【徹底検証】ホワイトニングは授乳中や妊娠中にしても大丈夫なの?

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妊娠中や授乳中は子育てにおいてとても大切な時期ですよね。
ただ、「歯を白くしたい」と言う気持ちもまた時期に関係なく生まれるものです。

そこで気になってくることについて、今回の記事でまとめました。

  • 妊娠・授乳中にホワイトニングはできるのかできないのか?
  • 妊娠・授乳中にホワイトニングを控えた方がいい理由とは?
  • 妊娠・授乳中でも行えるホワイトニング方法は何か?

上記について詳しく紹介していきますので、是非参考にして見てください♪

それでは、まいりましょう!

妊娠中や授乳中にホワイトニングは原則的にはできません

薬剤のホワイトニングによる妊娠・授乳中の子供への影響は大丈夫なのか?

とても気になりますよね。

結論から言うと、妊娠・授乳中に薬剤を使うホワイトニングをすることは歯科では推奨されていません!

ただ、はっきりと禁止されているわけでもなく、つまりできないともできるとも断言できないんです。

その理由は、ホワイトニングによる胎児・乳児への影響が厳密にはわかっていないことにあります。

ここでは妊娠・授乳中のホワイトニングについて判断すべきポイントをわかりやすく3つにまとめました!

それぞれ詳しく見ていきますので、ぜひ参考にしてみて下さい♪

妊娠・授乳中のホワイトニングについての5つのポイント
  1. ホワイトニングが与える子供への影響とは?
  2. 妊娠・授乳中のホワイトニング薬剤の使用は非推奨?
  3. 確認すべきは「止むを得ず薬剤を使用する」レベルなのか?
  4. 妊娠・授乳中にホームホワイトニングを控えたほうがいい理由とは?
  5. 薬剤に含まれる過酸化水素の妊婦さんへの影響とは?

授乳中や妊娠中のホワイトニングについて主な疑問は上記の5つに分けられます。

疑問の❶については、すでにこちらでお伝えしましたので、残りの疑問について見てみましょう。

妊娠・授乳中のホワイトニング剤の使用は実は推奨されていません

妊娠・授乳中のホワイトニングの薬剤の使用が推奨されていないことは、お伝えしました。ただ、それはどういうことなのか?市販のお薬を例に説明をしますね。

例えば市販のほとんどの薬には禁忌事項に「妊娠中」「授乳中」と記載されています。

中には飲んでしまっても単体なら子供に影響はないとされるものもあります。ただ、総合的に見ると「影響がなく安全である」とは言い切ることができません。

これと同様のことがホワイトニングの薬剤にも当てはなります!仮に悪影響がないとされるものでも万が一というのがあり得るという判断なんですね。

そのため「妊娠・授乳中の大事な時期にわざわざ不要なリスクを取る必要はない」と考えられているんです。

まずは「止むを得ずホワイトニング剤を使用する」ほどのレベルなのかを確認しましょう

「使わないより使った方がメリットがある」と判断された場合には妊娠・授乳中に薬剤を使うことはあります。

ただ、やはりホワイトニングするタイミングが「本当にこの時期にする必要があるのか?」改めて冷静に考えてみると良いでしょう!

妊娠・授乳中にホームホワイトニングを控えたほうがいい理由について

ホームホワイトニングはマウスピース以外の機器は必要なく手軽に自宅でできるホワイトニング方法です。

ただ、使われる薬剤は安全のために低濃度のものなので効果を実感するまで長い期間つづける必要があります!

その長い期間中は日々、一定時間マウスピースをはめなければいけません。

なので悪祖があったり育児で十分な時間を取りづらいケースがある場合は薬剤を使用するホワイトニングをするのが難しくなるんです。

過酸化水素が妊婦さんに及ぼす影響は不明なのが現状です

過酸化水素が含まれるホワイトニング剤の妊婦さんへの影響については、わかっていません。

過酸化水素の影響を立証するデータを臨床試験などによって得ることができていないため「完全に安全」と言い切れないんです。

なので万が一に備えるためにも妊婦さんはホワイトニング剤の使用を控えることをおすすめします!

過酸化水素を含む薬剤について

ホワイトニングの薬剤の中でも過酸化水素を使ったタイプは妊婦さんが控えた方がいい薬剤とされています!

前述しましたが過酸化水素を使った薬剤の注意書きにも、妊娠中や授乳中は使わない方がいいと書かれているんです。

なので妊娠・授乳中には過酸化水素を含む薬剤の使用をしないことをおすすめします!

過酸化尿素を含む薬剤とは?

ホームホワイトニングの薬剤の中には過酸化尿素が主成分になっているものがあります。

過酸化尿素は分解されると過酸化水素を発生する成分なので、妊娠・授乳中は使うのを控えるようにしましょう!

妊娠・授乳中も安心して歯を白くできる5つのホワイトニング方法とは?

ホワイトニング方法 やりやすさ コストパフォーマンス おすすめ度
専用歯磨き粉          
ホワイトニングサロン          
歯科のクリーニング          
歯のマニキュア          
着色しやすい飲食物を控える          

妊娠・授乳中の薬剤の使用は避けることをお勧めしてきましたが、いかがでしたでしょうか?

ここからは妊娠・授乳期間中も安心して行える5つのホワイトニング方法をそれぞれ紹介していきますね♪

①ホワイトニング専用歯磨き粉で歯磨きする

ホワイトニング歯磨き粉は過酸化水素などを含む薬剤ではありませんので妊娠・授乳中も問題なく使えます!

オフィスホワイトニングなどのように歯を漂白する効果はありませんが食べ物などによる着色汚れを除去して自然で健康的な白さにすることができるんです。

当サイトでは下記の記事より人気ホワイトニング歯磨き粉を実際に使っておすすめ順に紹介していますので、ぜひ見て見てくださいね♪

②セルフホワイトニングのサロンを使う

ホワイトニングサロンには資格を持つプロの歯科医師さんがいません。そのため専門家しか扱えない過酸化水素などの薬剤を基本的には扱っていないんです。

使われるホワイトニング剤の成分はポリリン酸など市販の歯磨き粉と同じ成分になります。ですので妊娠・授乳中でも施術することができます♪

ただ、中は例外もあるので使われているホワイトニング剤は事前にご自身で確認したほうが良いでしょう!

③歯のクリーニングを行う

実は歯医者さんでクリーニングしてもらだけでも歯の本来の色を取り戻して自然で健康的な白さにすることができます。

歯科のクリーニングは歯石や歯垢、ステインなどを落とせる上に歯周病の予防にもなるんです!

妊娠中はつわりなどが原因で歯磨きがおざなりになりやすいですしホルモンバランスの変化もあり、何かと口内環境が悪化しやすい時期ですよね。

もし妊娠中に歯周病があると、血液を介して退治にも菌の感染が起こり、早産の一因になることもあります。

なので、歯科のクリーニングを上手に活用することは、ホワイトニングしたい妊婦さんにおすすめの方法なんです♪

④「歯のマニキュア」を歯に塗布する

歯のマニキュアは歯そのものを白くする方法ではありません。

ただ、たとえば何か大切な予定に合わせて、その時までに歯を白くしたい場合に向いている方法です。

1つ2,000〜3,000円ほどで市販されており薬剤を自分で塗布する形で使います。効果の持続期間はおよそ1日となっています。

⑤色素沈着しやすい食べ物を避ける

歯磨きだけで、黄ばみの原因になる色素沈着を綺麗にすることはできません。

なので、妊娠・授乳中の期間だけでもいいので着色しやすい飲食物を控えることも、黄ばみを進行させない良い方法となります♪

着色しやすいものはコーヒーや紅茶、カレー、タバコなどある程度決まっているのでそれらを事前に調べておけばいいのです。

そうすることによって色素沈着しやすい飲食物を避けることができるようになるでしょう!

何よりもまず大切なのは歯の健康に気をつけることです

妊娠・授乳中も歯を白くしたい気持ちはいつでも同じですよね♪

ただ、すでに述べたように過酸化水素や過酸化尿素などを使う歯科のホワイトニングは控えるべきです。

なのでいつでもホワイトニングできるように、できるだけ歯の健康を保っていくことを大切にしてください。

特に妊娠の時期は歯を悪くしやすいのでご自身で歯の健康を十分に意識してケアすることが大切になります!

妊娠・授乳中に考えられる歯のリスク3つ
  1. 歯磨きがおろそかになりやすい
  2. 歯周病や虫歯になりやすい
  3. 赤ちゃんに感染しやすい虫歯菌や歯周病菌

ここでは妊娠・授乳中に考えられる上記3つの歯のリスクについてそれぞれ見ていきますね♪

歯磨きがおろそかになりやすい

妊娠している時、特に初期にのつわりの時期はつい歯磨きがおろそかになりやすくなります。

つわりがひどいと、ブラッシングするのを想像しただけで気分が悪くなることもありますよね。

ただやりようは様々あります♪歯磨き粉を変えるか使わずに歯磨きをしたり、時間を決めず磨けそうな時に磨いたり、マウスウォッシュを使うなど。

いくつかある解決策の中から自分に合う方法を見つけてみることをオススメします!

妊娠中は特に歯周病や虫歯になりやすい

歯磨きが疎かになると細菌の元となる歯垢がたまって急激な口内環境の悪化につながります。

また細菌の中には、妊娠期に増加する女性ホルモンによって活性化し歯周病の原因になるものもあるんです。

つまり妊娠中は特に虫歯や歯周病になりやすい危険があるといことを知っておいてください!

赤ちゃんに感染しやすい虫歯菌や歯周病菌

歯周病の菌は胎児が感染しやすく重度になると早産の一因にも挙げられているので気をつける必要があります。

また、さらに出産後になると今度は虫歯にも注意が必要になります。

生まれたての赤ちゃんに虫歯の菌はありません。赤ちゃんの虫歯の原因のほとんどが、お母さんの口からの感染によるものなんです。

なので歯周病や虫歯には細心の注意を払うようにしてください!

まとめ

ここまで妊娠・授乳中のホワイトニング剤の使用について詳しく紹介してきました。

お子さんにとって非常に大切な胎児〜乳幼児期。基本的にはリスクを伴う可能性がちょっとでもある方法は控えた方が良いでしょう!

ただ「どうしても歯の色が気になって何か対策を行いたい!」ということもありますよね。

そうした時にはご自身の歯の健康に配慮しながら専用歯磨き粉などリスクなくできるホワイトニングをお勧めします♪

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