朝起きた時の口臭がヒドイ。
朝起きると口臭が…。夜、歯磨きをしたのに…
朝の口臭をちょっとでもいいから何とかしたい!
夜、しっかりと歯磨きをしても、朝起きると口臭がヒドイのってつらいですよね。
あの独特のニオイは、なぜ発生するのでしょうか?
朝に口臭がしないようにするには、どうしたらいいのでしょうか?
口臭の原因は、病気でもない限り、8割は、口の中に原因があります。
オンナの教科書では、朝の口臭をキツくしてしまう7つの原因とその対策方法をお伝えします。
目次
朝の口臭の原因が「歯磨きの仕方」なら対策はブラッシング技術の向上
歯磨きをせずに寝ると、寝ている間に、歯垢が増えてしまいます。
歯垢は増えれば増えるほど、口臭がキツくなります。
でも、歯磨きをしていても、朝の口臭がキツイ人がいます。
これは、単純に、歯垢を取り切れていないのです。
歯磨き後に、舌で歯をなぞってみると、ザラザラしていませんか?
その原因は、
-
- ブラッシングが雑
- ずっと同じ歯ブラシを使っている
です。
朝の口臭の原因が「舌苔」なら舌ブラシでのケアで対策
舌苔(ぜったい)とは、舌についた歯垢です。
歯垢は、歯についた、白色・黄白色の細菌のカタマリで、これが増殖をする際に、ニオイを発生させます。
舌苔は歯ブラシでは取ることができません。
専用の舌ブラシを使うようにしましょう。
朝の口臭の原因が「歯並びの悪さ」なら歯間ブラシや糸ようじで対策
歯並びが悪いと、歯と歯の間に、歯垢がたまってしまいます。
これは通常の歯ブラシでは除去することができません。
丁寧に歯磨きをしても、舌ブラシで舌苔をケアしても、朝の口臭があるなら、歯間ブラシや糸ようじを使って、丁寧に歯垢の除去をしましょう。
朝の口臭の原因が「膿栓」なら対策は耳鼻咽喉科での除去
膿栓とは、喉の奥、扁桃腺あたりにある細菌のカタマリです。
別名臭い玉(においだま)と言われています。
これも、細菌のカタマリですので、寝ている間にどんどんと増殖します。
対策は、手で取ることと思いがちですが、そうすると喉を傷付けてしまいますし、取り切るのは困難です。
しっかりとしたケアをするなら、耳鼻咽喉科での除去が必要です。
朝の口臭の原因が「口呼吸」なら対策は2つ
口呼吸をすると口の中が乾いてしまい、歯垢などの細菌が繁殖しやすい環境になります。
唾液には口の中の環境を清浄に保つ役割があるのですが、口呼吸をすると唾液の分泌が止まってしまいます。
口呼吸になる原因は、
-
- 鼻づまり
- アゴの筋力不足
です。
朝の口臭の原因が「ドライマウス」の対策は2つ
ドライマウスとは、文字通り、口の中が乾燥してしまうことです。
口の中が乾燥すると、歯垢や舌苔(ぜったい)などに潜む細菌が繁殖します。
この細菌は、繁殖する際に、ニオイの原因となる物質を生み出します。
ドライマウスになる原因は、
-
- ストレス
- アゴの筋力不足
- 加齢
- 薬の副作用
と様々です。
ストレスの場合は、ちゃんと発散し、リラックスをして寝ることが大事です。
アゴの筋力不足は、きちんと噛むようにすることです。
柔らかいものばかりを食べずに、小魚などの硬い食べ物を噛むようにしましょう。
加齢や薬の副作用の場合は、なんともできませんから、マスクをして寝たり、夜寝る前や夜中に起きてしまったときに水を摂るようにしましょう。
朝の口臭の原因が「虫歯」なら歯医者で治療する
<
虫歯があると、口臭が臭くなりやすいです。
ここまでにご案内してきた歯垢や舌苔などの菌とは違ったニオイが発生するようになります。
原因は、
-
- 歯の発酵
- 腐った神経
- 膿がたまる
です。
朝の口臭の原因が「歯周病」なら歯医者で治療する
歯周病って、聞いたことがあるけど、よくわからないという人が多いと思います。
歯周病(歯槽膿漏)は、細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患です。
歯垢(細菌)の除去がしにくい歯の間が炎症したり、膿んだりします。
そのため、歯垢が生み出すニオイと膿みのニオイがするようになります。
まとめ
朝の口臭をきつくするのは、
-
- 歯磨き不足
- 舌苔がある
- 歯並びが悪い
- 口呼吸
- ドライマウス
- 虫歯がある
- 歯周病がある
7つでした。
このうち虫歯や歯周病が原因の場合は、歯医者に行く必要があります。
でも、それ以外の場合は、キチンと対策をすれば、しっかりと予防できます。
ぜひ、今日の夜から、原因を見極めて、最適な対策を打っていきましょう!