【完全ガイド】脇の黒ずみを皮膚科で解消する方法!!

Pocket

2,802 views

脇の黒ずみをなんとかしたい!!

・・・と思った時に、真っ先に皮膚科が思いつく方も多いと思います。

皮膚科で脇黒ずみを解消する手段は、主に次の3つです!

  • 塗り薬
  • ピーリング
  • レーザー

皮膚科で脇の黒ずみケアを受ける際のお薬の種類や費用など、皮膚科に通う前に知っておきたいポイントについてまとめました!

皮膚科に通う前に不安に思っている方は、是非参考にして頂けたらと思います。

脇の黒ずみの度合いと解消手段の目安

脇の黒ずみの程度と、それに合わせた適切な黒ずみ解消手段はどれなのか詳しくみていきたいと思います!


軽度の黒ずみ
自分では気になるけれども、他人が見た場合にはそれ程気にならない程度の脇の黒ずみ。

全体的にうっすらと黒ずんでいるが、色素の沈着は起こっていない状態。

中度の黒ずみ
黒ずみや炎症の濃い部分がまだらに起きている状態。

ところどころでは、すでに色素の沈着も始まっている。

重度の黒ずみ
長年の刺激によるダメージで、色素が沈着している状態。

外部刺激からの防御のために、皮膚が脇全体的に厚くなっているのが特徴。

上記でご説明した黒ずみの度合いによって、以下の基準で黒ずみの解消手段を選ぶと良いでしょう!

黒ずみ解消手段の目安

脇の黒ずみを解消する3つの手段を、それぞれ詳しく見ていきましょう!

 

皮膚科で脇の黒ずみに処方される塗り薬

皮膚科で処方される塗り薬は、主に3種類。

それぞれのお薬の特徴とその値段について詳しくご説明します。

ハイドロキノン

ハイドロキノンは、強い漂白作用を持つことから「肌の漂白剤」と呼ばれ、黒ずみの原因となるメラニンを合成する酵素を弱らせ、メラニンの形成を抑えるとともに黒ずみの再生成を予防します。

また、メラニン色素をつくる細胞(メラノサイト)自体も減らす効果があると言われています。

ハイドロキノンの濃度は様々なものがありますが、皮膚科で処方されるハイドロキノンは効果を出すために5~10%と高濃度のものの場合が多いです。

注意点は、濃度が上がるごとに美白効果は高くなりますが、刺激も強くなる点です。

ハイドロキノンの皮膚科での価格は?

2週間分約5g程度で、2000円~3000円程度です。

ハイドロキノンのメリット

  • 比較的短期間で美白効果が現れる
  • 皮膚科に2週間に1度程度通えば、自分で美白ケアが出来る
  • 比較的低価格

ハイドロキノンのデメリット

  • 美白成分の中でも刺激が強い部類
  • 肌に合わないと炎症・痛み・肌荒れが起こる
  • 敏感肌の方は炎症が起こる可能性が高い
  • 酸化しやすく、紫外線を受けると褐変する
  • 妊娠中は使用不可

トレチノイン

トレチノインは、美白効果を高めるためにハイドロキノンと併用されることがあります。

トレチノインとは、ビタミンA(レチノール)の誘導体のことで、皮膚の深部に働きかけ、細胞の再生(ターンオーバー)を促進する働きがあります。また、肌の角質をはがす働きがあることから、黒ずみにも効果があるとされています。

トレチノインの皮膚科での価格は?

2週間分約5g程度で、2000円~3000円程度です。

トレチノインのメリット

  • ハイドロキノンの美白作用を促進する

トレチノインのデメリット

  • 皮膚再生の促進効果で皮が剥けるが、濃度が合わないとひどい炎症、皮剥けが起こる可能性がある
  • 使用中は、角質層のバリア機能が壊れるので、念入りな保湿ケアが必要
  • 妊娠中は使用不可
  • 酸化しやすく、紫外線を受けるとシミになる

トラネキサム酸クリーム

トラネキサム酸クリームは、人工アミノ酸のクリームで敏感肌の方に使用される美白成分です。

敏感肌の方におすすめのお薬です!

ハイドロキノンの皮膚科での価格は?

2週間分約20g程度で、2000円~3000円程度です。

トラネキサム酸クリームのメリット

  • 美白成分の中では比較的副作用が少ない
  • 皮膚科に2週間に1度程度通えば、自分で美白ケアが出来る
  • 比較的低価格
  • 妊娠中でも使用可能

トラネキサム酸クリームのデメリット

  • 美白効果が現れるまでに数ヶ月と時間がかかる
  • 稀に肌に合わないと炎症・痛み・肌荒れが起こる

 

皮膚科でのピーリング

ピーリングは一般皮膚科で行っていることは稀で、美容皮膚科(外科)と呼ばれる皮膚科で行われています。

ピーリングは、黒ずみの原因が角質の溜まりと判断された時に行われます。

薬剤の力で皮膚の角質層~表皮上層部を剥がれやすくすることによって、肌の皮膚再生をを正常化させ、脇の色ぐすみを改善させます。

ただ気になる刺激はというと、ハイドロキノンやトレチノインと比較するとマイルドです。

また、ピーリングの種類というのは、主に2つに分類されます。

以下にまとめましたので、ぜひご覧いただけたらと思います。


グリコール酸ピーリング グリコール酸は、サトウキビやフルーツなどから抽出されるので「フルーツ酸」とも呼ばれます。分子量が小さく素早く肌内部まで浸透し、古い角質や毛穴に詰まった角栓などを溶かしてくれますが刺激を感じる人が多いのが難点です。
サリチル酸マクロゴールピーリング サリチル酸マクロゴールは、サリチル酸(角質の溶解作用)とマクロゴール(酸が皮膚内部に浸透するのを防ぐ成分)を合わせたピーリング剤です。

サリチル酸は、肌への刺激を強く感じるのが欠点でしたが、マクロゴールの働きにより欠点が解消され、現在一番よく使用されるピーリング剤です。

ケミカルピーリングの費用や施術時間は?

1回の費用は6000円~9000円、施術時間は1回で約30~40分、5~10回の施術を行います。

ケミカルピーリングのメリット

  • 角質の除去がスムーズで、炎症などの副作用も起こりづらい

ケミカルピーリングのデメリット

  • 手間とお金がかかる割には脇の美白効果を実感しづらい

 

皮膚科でのレーザーホワイトニング

特殊なレーザーを脇の黒ずみに照射して、直接黒ずみの原因であるメラニン色素を破壊することにより美白します。

レーザーによる脇の美白も一般皮膚科では行われておらず、設備の充実した美容皮膚科(外科)で行われます!

重度の黒ずみ・または軽度でもどうしても短期間で脇の黒ずみを解消したいという方におすすめの治療法です!

レーザーホワイトニングの費用や施術時間は?

1回の費用は、1万円~3万円、施術時間は10~20分、1~2週間おきに5回程で美白効果を実感している人が多いです。

レーザーホワイトニングのメリット

  • 軽度から重度まで幅広い脇の黒ずみを解消できる
  • 肌の弱い敏感肌の人でも治療できる
  • 即効性が高い

レーザーホワイトニングのデメリット

  • 価格が高い
  • 施術中に弾かれるような痛みがある
  • 施術後にもヒリヒリしたり、赤みがでることがある
  • 施術後に念入りな保湿を行わないと黒ずんでしまうことがある

脇の黒ずみを皮膚科で解消する方法まとめ

ここまで皮膚科での黒ずみの解消法についてご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?

ご自分の脇の黒ずみの度合い・ご予算・美白までの目標期間
によって、脇の黒ずみを皮膚科で解消する際の参考となりましたら幸いです。

皮膚科での黒ずみの解消は、即効性が高いというメリットの反面

  • 薬が強すぎて肌に合わない
  • 費用が高すぎる
  • 複数回通院しなければならない

と言ったデメリットも存在します。
 

自分のペースで副作用の無い脇の黒ずみケアをしたい方には、自宅での美白クリームを使用しての黒ずみケアもオススメです!

 

 

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

オンナの教科書の最新情報をお届けします

この記事に付けられたタグ

アクセスランキング