敏感肌におすすめのクレンジングランキング!※自己診断チェック付き

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「私、敏感肌なので」という”自称”敏感肌の人は5割~7割と言われています。

そんな人にぜひ見なおしてほしいのがクレンジングです。

いくら保湿力の高い化粧水や美容液を使っても、クレンジングで肌に刺激を与えてしまっては、スキンケアの意味がなくなってしまうのをご存知ですか?

今回は敏感肌とは何か?というお話しから、自己診断の仕方、そして、編集部が厳選した敏感肌の方におすすめのクレンジングをご紹介します。

「え、私って敏感肌なのかな…?」
「最近どんな化粧品使ってもヒリヒリして合わない気がする…」
「敏感肌が選ぶべきクレンジングってどんなクレンジング?」

という方は是非参考にされてください!

そもそも敏感肌とは?

敏感肌という言葉は、皮膚科学の世界にはなく、医学的には「乾燥肌」のことを言います。

肌タイプを聞かれると「敏感肌」と答える人がいます。各層のバリア機能が低いために外からの刺激を感じやすいようですが、実際にはノーマルスキンの人とそれほど違いがないというデータもあります。(中略)「軽いアトピー性皮膚炎のある乾燥肌」「肌のバリア機能と保湿を担う角質細胞間脂質が少ない肌」を敏感肌といいっていいと思うのですが、化粧品がつけられないような人はあまりいません。

参考:監修 東京女子医科大学皮膚科学教室・教授 川嶋眞(2014年)『美肌の教科書「最新皮膚科学」でわかったスキンケア84の正解』主婦と生活社

皮膚科学では、肌タイプを以下の4つに分類することができます。

洗顔後、顔に何もつけずに15~20分待ったときに…
混合肌 カサついている部分とテカっている部分がある
脂性肌 顔全体がうっすらとテカっている
普通肌 カサつきもなくテカリもない
乾燥肌 顔全体がかさついている

水分と油分のバランスが崩れ、肌本来のバリア機能が低下しているために外的刺激に弱くなっている「乾燥肌」これが自称「敏感肌」の人の医学的分類なんです。

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あなたは敏感肌?自己診断で肌質を知ろう

では、あなたはそもそも敏感肌(乾燥肌)なのでしょうか?今回自己診断チェック表を用意しましたので、どのくらいあてはまるかチェックしてみましょう。

以下のチェックリストであてはまるものが多い人ほど、敏感肌の可能性が高いんです。

敏感肌度のチェック方法[参考:小西さやか(2016年)『日本化粧品検定2級・3級対策テキスト』主婦の友社]
  • 肌が乾燥するとヒリヒリしたり、かゆくなったりしやすい
  • 汗をかくと、肌がかゆくなる
  • ピーリングを定期的に行っており、その後、肌が赤くなる
  • 化粧品を変えると肌が赤くなったり、しみたり、かゆくなったりしやすい
  • 花粉や動物の毛などに対してアレルギーを持っていたり、ぜんそく、アトピー性皮膚炎と診断されたりしたことがある
  • 冬場になると肌が乾燥し、粉をふくこともある
  • 最近ストレスが過多だと感じる
  • 睡眠時間が足りていない
  • 外食が多く野菜をあまり食べていない
  • 季節の変わり目になると肌が荒れやすい
  • 日光にあたっただけで、赤い湿疹ができたことがある
  • 生理前後で肌荒れを起こしやすい

上記のうち、太字部分の上から2つにあてはまる方は慢性的な敏感肌と言えるでしょう。

また、普段は上記のような事象は起こらないのに、季節の変わり目や生理前、ストレスを感じた時など、体調がいまいちなときに肌がヒリヒリとしてしまう人は、一時的に敏感肌症状が出ている状態。

肌タイプは一生変わらないということはなく、季節や生活環境で変化するため、「自分は○○肌」と思い込まずに、そのときどきの肌状態に合わせてスキンケア方法を変えるのが正しい選択なんです。

最近なんだか肌の調子がいまいちだなと感じたら、お肌に優しいクレンジングやスキンケア製品を検討してみましょう。

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敏感肌の人が選ぶべきクレンジング製品の特徴とは?

それでは、敏感肌の人、または、時期的に敏感肌症状が出ている人はいったいどんなクレンジングを選べばいいのでしょうか?

クレンジングには、オイル、ジェル、ミルク、クリーム、リキッドなど様々な種類がありますが、以下の図のように、実はそれぞれ洗浄力が異なるのは知っていますか?

参考:小西さやか(2016年)『日本化粧品検定1級対策テキスト』主婦の友社

このように、一般的にはオイルタイプが最も洗浄力が強く、ローションタイプが最も洗浄力が弱いクレンジングなのです。

洗浄力の強いタイプのクレンジングはお肌の水分や油分を奪ってしまう可能性が高いため、敏感肌の方はなるべくお肌に優しいタイプ、つまり、ジェル(水系)、ミルク、クリームタイプのクレンジングを選ぶのがベストなんです。

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これはNG!敏感肌の人が使ってはいけないクレンジングタイプとは?

逆に、敏感肌の人が使用をひかえた方が良いクレンジングタイプもあります。

それは、以下のようなクレンジンです。

敏感肌の人が使わない方が良いクレンジング
  • 温感タイプのクレンジング
  • スクラブ入りのクレンジング
  • 洗浄力の強いオイルタイプのクレンジング

最近ブームとも言える、温感タイプのホットクレンジングは、水と反応して化学反応を起こし、それがあたたかさを感じさせる仕組みになっています。

しかし、その成分や化学反応自体が敏感肌の人には大きな刺激になるため、ホットクレンジングは避けた方が良いでしょう。

また、スクラブ入りのクレンジングは、いわずもがなスクラブ自体が物理的な刺激になります。

さらに、上述したとおり、オイルタイプのクレンジングは洗浄力が強く、皮脂を必要以上に落としてしまうため敏感肌の人にはおススメできません。

以上のようなクレンジングは、敏感肌状態になっている場合は使用を避けましょう。

例外!こんなクレンジングオイルは敏感肌さんもOK!

実は、オイルタイプでも敏感肌さんが使って良いタイプがあります。それは、ベース剤が「油脂」または「エステル系オイル」を使用している製品です。

これらがベースとなっているオイルクレンジングは、必要以上に水分を奪わずに洗うことができるため、敏感肌さんでも使って良いクレンジングになります。

逆に絶対に使わないでほしいのが「ミネラルオイル」など炭化水素油がベースになっているオイルクレンジングです。

炭化水素油はクレンジングとして使用した場合、かなり乾燥をうながしてしまうため、敏感肌さんはNG。

多くのプチプラオイルクレンジングはミネラルオイルがベースになっているので、注意が必要です。

【厳選】敏感肌におすすめのクレンジングランキングTOP5

それでは、編集部おすすめのクレンジングを、ランキング形式でご紹介しますね♪

kikimate クレンジングジェル

敏感肌のために設計されたさわやかクレンジング

敏感肌・乾燥肌の人のためにつくられているお肌に優しいクレンジングジェル。柑橘系の香りがとってもさわやかで女子の心をわしづかみ。濡れた手でも使え、マツエクにもOKの使いやすいクレンジングです。

価格 【定期】1,500円
【通常】4,900円
総合評価
保湿成分 グリセリン、はちみつ、プラセンタ、コメ発酵液
【編集部のコメント】
チューブから出した瞬間にたちのぼるレモンのような香りがとってもさわやかなkikimateクレンジングジェル。まだ発売されたばかりの新しいクレンジングですが、敏感肌用に設計されており、洗い上がりはとてもなめらか。ナチュラルメイクであればしっかりメイクも落とせました。成分表示をみてもとてもシンプルなクレンジングなので、そういった意味でも敏感肌の方におすすめしたいクレンジングなんです。

アテニアスキンクリアクレンズオイル

肌に優しいオイルクレンジングならコレ!

くすみ除去・予防の効果を持ったオイルタイプのクレンジング。オイルクレンジングなのに洗いあがりはしっとりなめらかで、敏感肌さんでも安心して使えます。さっと時短で落とせるので、肌に負担をかけないところもGoodなんです!

価格 【通常】1,700円
総合評価
保湿成分 バオバブ種子油、アルガニアスピノサ核油
【編集部のコメント】
オイルクレンジングなのですが、とにかく優しい洗いあがりが特徴のアテニアスキンクリアクレンズオイル。ベース剤はエステル系オイルなので乾燥を抑制し、しっとり洗い上げてくれます。オイルクレンジングなので、ジェルタイプなどと比べるとメイク落ちの速さはナンバーワン!時短で洗えるので肌への負担も最小限になり、敏感肌さんにもぴったりなんです。1回買い切りで大容量のコスパの良さもおすすめの理由です。

アルファピニ28セラムクレンジング

植物性成分で優しい洗い心地

植物由来成分で作られたお肌に優しいクレンジングリキッドです。ダブル洗顔不要の洗浄力を持ちながら、保湿成分やアンチエイジング成分が配合されており肌に負担をかけることなくメイクを落とすことができます。

価格 【定期】2,445円
【通常】3,056円
総合評価
保湿成分 クマタケラン、植物由来美容成分、セラミド・アミノ酸など15種など
【編集部のコメント】
オイルのようなさらっとしたテクスチャーで顔にすっと伸びメイクとなじみます。ただリキッドなので洗浄力は中くらい。洗い上がりはさっぱりしていますがツッパリ感はほぼなく、市販のリキッドクレンジングよりもしっとりとした仕上がりです。植物性の成分をたっぷりしようしているので、化学成分に肌が反応してしまう敏感肌さんにもぴったり。やさしい洗い心地ですがダブル洗顔は不要なので乾燥のリスクも少なく、優秀なクレンジングリキッドなんです。

HALENAオーガニックホットクレンジングジェル

敏感肌向けのホットクレンジングジェル

赤ちゃんにも使えるというHALENAのオーガニックホットクレンジングジェル。オーガニック成分がたっぷり含まれており、敏感肌さんでも使えるホットクレンジングジェルです。毛穴ケア作用もあり、しっかり汚れを落としてくれます。ジェルタイプなのでお肌に優しく使えますよ。

価格 【定期初回】980円
【通常】3,300円
総合評価
保湿成分 グリセリン、ヒアルロン酸Na、バオバブ種子油など
【編集部のコメント】
ホットクレンジングなので正直あまり積極的に敏感肌さんにおすすめすることはできませんが、敏感レベルが低くちょっとした乾燥肌の人で、どうしてもホットクレンジングが使いたい!という場合にはこれを使っていただきたいというHALENAオーガニックホットクレンジングジェル。「赤ちゃんにも使える」という成分が用いられているので、温感の化学反応以外の成分ではかなり肌に優しいものが使われています。ジェルがねっとりしているので、肌の上でこすらないようにやさしく伸ばすのがポイントですよ。

アマランス マイルドクレンジングジェル

皮膚科監修の毛穴ケア洗顔料!

皮膚科監修のクレンジングで、毛穴ケア成分とお肌に優しい美容成分が配合されています。さらっとしたジェルと水を加えて泡立てて洗顔するのが特徴的なジェルクレンジングなんです。

価格 【定期】3,200円
【通常】4,000円
総合評価
保湿成分 ラウリルグルコシド、トコフェロール
【編集部のコメント】
皮膚科監修のドクターズコスメであるアマランスマイルドクレンジングジェル。非常にシンプルなクレンジングで保湿成分もほとんど入っていないのですが、このジェル自体が弱酸性に設計されており、肌と同じph値なので優しい洗い心地なんです。ナチュラルメイクであればしっかりメイクも落ちますし、洗浄力も申し分ありません。子どもから大人まで幅広く使えますし、泡立てて洗顔料としても使えるので、家族みんな敏感肌で…という方にもぴったりです。

ドラッグストアで買える!敏感肌におすすめのプチプラクレンジングTOP3!

次に、市販の敏感肌用プチプラクレンジングベスト3をランキング形式で紹介しますね。

第1位 価格 肌への優しさ 口コミ満足度
ウテナモイスチャー コールドクリーム
775円 クリームタイプ @cosme評価
4.6
アットコスメでの評価はダントツで高く、敏感肌の人のプチプラコスメとしてかなりの支持を得ているコールドクリーム。クリームタイプなので敏感肌の人もお肌に優しく洗えます。ただし、ダブル洗顔が必要なので使用する洗顔料の洗浄力が強いとせっかく優しく洗っても台無しになってしまうので要注意。250gという大容量と低価格のバランスが最高で、ドラッグストアでのセールでさらに安く手に入れている人もいる様子。手軽に購入できて、肌にもお財布にも優しい、最優秀プチプラコスメなんです。
第2位 価格 肌への優しさ 口コミ満足度
キュレル ジェルメイク落とし
オープン価格 ジェルタイプ @cosme評価
4.2
肌のセラミドを守る設計で作られているキュレル。メイク落としジェルもその思想は変わらず、敏感肌・乾燥肌用として作られています。成分はとてもシンプルですが、炎症を抑える成分であるグリチルリチン酸2Kが入っており、この成分が炎症を抑える働きを持っています。アットコスメでの評判も良く、多くの人が使用感に満足しているようです。
第3位 価格 肌への優しさ 口コミ満足度
無印良品 オイルクレンジング・敏感肌用
950円 オイルタイプ @cosme評価
3.9
敏感肌用に設計された無印のクレンジングオイル。オイルなので洗浄力はありつつも、オリーブオイルをはじめとした100%植物性オイルがベースになっているので、肌に優しく洗えます。また、非常にシンプルな成分で作られているので化学成分にお肌が反応してしまう人にもうれしいクレンジングです。アットコスメでの評判も良く、他の敏感肌用クレンジングの洗浄力に満足できなかった人も使用しているようです。

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敏感肌の人に最適!クリームタイプのクレンジングTOP3!

敏感レベルの高いお肌の人におすすめなのか、クリームタイプのクレンジングです。

オイルやジェルなどと比較するとかなり洗浄力がマイルドなので、お肌に優しく洗うことができます。

今回は、編集部が厳選したおすすめのクリームクレンジングトップ3をご紹介します♪

第1位 価格 肌への優しさ 口コミ満足度
ポーラB.Aクレンジングクリーム
10,000円
(130g)
ポーラオリジナル成分を含む保湿成分配合 @cosme評価
5.3
ポーラの最高峰ブランドB.Aシリーズのクレンジングクリーム。洗い心地は最高にしっとりなのに、ちゃんとメイクは落ちているという不思議な使用感。ポーラオリジナルの洗浄成分&エイジングケア成分配合で、敏感肌の人でも優しく洗い上げられるのがポイント。10,000円という価格に驚きますが、この品質なら正直妥当かなという印象。決してお買い得とは言えないものの、「3か月もった」という口コミもあるので、意外とコスパはいいかもしれません。
第2位 価格 肌への優しさ 口コミ満足度
ポーラモイスティシモクレンジングクリーム
3,500円
(120g)
ポーラオリジナル成分を含む保湿成分配合 @cosme評価
4.0
ポーラの敏感肌・乾燥肌専門ブランド「モイスティシモシリーズ」のクレンジングクリームです。ポーラのオリジナル美容成分が入っているのは1位のB.Aシリーズと同じですが、ただ、やはりB.Aと比較すると主に効果的な美容成分については配合量が少なめです。洗い心地はやさしく、しっとりしているのですが、濃いめのメイクだとメイク落ちがちょっとイマイチのため、2位になりました。
第3位 価格 肌への優しさ 口コミ満足度
ビオレこくリッチメイクオフクリーム
オープン価格
(200g)
シアバター配合 @cosme評価
4.5
アットコスメの口コミ数が圧倒的に多く、その評価も高い、プチプラのビオレのクリームクレンジング。プチプラのクレンジングクリームは洗い流す前に拭き取りが必要なものが多いのですが、これはそのままざっと流せる手軽さが高評価の理由!拭き取りの摩擦の心配がないので、敏感肌さんでも安心して使えるクレンジングです。プチプラなので美容成分はほぼ入っていません。しっとり感が強めなので、正直洗顔料を使いたくなる感じ。濃いめのアイメイクはメイク落ちが悪かったため、3位です。

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超敏感肌の人ならコレ!ミルク・乳液タイプのクレンジングTOP3!

かなり乾燥のレベルが高い「超敏感肌」の人におすすめなのがミルクタイプのクレンジングです。

クリームタイプは油性成分がベースになっているものも多いのですが、ミルクタイプは水性成分がベースのものが多く、より肌に優しく洗うことができるんです。

編集部が厳選したミルク・乳液タイプのクレンジングは以下のとおりです♪

第1位 価格 肌への優しさ 口コミ満足度
テラクオーレ ダマスクローズクレンジングミルク
3,500円
(125ml)
植物美容成分配合 @cosme評価:5.6
(総口コミ数:1970件)
ダマスクローズ花エキスなどの植物美容成分がたくさん入っているテラクオーレのクレンジングミルク。アットコスメでの評価がとても高く、使っている人からかなりの支持をゲットしています。ベースは水なので肌にもやさしい設計。洗い上がりはさっぱり&しっとりを両立していて、とてもやさしい洗い上がりのクレンジングです。敏感肌・乾燥肌の人には一度使ってみてほしいミルククレンジングです。
第2位 価格 肌への優しさ 口コミ満足度
カウブランド 無添加メイク落としミルク
880円
(150ml)
セラミド配合 @cosme評価:4.5
(総口コミ数:1279件)
プチプラクレンジングのカウブランド。美容成分の配合は少なめですが、保湿成分であるセラミドが配合されているのは大きなポイント。これだけでも、水分を奪いすぎずにメイクが落とせることがわかります。ベース剤も水なのでお肌にもGood!1000円以下のプチプラ製品の中では最も評価が高い製品の1つ!その実力は是非自分のお肌で確かめてみてください!
第3位 価格 肌への優しさ 口コミ満足度
カバーマーク トリートメントクレンジングミルク
3,000円
(200g)
89%の美容液成分配合 @cosme評価:5.0
(総口コミ数:3987件)
アットコスメの口コミ満足度がとってもたかい、美容液ミルククレンジングのカバーマーク。89%の美容液成分でできており、洗い上がりもさっぱりなのにしっとり。水がベース成分なのでかなりやさしく洗うことができます。マツエクにも使え、ダブル洗顔も不要ですが、すこししっとり感が強めに残るので、人によっては洗顔したくなる人もいるかも?

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厳守!敏感肌の方のための正しいクレンジング方法

オンナの教科書では、以下の記事で正しいクレンジングのやり方を紹介しています。

【実践】正しいクレンジングのやり方!基本5ステップとNG行動4選

この基本の方法に基づき、敏感肌の人がどこに気を付けるべきなのかをご紹介しますね。

まず、上記の記事でも紹介した、基本のクレンジング方法を確認します。

正しいクレンジングの手順
  1. 手や顔の水分をあらかじめタオルなどで取っておく
  2. 既定の量のクレンジング料を手にとる
  3. メイクの濃い部分から順番になじませる
  4. 20~30回ぬるま湯ですすぐ

この手順の中で、敏感肌の人が気を付けなければならないポイントは、②と④です。

敏感肌の人向けクレンジングのポイント①クレンジングの量が少ないのは絶対にNG!

まず、「②既定の量のクレンジング料を手にとる」についてです。

クレンジングの量は各メーカーが適量をパッケージなどに記載していますが、少ないよりは多い方が良いです。

なぜかというと、クレンジングの量が少ないとなじませるときに肌への摩擦が増え、敏感肌を悪化させてしまう危険があるからです。

優しいタッチでも指がなめらかに動くくらいの量を使用して、クレンジング料をすべらせるように洗うのが理想です。

敏感肌の人向けクレンジングのポイント②お湯の温度は超大切!「ぬるい」の感覚を覚えましょう

2つ目は「④20~30回ぬるま湯ですすぐ」についてです。

洗顔時のお湯の温度は30℃くらいのぬるま湯が理想です。

ところで皆さん、30℃のお湯の温度って体感覚で覚えていますか?分からない方は、一度、給湯器の温度設定を30℃に設定してお湯を出してみましょう。

どうですか?思ったより冷たいはずです。

特に秋冬は、あたたかさを求めてしまい、知らないうちに40℃近くのお湯で洗っていることもあると思います。お湯の温度が高いと肌の水分も油分も流れてしまい、敏感肌が悪化する原因になります。

あたたかいと感じるお湯は、顔のお肌には負担以外の何ものでもありません。ちょっと冷たいなと感じるレベルの温度のお湯で洗い流すように心がけましょう。

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【敏感肌向け】クレンジング後の正しいスキンケア方法

敏感肌の方はクレンジングだけでなく、洗顔後のスキンケアについてもとても気を使いますよね。肌のバリア機能が失われているので、化粧水をつけるとヒリヒリピリピリと刺激を感じてしまう人も多いのではないでしょうか?

上述のとおり、敏感肌の方は、医学的には「乾燥肌」ですので、とにかく乾燥肌を克服するような対策をとる必要があります。

では、敏感肌の人はいったいどんなスキンケアをすればよいのでしょうか?

敏感肌の人向けスキンケアのポイント①1に保湿、2に保湿!とにかく保湿を徹底しましょう

肌の乾燥には「保湿」が有効です。むしろこれだけをおこなえば、敏感肌の各症状はかなり軽減されます。

では、具体的にはどうするかというと「セラミド」が配合された基礎化粧品をつかいましょう。

人間の皮膚にもともと備わっている保水成分セラミドですが、体内で補うことができないため、年齢を重ねたり、外からの刺激によってどんどん減ってきてしまいます。

そこで、化粧品を使用してセラミドを補うことにより、皮膚の保水力をアップさせることが重要です!

最も効果的なのは、セラミド入りの美容液を使用することです。

セラミドは水溶性ではなく油溶性のため、化粧水に配合しづらい成分。

セラミド入りの化粧水もありますが、なかなか数が少なく手に入れづらいため、セラミド補給は美容液で行うのがおすすめ!

化粧水は水溶性の保湿成分(グリセリン、ヒアルロン酸Naなど)が配合されているものを選び、美容液はセラミド配合のものを選ぶと、各保湿成分の効果を十分に享受できるでしょう。

編集部おすすめのセラミド配合の美容液については以下の記事でも紹介していますので、是非参考にしてください♪

セラミド配合たっぷり!乾燥肌におすすめの人気美容液ランキング3選

敏感肌の人向けスキンケアのポイント②混合肌の場合は部分的に化粧品を変えましょう

日本人は脂性肌と乾燥肌の混合肌の方も多くいるようです。混合肌の場合、顔全体に一律で同じケアをするのではなく、部分的に使用する化粧品を変えてケアするのが最適です。

乾燥している部分には上記同様、セラミドを補うようなケアを行うと良いでしょう。

オイリーな部分も、乾燥が原因で皮脂の過剰分泌が起こっている可能性もあるため、乾燥部分と同様にしっかりと保湿しつつ、皮脂を抑制するビタミンC誘導体が入った美容液などを使用することをおススメします。

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まとめ

ここまでで、敏感肌の人が気を付けるべき、クレンジング・スキンケアのポイントをご紹介してきました。

まとめると、以下の4つのポイントです。

敏感肌のクレンジング・スキンケアまとめ
  • 自分は「今」敏感肌なのかチェックする
  • 敏感肌でも使用できるクレンジングを選ぶ
  • 正しいやり方でクレンジングする
  • セラミドを補う保湿をする

肌のヒリヒリ感や赤みなど、敏感肌症状に悩んでいる人は、1つでも良いので今日からできることを始めてみると良いのではないでしょうか?

トラブルのないお肌は一朝一夕にはなしえません。毎日の積み重ね、繰り返しで正しいケアをし、ヒリヒリを感じない丈夫な肌作りを目指していきましょう。

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