タバコは健康への害が色々と指摘されていますが、口内や歯についても例外ではなく悪い影響があります。
最初から結論になってしまいますが、タバコを吸うことはホワイトニングに対して良いことがありません。
とはいえ喫煙は依存性があるので、今すぐ簡単にやめるのはなかなか難しいことでもありますよね?
なので喫煙者のホワイトニングする上での注意点を知っておくことが大切です。
ここからは喫煙者がホワイトニング後に注意が必要なことや、ホワイトニング期間中にタバコを吸いたい時の対処法などを紹介していきます!
ホワイトニング後の歯の状態とタバコの注意点とは?
そもそもホワイトニングをした後の歯はどんな状態なのでしょうか?
歯の表面は「ペリクル層」と呼ばれる膜状のものによってコーティングするような形でおおわれているんですが、ホワイトニングをすると薬剤によって一次的にペリクル層は剥がれます。
ペリクル層が落ちて表面がむき出しになってしまっている歯は繊細で敏感な状態にあり、普段より格段に着色しやすくなっています。
なのでタバコのヤニについてもホワイトニング後はより着色しやすくなってしまうんです。
このような理由からホワイトニング後は一定時間、喫煙はできるだけ控えたほうがいいのですが、その時間の長さはホワイトニングの方法によって差があります。
自分が行なっているホワイトニング方法ではどのくらいの時間、歯がデリケートな状態にあるのかを把握しておくことが大切になってくるんです。
ホワイトニング後にタバコを吸いたくなった場合は、これらのことに注意してみてください。
- ホワイトニング後のタバコの注意点2つ
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- ホワイトニング後の歯は繊細で敏感
- ホワイトニング方法ごとに喫煙を控えたほうがいい時間が違う
ホワイトニング後にタバコを吸いたくなった時の対処法3選!
ホワイトニングの施術の後は、薬剤の影響で歯の表面を覆うペリクル層が剥がれて、むき出しになっておりタバコのヤニで着色しやすい状態になっています。
そんな時にタバコを吸いたくなったらどうすればいいのか?その対処法は主に下記の3つになります。
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- 一定時間、喫煙をしない。
- どうしても吸いたい時は3本以内にする。
- 喫煙後すぐに歯磨きをする。
⑴一定時間、喫煙をしない。
前の項で説明しましたが、基本的にホワイトニング後は喫煙を控えるようにする必要があります。
- 喫煙控える制限時間の目安
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- オフィスホワイトニング:約24時間
- ホームホワイトニング:最低でも約1時間以上
⑵どうしても吸いたい時は3本以内にする。
ホワイトニング後、一定時間タバコを吸わないことが基本であることをお伝えしましたが、喫煙には依存性があるため、我慢するのが簡単ではない事もありますよね。
どうしても喫煙したくて仕方がない場合は、タバコを吸うのはできるだけ3本以内に抑えるようにしましょう。
⑶喫煙後すぐに歯磨きをする。
ホワイトニング後にタバコを吸ってしまった時に大切なのはその後のケアです。
喫煙後は普段より歯磨きを入念に行うようにしてください。
特に着色しやすい歯の裏側はより丁寧に磨く必要があります。
またタバコのヤニは基本的には水にすぐ溶けるものです。ただ、色素が沈着したりペリクル層の内部に入ってしまうと一転してなかなか落とせなくなります。
なので、
このように喫煙後に時間を空けずに口をゆすいだり歯磨きをする事で着色汚れをつきにくくすることができるんです。
ホワイトニング後は思い切ってタバコをやめてみる
やめたくても容易にやめることができないのがタバコです。
ただ、喫煙を続けているとホワイトニングをしてもそこからまた着色汚れがついてしまいますし、その分ホワイトニングの費用もかさんでしまいます。
なのでホワイトニングで歯を白くする時には、これを機に思い切って禁煙をされることをオススメします。
いかがでしたか?
結論からいうと、より着実に効果的にホワイトニングをするために一番いいのは、タバコをやめることです。
ただ、どうしてもすぐに禁煙ができないという場合は、入念に歯をケアしていく必要があります。
今回の記事で紹介した方法を参考に、歯のホワイトニングにお役立ていただけたら幸いです。