「アイブロウ」メイクは苦手意識をもつ女性も多いですよね。
眉は顔の額縁ともよばれ、印象を左右するパーツです。
そんな苦手意識を持つ女性のために、プロのヘアメイクでもあるオンナの教科書ライターの私が
- アイブロウパウダーの正しい使い方
- アイブロウパウダーの選び方
- おすすめのアイブロウパウダーは?
など徹底的に解説してます。
この記事の通りに進めていけば、
それでは、早速まいりましょう。
目次
アイブロウパウダーを選ぶ時の3つのポイント
※私物
まずは、アイブロウパウダーを準備します。
今回こちらでは、プチプラなのにとても優秀な「KATE(ケイト)」のアイブロウパウダーを使用していきますが、ご自分で選ぶ際には以下3つのポイントをおさえられているかをチェックしましょう。
①髪色よりやや明るい色を選ぶ
まず、一番大切なのは「色」選びです。
眉は顔の額縁とも言われるほど、全体の印象を大きく左右する部分でもあるので、「色」選びはとても重要です。
自分の髪の色を基準に、少しだけ明るめの色を選ぶのが一番自然な仕上がりになります。
例えば、黒髪だからといって、あまりダークするぎる色を選択してしまうと女性らしい雰囲気が損なわれてしまいます。
黒髪ならブラウン、明るめのカラーリングをしている方ならライトブラウンを選びましょう。
②2色~3色入っているを選ぶ
ベージュ、ライトブラウン、ブラウンのようにグラでーションで2~3色の色味がセットされているアイブロウパウダーを選びます。
ベージュに近い色はノーズシャドウに、真ん中の色は眉の中心部分、一番濃い色は、眉山~眉尻にかけてというように使いわけることができます。
単一のカラーだとどうしても、平坦でのっぺりとした印象になってしまいますよね。
しかし、2~3色がセットアップされていれば、
さらに、髪の色をチェンジしたり、メイクで雰囲気を変えたい時も眉の色を調整できるので、とっても便利ですよ。
③ブラシがついているものを選ぶ
できれば、一緒にブラシがついているものを選びましょう。
ブラシは、コシがあるものと、やわらかいものが2種類ついたタイプだと便利です。
コシがあるほうは、眉のアウトラインをとったり、毛を1本1本生やすように描くことができます。
一方、柔らかいブラシのほうは、眉頭のノーズシャドウに使用したり、最後の仕上げで自然にぼかすのに使用できるので両方ついているととても便利ですよ。
では、アイブロウパウダーが準備できたらいよいよ「眉」を書いていきましょう。
アイブロウパウダーで美しい眉を仕上げる基本の使い方
今回は、アイブロウパウダーの選び方でご紹介している条件を全て満たしていてさらに、「ケイトデザインイングアイブロウ」を使用していきます。
と大変評判のよい①スクリューブラシで毛流れを整える一手間が差を作る!
まずは、スクリューブラシを使って眉毛の毛流れを整えます。
②眉のアウトラインをとることで左右のバランスを整える!
まずは、予め眉の形を決めいきます。
眉の下のラインから、少しずつラインをつなげていくようにします。
ここで、アウトラインをとることで左右の眉の形が違ってしまった!といったことがなくなります。
下のラインが決まったら、今度は上のラインを作っていきます。
ここで、上と下のラインの距離が離れすぎていると太すぎる眉になってしまいますので注意します。
仮に自分の眉毛が生えていたとしても、後でシェービングをして調整できるので
作りたい形、太さで整えていって問題ありません。
※ここで、ブラシでアウトラインをとるのが難しければ、アイブロウペンシルを使用するとより感単にラインをとることができますよ。
③眉の色をのせていきましょう
では、アウトラインがとれたら、アウトラインに沿って色をのせていきます。
まずは真ん中の色をブラシにとります。
この時、いきなり眉にのせてしまうとその部分が一番濃くなってしまい、ムラがでてしまうことがあるので、ティッシュで余分な粉を軽く落とします。
まずは、眉の中央部分からスタートし左右にブラシをこまめに動かして、均一に色をのせていきましょう。
次に、一番濃い色を眉山~眉尻にかけてのせていきます。
最後にバランスを見ながら眉頭を作っていきます。
眉頭はふんわり仕上げるのがコツなので、一番明るいベージュと、真ん中の色を混ぜて調整すると明るく自然に仕上がりますよ。
最後に、眉頭のスタートの位置を指で軽くぼかしましょう。
④全体を軽くブラシでぼかします
書き終えたら、全体が自然になじむようにブラシでぼかします。
できたら、ぼかすブラシは別にあるとよいですがもしないようであれば付属のブラシを使用することも可能です。
ただし、そのまま使用してしまうとどんどん眉が濃くなってしまいますので、必ずすでにブラシについた粉をよくティッシュオフして使いましょう。
⑤必要があれば、眉の形を整える
自分の描いた眉のアウトラインからはみ出た「毛」があれば、ここでカットします。
簡単に安全にカットできるシェイバーがオススメです。
いかがでしょうか。
まばらな眉毛もここまできれいに描くことができます!
プロがおすすめアイブロウパウダー3選
ここでは、私が実際に使用しておすすめできるアイブロウパウダーを3つご紹介してまいります。
KATE(ケイト)
プチプラでも立体的なアイメイクができる!
ノーズシャドウ入りの3色がセットされたアイブロウパウダー。プチプラでドラックストアやバラエティーショップですぐ手にいれることができるのも魅力です。セットされた並びで使用すれば、自然な立体眉が完成。2つのブラシがセットされているので、これ一つでパーフェクト!
価格 | 1,118円 |
---|---|
総合評価 |
MAC(マック)
自分カラーが必ず見つかる!
6色もの色展開があるので、自分に合った色が必ず見つかります!ノーズシャドウブラシ、アイブロウパウダーブラシがセパレートでセットされていて、とにかく使いやすい!コスパも抜群で、年単位で長持ちします。
価格 | 2,808円 |
---|---|
総合評価 |
SUQQU(スック)
高級だけど一度使用したら病みつきに
アイブロウにしては、高級ですが、一度使用してみるとその絶妙な発色にうっとりします。ノーズシャドウ以外の2色は自分の好みでブレンドして色
の調節が可能。パウダーなのに、眉にのせるとツヤがでます。日本人にあった色でとっても使いやすい!
価格 | 7,020円 |
---|---|
総合評価 |
なりたい私に!印象別アイブロウパウダーの使い方
では、基本をおさえたら、次は印象を変えるアイブロウメイクに挑戦してみましょう!
外国人風の陰影をつけたい!
外国人風の陰影をつけるなら、アイブロウパウダーにセットされているノーズシャドウを使います。
ノーズシャドウに使えるのは、一番明るい色(ベージュなど)になります。
眉頭から鼻すじのスタート部分に色を一旦おいたあと、鼻すじにそってぼかしていきましょう。
薄眉をしっかり眉にしたい!
薄眉さんこそ、パウダーがとてもおすすめです。
薄眉さんが注意するべきポイントとしては、色がまばらになりやすいこと。
色はのせた場所が一番濃くなります。
そのため、必ず乗せた場所から丁寧にぼかし、色を均一にしていきましょう。
キリッとできる女風になりたい!
できるオンナ風に見せたいあなたは、眉は少し直線的な形を意識します。
そして、いつもより数ミリ内側から描くようにします。
やわらかい女性らしいメイクがしたい!
優しいふんわりとした雰囲気にしたいなら、選ぶ色は明るめの色を選びましょう。
ラインは「直線」ではなく「曲線」を意識していきます。
アウトラインもきっちりとるのではなく、ぼかすくらいがちょうどよい感じになりますよ。
アイブロウパウダーとアイブロウペンシルってどう違うの?
- アイブロウペンシルとアイブロウパウダーの違い
-
- アイブロウペンシル:細いラインが描ける、色がはっきり出せる
- アイブロウパウダー:ふんわりと仕上げる、色濃淡の調整がしやすい
という特徴があります。
1つだけでも、もちろんメイクは可能ですが、アイブロウペンシルとアイブロウパウダー両方合わせて使用することで、よりキレイな美人眉が完成します。
眉のアウトラインを決めたり、眉山~眉尻を作るのはアイブロウペンシル。
眉頭~眉山までの部分はアイブロウパウダーで色をのせるとよりバランスがよく、自然な仕上がりになりますよ。
アイブロウパウダーがおすすめの人
アイブロウペンシルとアイブロウパウダーの違いはわかりましたが、では、アイブロウパウダーのほうがおすすめなタイプはどんな眉毛なのでしょうか?
自眉が薄い人
もともと眉毛が薄い人は、ペンシルで1本1本眉毛を描いていくよりパウダーを使うことで簡単に早く眉を作ることができます。
ふんわり仕上がるので、眉毛の濃さも自由に調整できるのも魅力です。
薄い人は眉尻はペンシルで仕上げるのがおすすめです。
眉の毛が太くて硬めの人
もともとの眉毛が濃い人は、自分の眉毛の色より少し明るめの色をパウダーでのせてあげることでふんわりと優しいイメージになりますよ。
アイブロウペンシルや、リキッドに比べてパウダーはふんわりとした仕上がりとなりますので、優しく見せたい人にはアイブロウパウダーはとてもおすすめです。
アイブロウパウダーで描いた眉の持ちをよくする3つのコツ
せっかく、きれいに描けた眉も、夕方にはなくなってるなんてことはありませんか?
ここでは、アイブロウメイクが綺麗にキープできるコツをこっそり教えちゃいます!
すぐに実践できるものばかりなので、是非トライしてみてくださいね。
1:眉の部分はベースメイクを軽めに、パウダーはたっぷりはたく
普段、リキッドファンデーションやクリームファンデーションを使用している方は、眉付近はベースメイクを軽めにします。
この部分にしっかりオイル分がのってしまうと発色もしずらいばかりか崩れやすくなる原因に。
この部分のベースメイクは軽くおさえて、その代わりにパウダリータイプやファンデーションをしっかりはたきます。
2:アイブロウマスカラでコーティングする
アイブロウメイクの仕上げにアイブロウマスカラを使うのもおススメです!
アイブロウマスカラは、
アイブロウ用のマスカラは、色味の調整をするだけでなく描いたマスカラが落ちるのを防ぐコーティングにもなります。
しかし、とても万能なマスカラですが自まつげに色をつけるので、そもそも自まつげが薄い人にはあまりオススメはできません。
いかがでしたでしょうか?
こちらでは、アイブロウパウダーの使い方を解説していきましたが、別記事の【プロ直伝!】美人眉になるアイブロウペンシルの書き方3ステップ!も是非チェックしてみてくださいね。
両方つかいこなして、眉美人を目指しましょう!