【ホットヨガで頭痛、吐き気、目まい⁉︎】体験から学んだ予防策!

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私が初めてホットヨガを体験したときの話です。

体力には自信のあった私は、途中でかなりクラクラと目まいがしたものの最後までホットヨガをやり続けました。

しかし、それが仇となりレッスン終了後は、さんざんな目にあうことになったのです。

まず、ひどい頭痛吐き気・めまいに襲われて立っていることができなくなりました。

スタッフの方に状態を説明すると休憩ロビーに少し横になっていていいですよと言われ、バスタオルをかけていただき寝転んだまま1時間ぐらいは気を失っていたと思います。

大型スポーツジムに併設されたホットヨガスタジオだったせいか私が寝転んでいても、単に昼寝をしているだけと思われたのです。

今思えば恐ろしい話です…。

ホットヨガで頭痛やめまいに襲われたという口コミが多いので、今回はこの問題について掘り下げていきたいと思います。

私がホットヨガで頭痛と目まいに襲われた原因

体力に自信があった私が、はじめてのホットヨガの後に1時間も気を失ってしまう事態に陥ったのか?

その原因を探ってみると次の3つの落とし穴があったことに気づきました。

頭痛にみまわれた原因
  1. 水分補給をあまりしなかった(熱中症?)
  2. 生理4日目だった(貧血気味?)
  3. ふだんから血圧は低め(低血圧?)

では一つ一つ、詳しく検証していきます。

【もしかして熱中症?】私の5つ勘違い行動!

私がホットヨガの体験をしたときの状況を以下のとおり振り返ってみると、軽い熱中症になっていた可能性がかなり大きいことがわかります。

  1. 頭痛でひどいことになった体験日は、真夏で夏バテ気味、しかも最も暑い正午過ぎだった。
  2. 冷房のガンガン効いた自宅から歩いて数分のスタジオに、レッスン前ギリギリに入り、いきなり高温・多湿にさらされた。
  3. さらに、何かの我慢大会とカン違いした私は、水を極力飲まずにレッスンを受けた。
  4. 初めての方は気にせず途中退室して休むよう進められたが、つい最後までガンバって退出しなかった。
  5. はじめてのホットヨガでの大量の発汗に驚き、汗をかけばかくほど身体に効いていそうだと勘違していた。

今ふりかえると、熱中症になるのは無理もない状態だったといえます。

【油断は禁物!】生理4日目と大量の発汗は貧血に関係ある?

ホットヨガの体験で、頭痛による目まいと吐き気に襲われた原因は他にもあります。

ホットヨガの体験日が生理4日目だったことと血液の生成に必要なミネラル分が、大量の発汗とともに失われたことによって、軽い貧血の症状がでていた可能性があります。

生理時には貧血ぎみになるという知識はあったものの、生理4日目で経血量も少なく大丈夫だろうと油断しきっていました。

また、初めてのホットヨガの場合、短時間での大量の発汗に体が慣れていません。

汗には種類があって一度に大量にかく汗はミネラルなどが一緒に流出しやすい性質があります。

一緒に有害なものもでていくためにデトックス効果はある半面、マグネシウム、ナトリウム、カリウム、カルシウム、鉄分…などが汗と一緒にどんどん出て行ってしまうのです。

ただでさえ貧血気味のところへ来て、血液中のミネラルまで激減してしまった状態だったといえます。

低血圧の疑いについて?


ホットヨガ初心者の私は、またふだんから血圧は低めでした。

生理4日目に大量の発汗によりミネラルが放出した際に、鉄分も一緒に出て行ったことが考えられます。

鉄分が不足した身体は、生命を維持するために血圧を急速に上げようとします。

ここがポイントです。

ふだん、血圧が低めなの私が、急激な血圧な変化により頭痛やふらつき目まいを生じた可能性は大です。

私がホットヨガ後に頭痛になった原因のまとめ


私が初めてのホットヨガ体験で頭痛により1時間、気を失った原因をまとめます。

  • 水分補給を十分にせずに熱中症になってしまった。
  • ホットヨガ初体験日が、生理中で貧血気味だった。
  • 急な血圧の変化に耐えられなかった。

さらに、悪いことに直前の食事は控えるようにという注意があったにもかかわらず、食事をしてすぐにホットヨガのレッスンを受けてしまっていました。

自分の体を過信しすぎたなと反省しています。

ホットヨガで頭痛にならないようにする4つの予防策

私の苦い体験から、ホットヨガで頭痛を起こさないための予防策を以下に4つまとめてみました。

  1. こまめな水分補給(ミネラルウオーターが◎)を心がける。
  2. ホットヨガの前後にはにビタミン・ミネラルが豊富な食事をする(1時間~2時間前が◎、直前直後は×)さらにホットヨガのレッスン直前の食事は控える
  3. ホットヨガの体験予約は体調がよい日にする。
  4. 自分にあったホットヨガスタジオを選ぶ。

はじめは無理をせず、頭痛の症状がでたらすぐに途中退出するなど自分の身体の声をよく聞いてホットヨガの環境に体を慣らしていきましょう。

【熱中症からくる頭痛を予防!】ホットヨガに最適なミネラルウオーターはコレ!

ホットヨガの体験をする際には、必ず500ml以上のミネラルウォーターを持参して、ノドが渇いたという実感がなくても、こまめに水分補給をするようにします。

汗をかく前に、なるべくガブ飲みではなく水分を少しずつ口に含ませて飲むようにしてとっておくとよいようです。

ホットヨガの体験の際には、500ml以上のミネラルウォーターを持参してスタジオに入るよう受付の人から言われます。

私も言われた通りに水をもっていたのですが、まったく飲まずにレッスンを受け続けてしまったのでした。

【軟水と硬水どっちがいい?】ミネラルウォーターの選び方

ミネラルウオーターには、軟水硬水があります。

ホットヨガをするときには、ミネラル成分が豊富な硬水を選ぶとよいでしょう。

以下は、軟水硬水の簡単な比較表です。

ミネラルが含まれる量 おすすめ度
軟水
硬水

おすすめの硬水ミネラルウオーター3選!


ミネラルウオーターには、硬水のものだけでも多くの種類がありますが、手に入りやすい大手メーカーのミネラルウオーターを3つ厳選しました。

商品 硬度 100mlあたりの栄養成分 購入のしやすさ 効果
エビアン 304mg/L カルシウム8.0mg
マグネシウム2.6mg
ペリエ(発泡水) 415mg/L ナトリウム1.18mg
カルシウム15.5mg
マグネシウム0.68mg
カリウム0.13mg
リン1mg未満
コントレックス 1468mg/L カルシウム234mg
マグネシウム37mg
カリウム1.4mg

お水はホットヨガスタジオの受付でも購入することができます。

あまり市販されていない商品が多いせいか割高となりますので、事前に購入して持参するのことをおススメします。

【貧血からくる頭痛を予防!】ホットヨガ前後の食事のとり方に気をつけて!


こちらのページでまとめていますので参考にしてください。

【究極の頭痛予防?】体調が悪い日はホットヨガの体験予約を入れないで!

睡眠不足が続いていたり体調がすぐれないときには、いったん予約した体験予約をキャンセルしてもいいので、身体を大切にしましょう。

ホットヨガの環境に慣れてくれば問題ありませんが、貧血になりがちな生理中にホットヨガ初体験をするのも控えた方がよいです。

【湿度・温度管理で選んで頭痛を予防?】ホットヨガスタジオ比較一覧


以下の表は、当サイトの口コミ記事で紹介しているヨガスタジオの設定温度・室温についてまとめた一覧です。

ヨガスタジオ名 提唱している温度・湿度 暖房方式 安全度 常温ヨガ
ラバ 温度30~40度前後・湿度は55~65% ヒーター あり
カルド 温度40度・湿度55% 酸素を燃焼しない熱伝導式のヒーター&床暖房 あり
ララアーシャ 温度・湿度は不明 溶岩石の床による床暖房方式 あり
ビクラムヨガ 室温40度、湿度40% ヒーター なし
ロイブ 室温38℃、湿度65% 酸素を燃焼しないサウナストーブ なし
ラビエ 室温38度、湿度65% ヒーター方式 なし
インナビューティースタジオ 室温38℃、湿度65% 床暖房方式 なし
ヨガプラス 最適な室温・湿度に調節されているとされるが不明 ヒーター方式 あり
ドゥミルネサンス 常温ヨガのみ
まとめ

私が、気を失ったことがある体験レッスンは、女の教科書では紹介していないホットヨガスタジオです。

しかも、今より仕事が忙しくて不規則な生活で体が疲れていた数年前の話です。

先ほどの一覧で△をつけてしまったスタジオには申し訳ありませんが、これはあくまで比較による結果です。

私は実際に一覧にあるすべてのホットヨガの体験に行ってみましたが、どのスタジオも頭痛になったり具合が悪くなったりしませんでした。

なぜなら頭痛をおこした原因を考え、予防に努めたからです。

  • ミネラルウォーターでまめに水分補給をする。
  • 数時間前に、栄養バランスの良い食事をとっておく。
  • 体調のよい日に体験予約をする。はじめは無理をせずに徐々に慣らしていく。
  • 自分にあった室温・湿度のスタジオを選ぶ

これらのことを守ればホットヨガの体験で頭痛や吐き気に見舞われることはありません。

体調管理を万全にして、ぜひホットヨガの体験を楽しんでください。

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