自宅でワイシャツを洗濯したい。アイロンなしでシワにならない洗濯方法があればいいんだけど…。
現在こういったことでお悩みではありませんか?
ワイシャツの洗濯は5つのポイントをおさえるだけで、キレイに仕上げることができます。
アイロンは必要ありません。
編集部である私も、夫のワイシャツをこの方法でバンバン洗濯しています!
今回はその様子もこちらに掲載しました。
自宅でワイシャツをキレイに仕上げたいなぁ〜とお考えであれば、ぜひ最後まで読んでみてくださいね♪
目次
ワイシャツを洗濯する前に確認しておきたい3つのこと
「ワイシャツをキレイに仕上げる5つのポイント」を説明する前に、以下3つを確認しておきましょう!
-
- 洗濯できるのか?洗濯表示を確認する
- 襟や袖に黄ばみや黒ずみはないか?
- ポケットにゴミが溜まっていないか?
ここは大事なところです。
それでは、1つずつ詳細を説明していきますね♪
①ワイシャツの洗濯表示を確認する
旧表示 | 新表示 | 内容 |
---|---|---|
洗濯機で洗える |
||
手洗いできる |
||
水洗いできない |
そのワイシャツは洗濯機で洗えるのか?洗濯表示をみるだけで確認できます。
「洗濯機で洗える」「手洗いできる」このどちらかの洗濯表示があればワイシャツを洗濯機で洗えます!
手洗い表示でもいいの…?と思われたかもしれませんが、弱水流のやさしい洗濯コース&おしゃれぎ用洗剤を使えば問題ありません。
水洗いできないワイシャツは…?こちらは家庭では洗濯できないため、クリーニングに出しましょう。
②襟や袖に黄ばみや黒ずみがないか確認する
黄ばみ・黒ずみ汚れを事前に確認することで、汚れ落としの対策ができます。
襟や袖の黄ばみ・黒ずみ汚れは皮脂や汗などの頑固な汚れです。そのまま洗濯しても汚れが落ちないことがあります。
なので、事前確認は大事!
洗濯前におしゃれぎ用洗剤の原液を汚れた部分に塗ると汚れ落ちがよくなります。
③ワイシャツの洗濯前にポケットのゴミを取り除く
ポケットの中の細かいゴミは洗濯ではとれません。
ゴミがそのままだと、ワイシャツからゴミが透けて見えてしまうことがあります。事前に取り除いておきましょう。
粘着部を表にしたガムテープを使うと簡単にゴミがとれますよ♪
ワイシャツを洗濯するなら…キレイに仕上げる5つのポイント!
それでは、ワイシャツをキレイに仕上げる5つのポイントを説明していきます。
シワをつくりたくない…!
アイロンがけはしたくない…!
という方のみご覧ください。
①ワイシャツを洗濯ネットに入れる
ワイシャツを洗濯ネットに入れることで、シワ・襟の絡まり・袖のこすれ・ポケットに糸くずがたまることを防止できます。
ただ、洗濯ネットの入れ方に3つの注意点があります。
- 洗濯ネットの入れ方3つの注意点
-
- ワイシャツは裏返しにする
- ネットの大きさに合わせて畳む
- ボタンはすべて外しておく
※洗濯ネットへの入れ方は「実際にワイシャツを自宅の洗濯機で洗ってみた…!」を参考にしてください。
②ワイシャツの洗濯はおしゃれ着用の洗剤を使う
おしゃれ着用の洗剤を使うことで、洗濯によるシワを抑え汚れもスッキリ落とせます。
おすすめのおしゃれ着用洗剤はこのふたつ!
-
- エマール
- アクロン
合わせて柔軟剤も使うとシワがつきにくくなります。
③ワイシャツはやさしく洗う洗濯コースを使う
-
- おしゃれ着コース
- ドライコース
- おうちクリーニング
- ソフトコース
※洗濯機のメーカーにより呼び方が違います。
こちらのコースで洗うと、弱い水流で洗えるためワイシャツにシワがつきにくくなります。
④ワイシャツの洗濯で最終段階となる脱水は1分以内で!
1分以上脱水をかけるとワイシャツにシワが付きやすくなってしまいます。
長くて1分。できれば30秒くらいの脱水時間が理想です。
脱水の設定を1分以内にできないのですが…。という場合は、脱水の途中で洗濯機をとめてワイシャツを取り出すようにしましょう。
⑤脱水後はすぐにワイシャツ取り出しシワを伸ばす
脱水後はワイシャツを洗濯機の中からすぐに取り出し、シワを伸ばしてから干しましょう。
脱水後、濡れたワイシャツを放置する時間が長いほどシワが強くついていしまいます。
一度付いたシワを取ることは困難です。脱水後は速攻で洗濯機から取り出しましょう。
実際にワイシャツを自宅の洗濯機で洗ってみた…!
それでは、編集部である私の夫のワイシャツを実際に洗濯してみたいと思います!
今回自宅の洗濯機で洗うワイシャツがこちら。
1日着ただけのワイシャツですが、襟元の汚れ+なんとも言えないニオイが付着しています…。
洗濯表示は「洗濯ネットの使用で洗濯OK」でした。
素材は綿100%です!シワになりやすい素材ですね。
ポケット内の汚れは、丸めたガムテープを使って取り除きます。
襟元に若干の黄ばみやニオイがあったので、おしゃれ着用洗剤の原液を染み込ませます。
洗濯ネットにワイシャツを入れる際は裏返しにしたうえで畳みます。
襟を立てるのがポイント!汚れが落ちやすくなります。
洗濯ネットの大きさに合わせてワイシャツを畳みます。
洗濯ネットに収まるように畳むことで、洗濯中のコスレを予防できるんですよ。
それでは洗濯機に投入してみましょう。
洗濯コースは「おうちクリーニング」
我が家の洗濯機はパナソニックなので、弱水流で洗うコースは「おうちクリーニング」という呼び名です。
おしゃれ着用洗剤としてエマールを使いました。シワ対策&汚れも落ちる便利アイテムです。
さらにシワをつくらないために柔軟剤も使用しました。ワイシャツを洗濯するなら柔軟剤は入れておくといいですよ。
脱水は50秒ほど!
脱水が終わったら速攻でワイシャツを洗濯機から取り出します。すぐさま肩部分を持ってバッサバサ!と振りさばいてシワを伸ばしておきます!
洗濯したワイシャツは干し方も大事!
それでは、洗濯したワイシャツを干してみます!
干し方には5つのポイントがあります。
①洗濯後のワイシャツは柄の太いハンガーに吊るす
柄の太いハンガーにワイシャツを吊るすことで、肩部分の型崩れを防止することができます。
②ハンガーに吊るした後にパンパンたたいてシワを伸ばす
シャツをパンパン叩くことで、細かいシワをとることができます。
③ワイシャツの襟を立てる
襟もとの型崩れ防止と襟部分の生乾きを防ぐために襟を立てて干します。
④ワイシャツの上部分のボタンを2つほど締め袖ボタンは外す
上部分のボタンを締める理由は風でワイシャツがヨレないため。袖口のボタンを外す理由は乾燥中に袖部分にシワができることを防ぐためです。
⑤干したワイシャツは午後3時までに取り込む
ワイシャツが湿気を吸わないよう午後3時までに取り込みましょう。
午後3時を過ぎると大気中に湿気が増えてくるためです。午後3時に取り込めないのですが…。という場合は部屋干しをしましょう。
早く乾く上に電気代も安い部屋干しの方法は、以下の記事で解説しています。
ワイシャツを自宅で洗濯!乾かした後はノーアイロンでこの状態
洗濯機でワイシャツを洗濯後、日陰干しをして乾いた状態がこちらです。
全体的にシワも気になりません。
こちらは背中部分。
普段着るワイシャツであれば、このくらいキレイな仕上がりで十分なのではないでしょうか。
ワイシャツに洗濯のりやアイロンがけをしなくてもいいの?
洗濯のり、アイロンがけはやっておくに越したことはありません。
ただ。
今回の記事で説明したワイシャツの洗濯方法・干し方を実践すれば、洗濯のりやアイロンがけをしなくてもビシッとしたワイシャツに仕上がります!
「ここぞ!」というときのみ、洗濯のりやアイロンがけを行えば十分でしょう。
ワイシャツを洗濯する頻度はどのくらいがいいの?
1日着たら洗う!
見た目的に汚れていないワイシャツでも、襟や袖に皮脂や汗が付着しています。
皮脂や汗汚れは時間が経つと汚れが落ちにくくなるため、1日着たら洗うようにしましょう。
まとめて洗うと効率的に思えますが、汚れが落ちにくくなるので返って非効率になります。
ワイシャツはマメに洗うことが大事です。
ワイシャツは洗濯方法に気をつけさえすれば、自宅でも洗うことができます。
今は洗濯機や洗剤の技術が進んでいる上に、ワイシャツの素材も洗えるものが多くなっています。
自宅でワイシャツを洗えばクリーニング代の節約にもなりますので、ぜひ今回のワイシャツの洗濯方法を試してみてくださいね♪