくことも大切ですよね。
なので、ここからはホワイトニングをすること自体があまりお勧めできない人はどんな状態の人なのかを紹介していきます!
ホワイトニングをするのが難しい人は以下の4タイプの方です。
- ホワイトニングをするのが難しい人
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- 失活歯(神経がない/神経が死んでいる歯)の方。
- 歯の詰め物や被せ物が多い方。
- 無カタラーゼ症の方。
- 授乳中や妊娠中の方。
それでは、それぞれのタイプを詳しく見ていきましょう!
⑴神経を抜いてしまった歯や神経が死んでしまった失活歯の方。
ホワイトニングの効果があるのは神経が生きている歯に対してです。
そのため神経が死んでいたりなかったりする「失活歯」は通常のホワイトニングで十分な効果を得ることはできません。
死活歯は「ウォーキングブリーチ」という歯の内側に薬剤を入れる方法で歯を白くすることができます。
ただウォーキングブリーチは、保険適用外となっていることや薬剤を入れる穴を歯に開ける必要があること、色合わせが難しいと言った難点があり施術してくれる歯科医院は少なくなっています。
⑵歯の被せ物や詰め物が多い方。
ホワイトニングの効果があるのは天然の歯に限られます。
そのため、人工物である被せ物や詰め物が多い場合は自分の歯との色の差が目立って出てきてしまうんです。
差の出ている部分の色を揃えることもできますが、そのためには費用と時間がかかることを覚悟しなければなりません。
そして色を揃えられたとしても、いずれ色戻りがあります。
なのでまず天然歯を希望の白さまでホワイトニングしてから、セラミックなどで治療をやり直すという方法が一般的となっています。
⑶無カタラーゼ症の方。
無カタラーゼ症はホワイトニング剤に含まれる過酸化水素を分解する酵素が不足している体質のことを指します。
もし無カタラーゼ症の方が過酸化水素を体内に取り込むと、分解されないまま過酸化水素が残留して、進行性口腔壊死などの深刻な病気を招くリスクがあります。
なので無カタラーゼ症の方は、過酸化水素を用いる一般的なホワイトニングは絶対にやってはいけません。
⑷妊娠中や授乳中の方。
妊娠中や授乳中の人がホワイトニングをして何か問題が生じたという報告は、実は今のところありません。
ただ、事例がないということは裏を返すと妊娠中や授乳中のホワイトニングが安全であるかどうかの研究もなく、わかっていないんです。
なので、歯科医院では万全を期して施術を行わないことが一般的となっています。
ここまでホワイトニングのデメリットについて解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?
ホワイトニングは歯を白く美しくできる素敵な治療ですが、その効果や適切な方法は人によって違いがあり、それぞれにデメリットもあります。
ホワイトニングを始める際には、デメリットをしっかり把握して、自分に合った方法で魅力的な歯を手に入れていきましょう♪