【最新版】肌に優しいクレンジングオイルおすすめ人気ランキングTOP10

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  • たくさんのオイルクレンジングがあるけど、結局どれを選んでいいかわからない…
  • 安いクレンジングって使うとダメなの?プチプラでおすすめのクレンジングオイルはどれ?
  • クレンジングオイルって肌に悪いの?敏感肌の私が使っても大丈夫?

クレンジングオイルについてこのようなお悩みをお持ちではないでしょうか?

今回編集部では、クレンジングオイルの正しい選び方や、おすすめの製品、さらに、正しい使い方や、オイルクレンジングの都市伝説(!)に至るまで、クレンジングオイルに関するあらゆる情報をご紹介していきます。

クレンジングオイルについて気になっていることや不安に思っていることが、この記事を読むことで解消されるはず!

是非最後までお読みくださいね。

編集部が徹底比較したクレンジングオイルを10個紹介します!

編集部は今回、巷で人気の10個のクレンジングオイルを徹底比較しました!

ここではその結果をおすすめ度順で紹介します。

商品名 ベース 保湿力 価格
アテニアスキンクリアクレンズオイル
エステル系オイル アルガンオイル、バオバブオイルなどの保湿成分 【通常価格】1,700円
くすみ除去、くすみ予防ができるアンチエイジングクレンジングオイルと言えばアテニアスキンクリアクレンズオイル。肌に優しくしっかりメイクを落とせるので、ここ最近話題のオイルクレンジング。コスパが良いのも支持されている理由です。
商品名 ベース 保湿力 価格
ファンケルマイルドクレンジングオイル
エステル系オイル グリセリン、メドウフォーム油などの保湿成分 【初回価格】500円(ハーフサイズ)
【通常価格】1,700円
TVCMでもおなじみのファンケルのマイクレ。ふわふわとメイクが浮いてくるので、まさに「なで落ち」できちゃうすぐれもの。お肌に優しいだけでなく、角栓ケアもできるので毛穴に悩んでいる人にもおすすめです。
商品名 ベース 保湿力 価格
シュウウエムラアルティム8∞スブリムビューティクレンジングオイル
油脂 スクワラン、ホホバ種子油などの保湿成分 【通常価格】4,400円
品質的には圧倒的1位のシュウウエムラのクレンジングオイル。高品質な油脂がベースになっているので、もっとも肌に優しく洗えます。ただし、その分価格が高め。超が付くほどの乾燥肌さんにはおすすめのクレンジングオイルです。
無印良品マイルドオイルクレンジング敏感肌用
油脂 グリセリンなどの保湿成分 【通常価格】950円
プチプラクレンジングの中ではかなり肌に優しい成分で作られている無印の敏感肌用のクレンジングオイル。通常のクレンジングオイルと比較するとベースの成分がより肌に負担をかけないものになっています。メイク落ちは通常版とほぼ変わりませんよ。
商品名 ベース 保湿力 価格
カウブランド無添加メイク落としオイル
エステル系オイル セラミドなどの保湿成分 【通常価格】700円
認知度はあまり高くありませんが、とにかく高品質な製品の多いカウブランド。このクレンジングオイルも肌に優しい成分で構成されています。ヒト型セラミドが入っているので保湿力もばっちり。負担をかけずにクレンジングできますよ。
商品名 ベース 保湿力 価格
ハイピッチディープクレンジングオイルW
エステル系オイル 特になし 【通常価格】1,000円
口コミ評価がとても高い、ハイピッチのクレンジングオイル。ベース成分が肌に優しいので、プチプラクレンジングなのに洗い上がりはしっとり。ノンコメドジェニックテスト済みなので、脂性肌の人でも比較的安心して使えるオイルクレンジングです。
商品名 ベース 保湿力 価格
dプログラムディープクレンジングオイル
油脂+炭化水素油 特になし 【通常価格】2,500円
あの資生堂の敏感肌ブランド「dプログラム」のクレンジングオイル。ベース成分は比較的肌に優しいものが使用されています。保湿成分はほぼ入っておらずシンプルな配合。余計な成分が入っていないので、化学成分にアレルギーなどを持っている方にはぴったりです。
商品名 ベース 保湿力 価格
無印良品マイルドオイルクレンジング
炭化水素油 ホホバオイル、グリセリンなどの保湿成分 【通常価格】780円
口コミで大人気の無印のクレンジングオイル。敏感肌用とは異なり、炭化水素油がベースなので脱脂力が高めです。ただ、保湿成分が配合されているので、少しは乾燥が軽減されているかも?洗顔後ははやめの保湿をおすすめします。
商品名 ベース 保湿力 価格
ビフェスタクレンジングオイルポアクリア
炭化水素油 グリセリン、ヒマワリ種子油などの保湿成分 【通常価格】1,000円
今話題のビフェスタのクレンジングオイル。ベースは脱脂力が強めですが、いくつかの保湿成分が入っているので、少しは乾燥予防になっているかも?洗浄力はばっちりなので、洗顔後はすぐに保湿してくださいね。
商品名 ベース 保湿力 価格
ビオレメイク落としパーフェクトオイル
炭化水素油 特になし オープン価格
オイルクレンジングと言えばコレを思い出す人が多いのでは?というほど超メジャーなビオレのパーフェクトオイル。メイク落ちは最強ですが、ベース成分の脱脂力が強く、かつ、保湿成分も配合されていないのであまりお肌には優しくありません。

目からうろこ!肌に優しいクレンジングオイルの正しい選び方

参考:小西さやか(2016年)『日本化粧品検定1級対策テキスト』主婦の友社

クレンジングオイルは、クレンジングの種類の中で最も洗浄力が高く、一般的に、濃いメイクやウォータープルーフ系のコスメを落とすのにぴったりと言われています。

一方で、通常のメイクを落とす際にオイルタイプを使用してしまうと、必要以上に肌の水分や油分が奪われてしまうため、肌が乾燥しやすいとも言われているんです。

ところがそれは一般論。

実は最近、水分や油分を落としすぎない、お肌に優しいクレンジングオイルが登場しているんです。

そこでまずは、どういう基準でクレンジングオイルを選べばよいのか、最新の情報を交えて3つのポイントを紹介していきますね。

最新!クレンジングオイルの選び方
  1. ベース剤が油脂またはエステルであること
  2. 保湿成分入りのクレンジングオイルを選ぶこと
  3. コスパの良いものを選ぶこと

1.ベース剤が油脂またはエステルであること

タイプ 特徴 成分名
油脂 皮脂に近くエモリエント効果も抜群。クレンジングのベース剤に使用される場合も、肌の油分・水分を必要以上に落とすことなく優しく洗える。 植物油:オリーブ果実油、ツバキ油、マカデミアナッツ油、ヤシ油、ダイズ油、ココナツ油、アーモンド油、パーム油、コメヌカ油、シア脂、アルガニアスピノサ核油(アルガンオイル)など
動物油:馬油など
エステル油 油脂は天然成分であり原料の生産が安定しないため、油脂と同じ構造を持つ油として合成された油。変質しにくく、生産が安定することもあって価格も低く抑えられる。 エチルヘキサン酸セチル、トリエチルヘキサノイン、ミリスチン酸イスプロピル、テトラエチルヘキサン酸ペンタエリスリチルなど
炭化水素油 肌の水分蒸発を抑える働きがあるが、クレンジングのベース剤として使用されると肌の油分・水分を必要以上に奪ってしまう可能性がある。 ミネラルオイル、ワセリン、スクワラン、マイクロクリスタリンワックスなど
参考文献
かずのすけ(2016年)『化学者が美肌コスメを選んだら…』三五館
久光一誠(2017年)『美肌のために、知っておきたい 化粧品成分表示のかんたん読み方手帳』

クレンジングオイルのベース剤である「油性成分」はいくつかのタイプに分類されます。上記表の3つ、「油脂」「エステル油」「炭化水素油」がその代表的なタイプです。

このうち、「油脂」および、油脂に似た構造を持つ「エステル油」が、ベース剤として使用されているクレンジング製品は、皮膚の水分や油分を落とし過ぎることなく、肌に優しく洗えます。

一方、「炭化水素油」は、一般的には刺激性のない保湿成分なのですが、クレンジングのベース剤として使用される場合には、水分・油分を落とし過ぎてしまうため、乾燥の原因になる場合があります。

ちなみに、ベース剤とは、化粧品の全成分表示の一番最初に書かれている成分のことです。

たとえば、アテニアスキンクリアクレンズであれば、以下のとおり、「エチルヘキサン酸セチル」がベース剤です。

クレンジングを購入する前には、店頭でもネットでも必ず「全成分表示」を確認し、「油脂」または「エステル油」がベースに使われているクレンジングを選ぶと良いでしょう。

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2.保湿成分入りのクレンジングオイルを選ぶこと

「クレンジングなんてどうせ洗い流しちゃうんだから保湿成分が入ってたって意味ないでしょ?」

とお思いかもしれませんが、それはちょっと待って。

洗顔料は洗い流すものなので一般的な保湿剤が入っていても効果が出にくい場合が多いのですが、油分(ワセリン、ビーズワックスなど)やセラミドを配合した洗顔料は、うるおいを失いにくくするという調査結果があります。

参考:小西さやか(2016年)『日本化粧品検定2級・3級対策テキスト コスメの教科書』主婦の友社

このように、洗い流すものであっても保湿成分が入っていることで、乾燥をおさえられるということが証明されているんです。

クレンジングの一番の機能はもちろん「洗うこと」ですが、洗いすぎないためにも潤い成分が入っている製品を選ぶとよいでしょう。

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3.コスパの良いものを選ぶこと

クレンジングはメイクをする女性であれば毎日使用するものですので、価格はかなり気になりますよね。

特にクレンジングは、美容液などとは違い洗い流してしまうものなのであまりコストもかけたくないし、かといって、プチプラでお肌がガザガザになっても嫌だし…というジレンマがあると思います。

一般的にクレンジングは、高いほど肌に優しく、安ければ安いほど洗浄力が高すぎて肌に負担がかかるものが多いため、価格と洗浄力と保湿力のバランスが良い製品を選ぶことが大切です。

肌に優しい!おすすめクレンジングオイルランキングTOP3

上記、クレンジングの正しい選び方3つのポイントを軸に、今回編集部では人気のクレンジングオイルを独自で評価、ランキングにしました。

クレンジングを選ぶときの3つのポイント
  • ベース剤が肌に優しいか
  • 保湿成分は入っているか
  • コスパはよいか

という3つの観点で評価し、評価が高い順から順番に、厳選したクレンジング製品トップ3をご紹介します!

アテニアスキンクリアクレンズ

くすみも落とすベストセラークレンジング

肌ステインを落としてくすみをケアできるアテニアのオイルクレンジング「スキンクリアクレンズ」濃いメイクもするんと落ち、ダブル洗顔も不要なので、お肌に余計な負担をかけることなく洗えます。まつエクを付けていても使え、また、濡れた手でも使えます。

価格 1,700円
肌へのやさしさ
保湿成分
コスパ
【編集部のコメント】
アットコスメでの口コミでも大人気のスキンクリアクレンズ。ベース剤は「エチルヘキサン酸セチル」でエステル油。洗浄力が強すぎないので、適度にお肌に潤いを保ったまま、洗い流すことができます。また、ベース剤ではありませんが、アルガンオイルやバオバブ種子油などの質の高い油脂も配合されており、保湿効果も期待できる配合です。さらに、これだけ高品質にもかかわらず、1,700円という手軽な価格も魅力的。是非1回は使ってみてほしいクレンジングなんです。

ファンケルマイルドクレンジングオイル

圧倒的支持者数!クレンジングオイルの定番

テレビCMでもおなじみのファンケルマイルドクレンジングオイル。その洗浄力は「3段落ち」と呼ばれ濃いアイメイクも口紅もするんと落とせるとかなりの高評価なんです。しっかりメイクを落とせる一方、洗い上がりはしっとりで乾燥しづらいオイルクレンジング。マツエクにも使えます。

価格 【ハーフサイズ・60ml】500円(税込)
【通常サイズ・120ml】1,700円
肌へのやさしさ
保湿成分
コスパ
【編集部のコメント】
アットコスメの口コミ数が圧倒的に多いファンケルのマイクレ。ベース剤は「エチルヘキサン酸セチル」でエステル油で、お肌に負担をかけずに洗い流すことができます。また、保湿成分であるグリセリン類も配合されており、潤いが奪われ過ぎてしまうのを防いでくれています。120mlとかなりの大容量ですが、1位のアテニアが175mlで同じ価格のため、コスパはアテニアに軍配が!その点で惜しくも2位です。

シュウウエムラ アルティム8∞ スブリムビューティクレンジングオイル

品質重視ならコレ一択!のオイルクレンジング

定番コスメブランド「シュウウエムラ」のクレンジングオイルは、化粧品化学者・かずのすけさんも太鼓判を押すほどの人気商品。とにかく品質が高く、うるおいを保ったまましっかりメイクが落とせます。マツエクにも使えますよ。

価格 【150ml】4,400円
【450ml】11,500円
肌へのやさしさ
保湿成分
コスパ
【編集部のコメント】
とにかく品質だけなら太鼓判を押せるシュウウエムラのオイルクレンジング。ベース剤は「トウモロコシ胚芽油」という植物性の油脂なので、乾燥を防ぎながらメイクが落とせます。ベース剤ではありませんが、シア脂やホホバオイルなどの質の高い油脂も配合されており、保湿効果も期待できます。しかし、ネックは価格。1位・2位の商品の2倍以上の価格…ちょっと気軽には手が出せないので、残念ながら3位です。

無印良品マイルドオイルクレンジング敏感肌用

無印のオイルクレンジングなら敏感肌用!

無印のオイルクレンジングでもより肌に優しいのは敏感肌用。オイルクレンジングのスピーディーなメイク落ちと、洗った後のしっとり感を両方備えている優秀クレンジングです。

価格 【30ml】390円
【200ml】950円
肌へのやさしさ
保湿成分
コスパ
【編集部のコメント】
口コミ人気は圧倒的に通常のオイルクレンジングの方が高いのですが、品質的には敏感肌用の方が上!ベース成分がオリーブオイル(油脂)なので、お肌に優しく洗うことができます。通常のオイルクレンジングよりちょっとだけ値段が高いのですが、美肌のためには乾燥肌や敏感肌の方でなくても、敏感肌用のオイルクレンジングをおすすめしますよ。

カウブランド無添加メイク落としオイル

肌への優しさで言えばナンバーワン!

敏感肌・乾燥肌の人の御用達ブランド「カウブランド」のクレンジングオイル。セラミド配合でクレンジングによる乾燥を防いでくれます。メイクもすっきり落ちるのでクレンジングとしての実力も合格です!

価格 700円
肌へのやさしさ
保湿成分
コスパ
【編集部のコメント】
非常に肌に優しいカウブランドのオイルクレンジング。ベース成分もエステル系オイルなので肌に優しく洗えますし、さらにヒト型セラミドが配合されているので、水分油分をとりすぎることなくクレンジングできます。ナチュラルメイクであればすっきりメイクも落とせるので、1,000円以下のプチプラクレンジングの中ではかなりおすすめですよ。

編集部おすすめはやっぱりアテニアのクレンジングオイル「スキンクリアクレンズ」

アテニアスキンクリアクレンズをおすすめする5つの理由

  1. オイルなので洗浄力が抜群
  2. エステル油のベース成分で肌に優しく洗える
  3. 保湿成分配合で肌のうるおいを保つ
  4. ダブル洗顔不要で時短クレンジング
  5. 1回買い切りでコスパも抜群!

アテニアをおすすめする理由は、「肌に優しくしっかり洗浄できる」から。

オイルクレンジングなので洗浄力が高いながらも、ベース剤がエステル油のため、肌の油脂や水分をとりすぎず潤いを保ったままクレンジングできるんです。

また、保湿成分としてアルガンオイルやバオバブオイルなどの高級オイルが使われており、さらに肌に優しく洗うことができます。

ダブル洗顔も不要で、時短になるだけでなく、洗顔回数が減るので肌への負担も最小限。

そして何と言っても、たっぷり175ml(約2か月分)で1,700円という価格が本気でおすすめできる点。継続して使えるコスパの良さはとにかく大事ですよね!

コンビニ&ドラッグストアで買える市販プチプラクレンジングオイルランキングTOP3

次に紹介したいのは、コンビニやドラッグストアでも購入できる市販のプチプラクレンジングオイルです。

お値段が安いなりに品質はそこそこのものが多い中、それでもお肌に優しく洗えるものを厳選し、ランキング形式でご紹介したいと思います。

第1位 肌へのやさしさ 保湿成分 コスパ
ファンケルマイルドクレンジングオイル
ベース成分
エステル油
グリセリン、メドウフォーム油など 価格
【ハーフサイズ・60ml】500円(税込)
【通常サイズ・120ml】1,700円
品質については上記のランキングでご紹介したとおり、申し分ないファンケルのマイクレ。ハーフサイズなら店頭でも1000円以下で購入できるのが魅力的です。しかし、初回購入の場合、通販で購入すれば500円(税・送料込)で購入できるので、よほど急ぎでない場合は公式サイトからネットで買うのが賢い選択ですよ!
第2位 肌へのやさしさ 保湿成分 コスパ
無印良品オイルクレンジング・敏感肌用
ベース成分
油脂
グリコシルトレハロース、グリセリンなど 価格
【50ml】390円(税込)
【200ml】950円(税込)
ベース成分にオリーブオイル(油脂)が使用されており、皮脂や水分を過剰に奪うことなくクレンジングできます。オイルクレンジングなので洗浄力が高いながら、数種類の保湿成分も配合されており、敏感肌の人でも安心して使える設計なんです。そしてなんといってもコスパが最高。毎日使うものだからこそ、肌だけでなくお財布にも優しいものがいいですよね。
第3位 肌へのやさしさ 保湿成分 コスパ
カウブランド無添加メイク落としオイル
ベース成分
エステル油/td>

セラミドNG、グリセリンなど 価格
700円
プチプラの中ではかなりおすすめのオイルクレンジング。とにかく肌に優しく設計されているので、乾燥する時期にどうしてもオイルクレンジングを使いたい!という人にもぴったりです。ばんばんCMしているメーカーと比べるとあまり目立たないブランドなのですが、かなり肌のことを考えている信頼できるメーカーですよ。

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あなたも間違ってるかも!?正しいクレンジングオイルの使い方

ここで改めてあなたにお伝えしたいのは、正しいクレンジングの仕方です。

いくら肌に優しいクレンジングオイルを使用していても、やり方を間違えれば肌の負担は増えてしまいます。

特に、クレンジング「オイル」を使用する場合は、他のタイプのクレンジングと比べて注意しなければならないポイントが異なるんです。

おそらく多くの人は、自己流でクレンジングをしているのではないでしょうか?

または、クレンジングの種類に関わらず、同じような洗い方をしていませんか?

ここで正しいクレンジングオイルの使い方を今一度確認し、美肌を生み出す洗顔を実践しましょう。

まずは基本!正しいクレンジングのやり方

オンナの教科書では以前「間違えたらアウト!1年後の肌が見違える正しい時短クレンジングのやり方」という記事で、基本的なクレンジングのやり方を紹介しました。

それが、以下の手順です。

正しいクレンジングの手順
  1. 手や顔の水分をあらかじめタオルなどで取っておく
  2. 既定の量のクレンジング料を手にとる
  3. メイクの濃い部分から順番になじませる
  4. 20~30回ぬるま湯ですすぐ

オイルタイプのクレンジングを使用するときには、その効果を十分に発揮させるため、そして、美肌を保つために、それぞれの手順で特別なポイントがあります。

それでは、さっそくそのポイントについて説明していきますね。

①手や顔の水分をあらかじめタオルなどで取っておく

オイルクレンジングの最も良いところは、油性なので、同じ油性であるファンデーションなどのメイクと溶け合いやすく、スピーディーにメイクを浮かせることができる点です。

しかし、メイクと溶け合う前に、水にクレンジングオイルが触れてしまうと、界面活性剤のチカラで乳化が始まってしまいます。すると、オイルとメイクとの混ざりが弱くなり、洗浄力が弱くなってしまうんです。

よって、オイルクレンジングを使う場合は、しっかり水分を拭き取ってから使うのが、一番メイク落ちをよくするポイントです。

「濡れた手でも使えます」と書いてあっても、一度タオルで汗や水滴をとってから使いましょう。

②既定の量のクレンジング料を手にとる

クレンジングオイルはジェルやクリームタイプとは異なり、さらさらとしたテクスチャーで、肌との摩擦が起きやすいクレンジングです。

よって、量が少なすぎると、メイクとなじませているうちに感触が重くなり、摩擦が増えて肌に負担をかけてしまいます。

つまり、クレンジングオイルはケチらずたっぷり目に使うことがポイント。肌の上を指がするすると滑るくらいの量を使いましょう。

③メイクの濃い部分から順番になじませる

クレンジングオイメイクとのなじみがよいため、正直なじませる順番は、それほど神経質にならなくても大丈夫です。

ポイントはなじませる順番よりも、なじませる時間そのものの短縮です。

そもそもクレンジングの時間は短ければ短いほどベストです。

クレンジング料は肌に負担がかかるので、なるべく短時間で終わらせたいもの。すすぎまで含めて約1分で終わらせるように心がけましょう。

参考:吉木伸子、岡部美代治、小田真規子(2013年)『正しいスキンケア辞典』高橋書店

このように、皮膚科医の専門家も提唱しています。

オイルタイプのクレンジングはそんなにじっくりなじませなくとも、あっという間にメイクがふわふわと浮いてきますので、とにかく手早く顔全体にオイルを広げることが重要です。

よく、クレンジングと一緒にお肌のマッサージをする人がいますが、これは絶対にNG。オイルはさらさらで摩擦が発生しやすいですし、肌にのせておく時間が長ければ長いほど、過剰に油分や水分が奪われてしまいます。

浮いたなと思ったらすばやく次のすすぎのステップに進みましょう。

④20~30回ぬるま湯ですすぐ

すすぎのステップでのポイントは「乳化」です。

オイルタイプのクレンジングではすすぎの前に少量の水を加えて乳化させた方が、そのあとの汚れ落ちがスムーズにできるものが多いです。

「すすいだ後になんかぬめっとするな」と感じるようであれば、乳化のステップを入れるとそれが軽減されます。

せっかく20回も30回もすすいで、洗い上がりが気持ち悪いと嫌ですよね。

ほんの10秒、少量の水を顔に広げてなじませるだけで、すっきりメイクが落ちますので、是非実践してみましょう。

>>編集部おすすめ!クレンジングオイルランキングに戻る

クレンジングオイルは肌に悪いって本当?都市伝説を徹底リサーチした結果意外な真実が!

参考:小西さやか(2016年)『日本化粧品検定1級対策テキスト』主婦の友社

冒頭でもご紹介したとおり、クレンジングオイルはもっとも洗浄力が高く、それゆえに脱脂力も高いため、乾燥肌や敏感肌の人は使わない方が良いというのがこれまでの常識でした。

しかし、ベース成分が油脂やエステル油であれば、皮脂や水分を奪いすぎることなく、うるおいを保ったまま洗えるという最新情報をお伝えしましたよね。

それではそれ以外に、クレンジングオイルに関してみんながしている誤解や、誤って伝わっている情報はないのでしょうか?

ここでは、クレンジングオイルに関する以下の9つの都市伝説を検証し、真実をお伝えしていきます。

クレンジングオイルの9つの都市伝説
  1. クレンジングオイルで角栓は除去できるの?
  2. 椿オイルやホホバオイルでクレンジングの代用はできるの?
  3. クレンジングオイルをニキビ肌の私が使うのはNG?
  4. クレンジングオイルはマツエクNGなんだよね?
  5. 今どきのクレンジングオイルは乳化は必要ないの?
  6. クレンジングオイルを頭皮に使うのってあり?
  7. クレンジングオイルはダブル洗顔必須なんでしょ?
  8. クレンジングオイルは敏感肌の人は絶対に使っちゃダメ!?
  9. クレンジングオイルを手作りするのってあり?なし?

あなたの常識がくつがえされるかも!?是非最後までご覧ください。

①クレンジングオイルで角栓は除去できるの?

これは△です。

そもそも角栓は毛穴に詰まった皮脂であり、正しくクレンジングをすれば普段の洗顔によって除去されています。

しかし、クレンジングや洗顔料の洗浄力が不十分であったり、皮脂の分泌が過剰になると、落としきれなかった角栓が詰まり、酸化して黒ずみ毛穴になってしまうことも。

この場合は、角栓除去やピーリング機能を持ったクレンジングを使用することで、古い角質が除去され角栓へも働きかけます。

たとえば、ファンケルのマイルドクレンジングオイルには、以下のとおり、角栓に直接使用できると書いてあります。

また、AHAなどのピーリング成分が入ったクレンジングもありますので、それらを使うことで詰まり毛穴ケアができる場合も。

全てのクレンジングオイルではありませんが、製品によっては角栓除去に効果的なクレンジングもあるというのが真実です。

②椿オイルやホホバオイルでクレンジングの代用はできるの?

これも△です。

椿オイルやホホバオイルを使う場合、メイクを浮かせることはできますが、界面活性剤がはいっていないため水とまじりあわず、洗い流すことができません。

よって、メイクを浮かせてティッシュオフした後は、界面活性剤入りの洗顔料でしっかりと汚れを洗い流す必要があります。

椿オイルやホホバオイル単体ではクレンジングはできませんが、洗顔料とのセットでメイクを落とすことができるというのが真実です。

ホホバオイルを使用したクレンジングについては、以下の記事も参考にしてください。

要注意!”ホホバオイルでクレンジング”の落とし穴と正しいやり方

③クレンジングオイルをニキビ肌の私が使うのはNG?

これも△ですね。

ニキビ肌の方は皮脂の分泌が過剰な脂性肌タイプのため、オイルタイプの高い洗浄力でしっかりと皮脂を取るのが良い気がします。

しかし、皮脂を取りすぎてしまうと、かえって皮脂の分泌がうながされてしまう可能性があるんです。

よって、クレンジングオイルを使用するのであれば、「油脂」がベース成分になっている、もっともお肌に刺激の少ないタイプをおすすめします。

油脂に分類される成分は以下のとおりです。

油脂に分類される成分例
  • オリーブ果実油
  • ツバキ油
  • マカデミアナッツ油
  • ヤシ油
  • ダイズ油
  • ココナツ油
  • アーモンド油
  • パーム油
  • コメヌカ油
  • シア脂
  • アルガニアスピノサ核油(アルガンオイル)
  • 馬油

また、ニキビケア専用のメーカーが出している「ニキビ専用のクレンジング」を選べば間違いがなく、皮膚トラブルも起きにくいです。

編集部でも、おすすめのニキビケア製品をランキング形式で紹介していますので、興味のある方は是非ご覧ください。

【全部試して決めた】大人ニキビに効くニキビケア化粧品ランキング!

④クレンジングオイルはマツエクNGなんだよね?

これは×です。

マツエクの接着剤の種類にもよりますが、一般的にシアノアクリレート系の接着剤を使用している場合、多くのクレンジングオイルは使用しても問題ありません。

以下は、アテニアスキンクリアクレンズの説明書きですが、以下のとおり、使用しても大丈夫という旨が書かれています。

マツエクを付けているとオイルクレンジングが使えないというのは過去の話。

接着剤の種類さえ知っておけば、使えるクレンジングオイルも増えてきているというのが真実です。

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⑤今どきのクレンジングオイルは乳化は必要ないの?

これは×です。

正直、しっかりと使い方がパッケージなどに書いてある製品は少ないのですが、クレンジングオイルは、乳化した方がメイク落ちはかなり良くなります。

メイクとなじませた後は、急にたっぷりのお湯で洗い流すのではなく、少量の水を加えてオイルとなじませ、その後、しっかりすすぐのが正しいやり方になります。

使い方に明記されていなくても、このひと手間をかけるだけで洗顔後のさっぱり感が違いますので、必ず乳化のステップを入れましょう!

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⑥クレンジングオイルを頭皮に使うのってあり?

これも×です。

おそらく、頭皮にたまった皮脂などをしっかり落としたいという意味でクレンジングオイルを使おう!という発想なのだと思いますが、それであれば、スカルプシャンプーなど専用のシャンプーを使うのがベスト。

クレンジングオイルは「肌に」最適に作られていますが、「髪の毛」には考慮されていませんので、ものによってはべたついたり、髪の毛にダメージを与えたりする可能性も。

今は、女性用でも頭皮ケアできるシャンプーが市販のものでもたくさん売られているので、そういったもので頭皮をきれいにするのがおすすめですよ。

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⑦クレンジングオイルはダブル洗顔必須なんでしょ?

これは△です。

もうすこし厳密にいうと、製品によります。

ちょっと前まで、クレンジングオイルと言えば洗い上がりはヌメヌメとした感じが残り、ダブル洗顔が必ず必要でした。

しかし今は、「ダブル洗顔不要」とパッケージに書かれているオイルクレンジングも増えてきており、実際洗い上がりもかなりさっぱりとしていて、文字どおり「本当に洗顔いらないな」と実感できるものも増えています。

「いやいや、それでもダブル洗顔はやった方がいいでしょ!」

と不安に思われる方もいるかもしれませんが、それは逆にNG。

ダブル洗顔不要のクレンジングを使った後に洗顔料を使ってしまうと、乾燥が進む恐れがあるんです。

しっかり汚れが落ちているのであれば、ダブル洗顔は不要。

ただ、そのためには、使い方を守らないと汚れが落ち切りません。

正しい使い方で使えば、クレンジングだけで洗顔が済むので、肌にもお財布にも優しく一石二鳥!

乾燥はあらゆるエイジングの原因になるので、洗いすぎには注意してくださいね。

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⑧クレンジングオイルは敏感肌の人は絶対に使っちゃダメ!?

これは△です。

そもそも、自分が「敏感肌」だと思っている女性はかなり多く、ちょっと乾燥気味というレベルの人も、赤みやプツプツが出て肌荒れレベルという人も、みんな「敏感肌」と言ったりします。

ですので、乾燥・敏感レベルによって使っていいかどうかが決まる、というのが結論です。

まず、敏感・乾燥レベルが低めであれば、記事前半でご紹介したとおり、ベースが「油脂」または「エステル」のものであれば使っても大丈夫です。

注意点は、肌にのせている時間を極力短くすること。これさえ守れば乾燥が進むことはないでしょう。

一方、敏感・乾燥レベルが高く、赤みが出たり、ピリピリとした刺激を感じるくらいまで肌が荒れている状態の人は、クレンジングオイルは避けた方がよいでしょう。

そのような状態の場合、まずメイク自体をひかえ目にする必要があります。

油分の少ないミネラルファンデーションなど、クレンジングではなく洗顔で落とせるようなものを使うと良いです。

ただ、どうしてもクレンジングを使わないといけない場面では、ミルクタイプのものをおすすめします。

乾燥を抑えながら、メイクを落としてくれるでしょう。

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⑨クレンジングオイルを手作りするのってあり?なし?

これは△です。

実は、編集部でも以下の記事で紹介したとおり、クレンジングオイルを手作りしてみました。

要注意!”ホホバオイルでクレンジング”の落とし穴と正しいやり方

ホホバオイルに界面活性剤を混ぜただけのとてもシンプルな成分ですが、メイク自体はしっかり落とせましたし、洗浄力だけで見れば申し分ないと感じました。

ただ、問題が2つあります。

1つは保存ができないということ。防腐剤などが全く入っていないので、基本的にその日中に使い切らないと変質してしまうのです。

もう1つの問題は、乾燥すること。正直、オイルと界面活性剤のみだと、いくらホホバオイルを使っていてもかなりツッパリ感を感じます。

保湿剤などを入れれば改善するのかもしれませんが、素人の配合ですから逆に品質が不安定で使うのがこわいですよね。

もし手作りをするのであれば、作ったらすぐ使うこと、そして、洗顔後は1秒でも早く保湿することをおすすめしますよ。

>>編集部おすすめ!クレンジングオイルランキングに戻る

まとめ

ここまでで、あなたが最適なクレンジングオイルを選べるように、以下のことをご紹介してきました。

  • 正しいクレンジングオイルの選び方
  • おすすめのクレンジングオイル
  • 市販品でおすすめのプチプラクレンジングオイル
  • 正しいクレンジングオイルの使い方
  • クレンジングオイルに関する都市伝説の解明

これまでクレンジングオイルに抱いていた「乾燥する」「顔が突っ張る」という印象が少し変わりましたでしょうか?

オイルタイプのクレンジングも、正しく選び、正しく使えばとても肌に優しいクレンジングなんだということがわかっていただけると嬉しいです。

編集部では今後も新しいオイルクレンジングを随時調査し、最新情報をお届けしていきます。

是非楽しみにしておいてくださいね。

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