レッドスムージーにおすすめの野菜9選!保存方法まで徹底解説!

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レッドスムージーは野菜の「緑臭さ」が苦手な方にも飲みやすいと人気です。

ただ、赤い野菜は普通の野菜に比べて手に入りづらいこともあり、レッドスムージに何を入れるかは厳選したいですよね♪

今回はレッドスムージーにおすすめの赤い野菜と、その栄養や効果そして保存方法などをご紹介します。

レッドスムージーにおすすめの赤い野菜9選はこちら


レッドスムージーだからといって「赤い野菜や果物だけ」しか使わないワケではありません。レッドスムージーには赤い野菜だけでなく他の色の野菜や果物を使ってもOKです。

グリーンスムージーは主に「緑色の葉っぱ」を食材として使いますが、他の野菜も使っていいのと同じです。

赤い野菜には、グリーンの野菜の栄養に加えて赤い野菜だからこそ含まれる栄養も多く含まれています。

その赤い野菜のみが持つ成分は、アンチエイジングにも効果的な成分がいっぱいです。ですから赤い野菜を賢く買って、賢く使ってレッドスムージーを楽しみましょう♪

レッドスムージーにおすすめの野菜
  • トマト
  • レッドキャベツ(紫キャベツ)
  • パプリカ
  • ビーツ
  • 赤かぶ
  • アーリーレッド(紫タマネギ)
  • ニンジン
  • カボチャ
  • 紫芋

これらのオススメ食材に含まれる栄養成分と、その栄養成分で期待できる効果や、その食材の保存方法などなどをご紹介します。

トマトは入手しやすいアンチエイジングの最強食材!

トマトは種類も多く、1年を通して手に入りやすいおすすめの食材です。


栄養成分
期待できる効果

トマトに期待できる成分は「リコピン」や「βカロテン」です。

「リコピン」は強い抗酸化作用を持ちシミやシワの予防にもなることから、アンチエイジングの栄養成分と言われています。

「βカロテン」にも強い抗酸化作用があり老化や動脈硬化、がんなどの生活習慣病の予防効果も期待できます。

保存方法

生のトマトは常温保存すると熟していきますので、適度なところでビニール袋などに入れて冷蔵庫の野菜室に保管しましょう。

しばらく使えないなどの場合は、ヘタを取って洗った後、水気を拭き取りラップなどでくるんで冷凍します。

冷凍したものは切ってそのままスムージーにすることができます。

備考

トマトの「リコピン」は加熱をすると2〜3倍吸収されやすくなることが分かっています。美肌には嬉しい効果ですね。

トマトは加熱すると酸味が消えて甘味が出ます。ただし、酵素は熱で壊れてしまうので目的にに応じて下準備の方法をかえましょう。

秋・冬にオススメのレッドキャベツ(紫キャベツ)は整腸作用も!


一年中スーパーで見かける緑のキャベツと違い、紫キャベツはあまりみかけませんね。

紫キャベツの旬は秋〜冬。緑色のキャベツの旬とは正反対の時期に出来ます。

栄養成分
期待できる効果

キャベツに含まれる有名な成分はというと「ビタミンU」です!別名を「キャベジン」と呼ばれます。

もちろん、あの商品名もこの「ビタミンU」に由来します。

「ビタミンU」は抗潰瘍作用を持ち、消化も助ける整腸作用があります。もちろん、この「ビタミンU」は紫キャベツにも豊富に含まれています。

さらに、紫キャベツの紫色は「アントシアニン」というポリフェノールの色です。強い抗酸化作用を持ちます。

「アントシアニン」は緑のキャベツにはなく「紫キャベツ」に特有の栄養です。

保存方法

キャベツの保存方法は0〜5℃ですので、冬であれば常温保存でも大丈夫です。

キャベツ類は買ったらすぐに芯を取り除いて、濡らしたティッシュを詰めておくと新鮮さが保てます。

ただ、芯をくり抜く勇気が出ない方は、紫キャベツは早めに食べるのが得策です。紫キャベツは小さめですし!

備考

紫キャベツは生食に向いています。生のまま使いましょう。

唐辛子の仲間のパプリカは痩せる成分カプサイシンが豊富♪


パプリカはオランダや韓国からの輸入が多く、1年中スーパーで見かけますね。でも、旬は6月〜9月頃です。

栄養成分
期待できる効果

実は、パプリカは唐辛子の仲間だってご存知ですか?

唐辛子の成分で有名なのは「カプサイシン」ですが、パプリカにも「カプサイシン」が含まれます

「カプサイシン」と言えば辛さで脂肪が燃焼しそうなイメージですが、実はβ-カロテンよりも強い抗酸化作用もある成分なんです。

また、パプリカは夏の野菜にしてはめずらしく、冷えを解消する効果もあります。冷えの気になる方は是非取り入れたい食材です。

保存方法

パプリカ丸ごとの場合、保存は冷蔵庫の野菜室でOKです。

半分使って、その後なかなか使えないという場合には冷凍するという手もあります。

冷凍する場合には洗ってからカットして、ワタを抜いてからビニール袋などに入れて冷凍しましょう。

解凍するとパリパリ感は無くなりますが、スムージーに入れる分には問題ないですね。

備考

一般的に「ビタミンC」という成分は熱に弱いのですが。パプリカのビタミンCは油を使った加熱調理に強いという特徴があります。

スムージーで残った場合には是非油で炒めて食べてみてください♪

また、パプリカは粉末にされたパプリカパウダーもよく見かけます。料理の色味付けなどにも使われますが少し風味があります。

お口に合いそうでしたら是非レッドスムージーにも入れてみてください。手に入りやすいのでパプリカパウダーもレッドスムージーにオススメです。

食べる輸血とも言われるビーツは缶詰でも手に入れたい!

生のビーツを見かける機会はあまりありませんが、旬は6~7月、11~12月ごろです。

栄養成分
期待できる効果

ビーツと言えば、日本ではロシア料理のボルシチで使うくらいしか馴染みがありませんからロシアの野菜のイメージですね。

でも、実は「火焔菜(かえんさい)」という日本名もある江戸時代から親しまれている食材なんです。

ビーツの栄養はとても「凄く」てビタミンが多岐にわたって豊富に入っているので「食べる輸血」とも「奇跡の野菜」とも言われています。

ビーツの赤い色は「ベタシアニン」というポリフェノールです。

「ベタシアニン」はポリフェノールの中でも、とりわけ強い抗酸化作用を持っています。

保存方法

葉付きのビーツは葉の付け根の部分から切り落とし、根の部分と分けてビニール袋などに入れて冷蔵庫に入れておきます。

根の部分は1週間、葉の部分は2日以内に使ってしまいましょう。

根の部分は冷凍保存も可能です。茹でてから皮を向いて適当な大きさに切ってから冷凍しましょう。

備考

生のビーツはあまりみかけないのですが通販では1kg1,000円ほどで買えるようです。

手近には缶詰が一番手に入りやすいので、是非缶詰も活用してください。

アントシアニンも豊富な赤かぶは体を温める成分も♪


赤かぶは中まで赤いものと、表面だけ赤いものがあります。産地により1年中に旬があります。

栄養成分
期待できる効果

赤かぶの赤い色は「アントシアニン」で、強い抗酸化作用があります。

また、赤かぶは特に消化酵素が豊富なので、できるだけ生で取り入れましょう。かぶ類は生で食べても美味しいですよね♪

保存方法

葉付きの赤かぶは葉の付け根の部分から切り落とし、根の部分と分けてビニール袋などに入れて冷蔵庫に入れておきます。

根の部分は1週間、葉の部分は2日以内に使ってしまいましょう。

根の部分は冷凍保存も可能です。ビーツとは異なり生のまま適当な大きさに切って冷凍すれば大丈夫です。

備考

カブは苦味も少なく生でも取り入れやすい食品です。是非生のままレッドスムージーに入れましょう。

茹でた場合には栄養素がお湯に溶け出すのでお湯もしっかりと活用しましょう。

レッドスムージーに入れてもいいですがスープなどで温かく飲むのも美味しいですね。

辛みが少ないタマネギのアーリーレッド(紫タマネギ)は生でもOK!


1年間通じて販売されているそうですが、あまり見ませんよね。北海道産物の旬が9月で、その頃にはスーパーでも見かけることがあります。

栄養成分
期待できる効果

タマネギ特有の辛み成分の「アリシン」と、アーリーレッド特有の「ポリフェノール」の栄養が期待できる栄養価の高い食材です。

タマネギ本来の栄養「アリシン」の血液サラサラ成分は疲労回復にも効果を発揮します。

アーリーレッドは、「アリシン」だけでなく「ポリフェノール」の抗酸化作用も加わるのでアンチエイジングににとても良い食材です。

保存方法

黄色タマネギは、常温で保存しますが、アーリーレッドは冷蔵保存します。冷蔵保存でも1週間程度しか持たないので早めに使うほうが良いようです。

冷凍保存する場合には最終的に使う形にカットした後、1回に使用する分ずつラップします。

備考

アーリーレッドは少しタマネギ臭はありますが、辛みが少ないので生でそのままレッドスムージーに入れてしまいましょう。

余ってしまったアーリーレッドは、酢漬けもおすすめです。

アーリーレッドの色でお酢もピンク色に染まり、カラフルになるのでサラダの彩りにも便利です。

ニンジンのオレンジ色βカロテンはアンチエイジングに最高!


ニンジンといえば、いつでもスーパーの青果コーナーで売っていますよね。また、料理の彩りにも良いので冷蔵庫には常備されてることも多くいつも旬のように感じる野菜です。

でも、そんなニンジンにも、きちんと旬があります。いつだと思いますか?実は冬が旬なんです。

栄養成分
期待できる効果

ニンジンといえば「βカロテン」といえるほど、誰でも知っている成分はニンジンの英語名キャロットから取られた成分名です。

「βカロテン」は強い抗酸化作用がある成分で老化や動脈硬化、がんなどの生活習慣病の予防効果も期待できます。

保存方法

ニンジンの保存方法は、ビニール袋などにいれて野菜室で冷蔵保存するのが一般的です。

でも、お忙しい主婦の方や、あまりニンジンを使わない一人暮らしの方には冷凍保存も可能です。

使う時の形に切ってジプロックなどに入れて冷凍保存すれば、必要時に必要な分だけ取り出して使えます。

備考

冬が旬の根野菜は体を温める効果があります。冷え性の方には嬉しい効果ですからレッドスムージーにも入れたいですね。

ニンジンに含まれる「β-カロテン」は加熱する方が吸収がよくなります。電子レンジで温めてからレッドスムージーに入れるのもいいですね♪

ただ、加熱すると「酵素」や「ビタミンC」は壊れてしまいますので目的に合わせて加熱するかを選んでください。

抗酸化作用豊富なカボチャで体を温める効果も♪


ハロウィーンのイメージのあるカボチャですが、旬はハロウィーン時期を含めた7月〜12月と長めです。

栄養成分
期待できる効果

カボチャは「カロテン」「ビタミンB群」を多く含くみ、「ビタミンC」や「βカロテン」も含みます。

さらに不溶性食物繊維も多く含みますので、栄養価も高く便秘予防には最適な食材です。

保存方法

かぼちゃは丸ごとの場合、常温で長期保存が出来ます。ただ、切ってしまったものは種とワタを抜いて冷蔵庫で保存します。

茹でたり加熱したものも、タッパーなどに入れて冷蔵保存しましょう。

長期保存したい場合には解凍後の使用サイズにカットの上、電子レンジで加熱してからビニール袋などに入れて冷凍しましょう。

備考

かぼちゃは炭水化物を多く含む緑黄色野菜なので、糖質制限をされている方は避けることをおすすめします。

栄養は水溶性のビタミンが多いため、茹で汁を使わない調理の場合には電子レンジなどを使って加熱することをおすすめします。

加熱した方が甘味が増して美味しくなりますよ♪

アントシアニンが豊富な紫芋は実はスーパーフード!


紫芋の旬は11月〜2月と冬の時期になります。日本では九州の南側から沖縄などで栽培が盛んです。

栄養成分
期待できる効果

紫芋は中まで赤いため、サツマイモよりも「アントシアニン」を多く含みます。

「アントシアニン」は「ポリフェノール」の一種で強い抗酸化作用を持っています。

紫芋は見た目とは異なり甘味が少なく、他のイモ類と比べると低糖質なのが特徴です。

保存方法

保存温度は13~16℃です。冷蔵庫に入れると低温障害を起こしてしまいますので常温保存しましょう。

冷凍保存する場合には蒸すか電子レンジで加熱してから、適当な大きさに切って冷凍します。

備考

紫芋はイモ類ですので、不溶性食物繊維を多く含みます。便秘予防には良いのですが、既に便秘の症状が出ている場合には避けた方がいいでしょう。

イモ類は生食はできませんから、レッドスムージーには一度加熱してから入れるようにしましょう

レッドスムージーの食材に対する口コミの嘘


スムージーを始めるにあたって、いろいろなサイトでいろいろな謎の噂が流れています。ここでは、その謎の噂について信じるべきかを考えたいと思います。

レッドスムージーの食材に関する謎の噂
  1. レッドスムージーには新鮮な生の赤い野菜やフルーツのみしか使えないって本当?
  2. 本当にレッドスムージーにはイモ類やカボチャを使ったらダメなの?
  3. レッドスムージーには牛乳やヨーグルトを入れてはいけないの?

などなど、世の中に転がっているレッドスムージーの噂に従うべきかをご紹介します。

レッドスムージーには新鮮な生の赤い野菜やフルーツのみしか使えないって本当?

レッドスムージに入れるのは野菜や果物は生のものでなくても大丈夫です。さらにいえば赤い野菜や果物以外の物も入れていいんです。

レッドスムージーは生の赤い野菜や果物を皮や種ごとミキサーにかけて作ると説明されていることが多くあります。

でも、赤い野菜や果物はスーパーフードが多いので、生で手に入れるのは難しい場合が多いですよね。

さらに、手に入りやすい赤い食材のみでレッドスムージーを作るようにすると同じレシピになりがちです。

同じ食材でレッドスムージーを作り続けると栄養も偏ります。

ですから、冷凍、缶詰、粉末などを利用し、栄養バランスも考えて赤くない食材も入れてみてください。

そう考えると、ちょっとレッドスムージーが作りやすくなりませんか?

もちろん、生の野菜や果物には酵素がたくさん詰まっていますから、できるだけ生の食材を利用するのは賛成です。

でも、「生」とか「赤い食材」にこだわりすぎるのは禁物です。

本当にレッドスムージーにはイモ類やカボチャを使ったらダメなの?

レッドスムージーにイモ類やカボチャを使っても問題ありません。

とはいえ、イモ類やカボチャなどは炭水化物を多く含むものもあるため、レッドスムージーには不向きと言われています。

イモ類やカボチャは不溶性の食物繊維を含むので、お腹で消化されない食物繊維はそのまま腸にたどり着きます。この食物繊維は便のカサとなります。

便秘の時に大量の不溶性食物繊維が腸に入ると便秘をさらに悪化させる恐れがあります。便が肛門近くで詰まって硬くなってしまうからです。

でも、反対に快腸の時には便秘を予防するはたらきもあります。不溶性食物線が入ることで腸の蠕動(ぜんどう)運動が活発になり、より快腸になるのです。

イモ類やカボチャを使いたい時には、ご自身の腸の調子を伺ってから調整しましょう。

もちろん、イモ類やカボチャをレッドスムージに入れる場合には加熱してからお使いください。加熱することで甘味も増して美味しいスムージーになります。

但し、入れ過ぎは厳禁!腹持ちはよくなるのですが、イモ類やカボチャの炭水化物は糖質に変わります。レッドスムージーにイモ類やカボチャを入れすぎると痩せませんのでご注意を。

レッドスムージーには牛乳やヨーグルトを入れてはいけないの?

レッドスムージーに牛乳やヨーグルトを入れるのは一概に悪いとはいえません。

牛乳やヨーグルトには動物性タンパク質がありビタミンの吸収を妨げるからレッドスムージーに入れてはいけないという説もあります。

ただ実際には、ビタミンが吸収できなくなるというよりは動物性タンパク質を吸収するためにはビタミンが必要なためこう言われるようです。

つまり、せっかく取った動物性タンパク質を吸収するためにも野菜のビタミンは重要ということです。

また、牛乳やヨーグルトには「カルシウム」も入っています。「カルシウム」は、骨粗鬆症になりやすい女性には必要な栄養ですから是非取りたいです。

ただ、思った以上に牛乳やヨーグルトには脂肪分が多いので低脂肪のものか無脂肪のものを選ぶようにしてください。

まとめ

レッドスムージーを作ろうとすると赤い食材選びで困ることもあります。ネットの噂がレッドスムージー作りの足かせになることもあります。

でも、ちょっと考え方を変えたりちょっと工夫すると、たくさんのストレスから解放され楽になります。楽に考えれば赤い食材も揃えやすく、食材の保存もしやすくなるんですよね。

食材の保存がしやすければ、たくさんの種類の食材も揃えられますから、毎日いろいろな種類の食材でレッドスムージーを作ることもできます。

レッドスムージーの食材である赤い食材はアンチエイジング食材です。毎日、様々なアンチエイジング食材の栄養を取り入れてより美しく、より元気に毎日を楽しみましょう♪

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