顔の「額縁」とも言われる眉毛。
眉毛1つで顔の印象は大きく変わります。
顔の印象が変わる=その人自身の印象も決めてしまう大事なパーツです。
しかし、
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- アイブロウがキレイに描けない
- 眉毛の左右のバランスが上手にとれない
- 眉メイクが不自然な仕上がりになってしまう
- アイブロウを描いても、すぐに落ちてしまう
などなど
アイブロウ(眉毛)のメイクは、顔のパーツの部分でも一番苦手とする方も多いのではないでしょうか?
ここでは、
そろそろ、今までの「イケてない」眉メイクを見直して、憧れの「美眉」を手にいれましょう。
それでは早速まいりましょう!
目次
美眉を作る4つの道具を揃えましょう!
それでは、早速、美眉になるためのメイク道具を準備します。
「どのようなものを準備すればよいかわからない!」という方も、そして「今更聞けない!」という方でも細かく教えちゃいますので安心してくださいね。
①:眉毛を作るアイブロウペンシル
アイブロウ(眉)の形を整え、眉を作るために使います。
アイブロウには、パウダータイプやリキッドタイプなど様々な種類がありますが
ペンシルタイプには
- 繰り出しタイプ
- 鉛筆タイプ
- リキッドタイプ
などの種類がありますが、アイブロウメイクが苦手は「繰り出しタイプ」が一番簡単でオススメです。
繰り出しタイプとは、口紅のように本体をひねることで、出したい分だけ中身を出すことができるタイプのものを指します。
アイブロウペンシルの選び方は、次の章で詳しく説明させて頂きますね。
②:眉毛を整えるスクリューブラシ
まずは、眉の毛流れを整えるための専用のブラシを準備しましょう。
このブラシは、アイブロウで眉を描く前に、毛流れを整えるために使用します。
さらに、眉毛を描いた後、スクリューブラシを使うことによって描いた眉毛を自然にボカすことができます。
描いたアイブロウのラインと自毛をスクリューブラシでなじみませることで、
③:仕上げのムダ毛カットに使うコーム
眉毛をカットする際に使用します。
コームを使用することで、眉毛をカットしすぎたり、眉毛が薄くなりすぎたりすることを防ぐことができます。
手持ちにコームがなければ、スクリューブラシでも代用が可能です。
④:余分な眉毛をカットするはさみ、シェイバー
眉の余分な毛をカットします。
余分な部分の毛をカットすることで、より美しい眉に仕上げることが可能となります。
専用のはさみやシェイバーを準備しましょう!
では、次に主役のアイブロウペンシルの選び方を教えちゃいます♩
美眉を作るアイブロウペンシルの選び方3つのコツ
では、眉毛を描くのが苦手な方でも
①:ラインが細く描けるアイブロウペンシルを選ぶ
アイブロウペンシルを選ぶ際は、なるべく芯が細いものを選ぶようにします。
アイブロウを上手に仕上げるには、眉を塗るのではなく生やすように描いいくのが最大のポイントです。
眉毛のように1本1本書くには、ペン先が太いものは難易度が大変高いのでなるべく細いタイプのものを選びましょう。
鉛筆タイプのアイブロウペンシルの場合は、常に鉛筆の先を細く保つようにこまめに鉛筆削りが必要となります。
手間がかかることと、細く削る技術も必要となるため「繰り出し」タイプのペンシルを選ぶようにしましょう。
②:芯がやわらかく弾性があるアイブロウペンシルを選ぶ
直接肌に触れるものなので、ペン先は弾性がある柔らかいものを選ぶようにします。
ペン先が固いものは、皮膚の上での発色もよくないですし何より肌を傷つけてしまうこともあります。
傷ついた皮膚が炎症を起こし、さらにアイブロウの色素が皮膚に入りこみ、色素沈着を起こすようなことも考えられますので注意しましょう。
③:髪色にあったカラーのアイブロウペンシルを選ぶ
カラーも眉の形と一緒で選ぶ色によって印象や雰囲気が大きく変わります。
- 眉のカラーの印象
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- 黒・グレイ・→意志の強い、男性的
- ライトブラウン・ゴールド→ナチュラル、やわらかい
よく眉毛の色は「瞳」の色に合わせるのがよいという説もありますが、日本人は、髪の色にあったカラーを選ぶことをオススメします。
なりたい自分に合わせてカラーを選びましょう。
アイブロウペンシルで美眉を作る書き方7つのステップ
では、いよいよ、実際に眉毛を描いきます!
下記でご紹介する順番を行えば、誰でも美眉が書けよるようになりますので、最初はゆっくりと丁寧に行っていきましょう。
①:スクリューブラシで眉毛の毛を整える
眉毛を描きだすまえに、まずはスクリューブラシで軽く眉毛の毛流れを整えます。
②:眉山と眉尻のポイントを決める
最初は、このようにアイブロウペンシルで薄く「印」をつけておくとよいでしょう。
そして、この目安は「美眉」のゴールデンバランスを意識してつけるようにします。
- 眉頭:眉のはじまりの部分
- 眉山:眉の中の一番高いポイントのことを指します。
- 眉尻:眉の終わりの部分で目尻にかけてどんどん自然に細くなっていく眉の終わりのポイント
そして、この「眉頭」「眉山」「眉尻」が理想的な位置に描くことで「美眉」を手にいれることができます。
この理想的な位置のことを「ゴールデンバランス」と呼びます
- 眉毛のゴールデンバランス
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- 小鼻と目の光彩の外側の輪郭を結んだラインの延長線に眉山
- 小鼻と目尻を結んだラインの延長線が眉尻
を目安に、眉の形が作れるのが理想です。
③:まずは眉のアンダーラインを描いていく
アイブロウは、まずは下のラインから描いていきます。
こうすることで目との距離感と角度が決まりやすくなります。
元々の眉からあまりにも下の位置に描いてしまうと、上の部分の眉毛との距離が広くなってしまい、「太眉」となってしまいます。
そのため、自分の眉の位置からあまりかけ離れないようにラインをとります。
ラインを取る際も、一筆描きで線をひくのではなく、毛を1本1本生やすイメージで線を描いていきます。
④:アイブロウの上のラインを決める
下のラインと同じように毛を1本1本繋げていくイメージで、上のラインをとっていきます。
この場合、下のラインとあまりにも距離があると、「太眉」になってしまいますので、注意しましょう。
⑤:アイブロウペンシルで少しづつ眉毛を生やす
ラインを基点に眉が薄い部分や、生えていない部分に毛を生やすように1本1本丁寧に少しずつ眉を描いていきます。
あくまでも「塗る」のではなく「生やす」イメージを大切にしましょう!
- プロの技!グラデーションを作ってみよう
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- 目頭:薄め
- 中央部分:普通
- 目尻:濃いめ
顔は平面ではなく、丸い形をしています。
そのため、正面から見た際に一番相手に近い部分がおでこや鼻の高い位置になります。
一番目につく部分が眉の部分は目頭から中央で、一番色がはっきり見える部分です。
一方で、目尻は球体(顔)の側面になっています。
そのため、目に入ってくる色が飛びやすく(色が目立ちずらい)なってしまい、同じ濃さで仕上げても眉尻が薄く見えてしまいます。
⑥:スクリューブラシで描いたラインと自眉を自然にぼかします
ここまでで、描けた眉毛をスクリューブラシでぼかします。
自分の眉毛と描いたラインがなじむことで、自然な仕上がりになります。
⑦:ラインからはみ出た余計な部分をカットする
最後に、はみ出た部分の毛があるようなら専用のはさみやシェイバーでカットします
シェイビングは、眉にスクリューブラシ、もしくはコームをあててはみ出した部分の毛をカットします。
こうすることで、
アイブロウを描く前に、カットやシェイビングをしてしまうと、切りすぎてしまったり薄くなりすぎてしまったりしますので、必ず理想の形が描けたあとにシェイビングしましょう。
アイブロウペンシルの書きかたをマスターして、なりたい印象に挑戦!
ここまでで、アイブロウペンシルの書きかたの「基本」を学んできました。
ここからは、なりたい印象にあわせた応用編をご紹介していきますね。
これをマスターできれば、いつもの「マンネリ」メイクから卒業できちゃいますよ♪
「若々しい印象」に挑戦!
濃い目の色で、眉山の角度をあまりつけずに直線的に描くと若々しい印象になります。
目頭も少し内側から描くようにします。
少し濃いめの色で、直線的に描くとよりキリッとした印象になります。
「ナチュラルでふんわり雰囲気」に挑戦!
よりナチュラルな印象にしたいのなら、眉山の角度を緩めます。
使う色は明るめのブラウンを使用し、目頭のスタートの位置も少しだけ離すことで、よりふわっとした印象に仕上がります。
ラインも緩やかなラインを意識しましょう。
「女性らしい印象でゴージャス」に挑戦!
眉山の角度をつけることでより、いい女度がアップします。
眉のラインがあまりにも直線的ですと、少し強い印象になってしまうので注意します。
こんな時はどうする?プロが教えるアイブロウのお悩み別解消法
- 眉毛が薄すぎて、ペンシルで描いても不自然になってしまうはどうしたらいいの?
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アイブロウパウダーで仕上げてみましょう!
もともとの眉毛が薄い人はアイブロウペンシルで描いたあとに、
- 眉毛が濃い、太くてナチュラルに仕上がらない!!
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眉マスカラを使ってみましょう!
眉毛が濃い人、太い人、眉毛の色を簡単に変えたい方におすすめなのが、「眉マスカラ」自分の眉毛を整えたあとに、好みの色のマスカラを塗ることで簡単にカラーチェンジが可能です。特に眉毛が濃い人や、太い人にオススメで、
- すぐにアイブロウメイクが崩れてしまうのですが・・・
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下地のファンデーションしっかり塗れていますでしょうか?
まずは、ご自分が使っているアイブロウペンシルが「落ちにくいタイプ」かどうかを確認しましょう!落ちにくいタイプを使っていても、それでもすぐに崩れてしまうという場合は、ベースとなるファンデーションがしっかりと肌にのっていないことが考えられます。
ファンデーションが肌にのっていない、もしくはきちんと塗れていないと、肌の皮脂が浮き出ている状態でアイブロウメイクをおこなうことになります。
そのような状態では、せっかく描いたアイブロウも、肌の皮脂にはじかれてすぐに崩れてしまいます。
もし、リキッドタイプのファンデーションを使っている方ならしっかりとその上からパウダーをはたく。
パウダリーのファンデーションを使っている方ならファンデーションの崩れを防ぐタイプの下地を使ったあとに、パウダリーファンデーションを使用しましょう。
アイブロウペンシルの書きかたを勉強したものの、やっぱり苦手な人は?
それでも、「やっぱり苦手」という方は一度プロの手を借りてみるのはいかがでしょうか?
1.眉毛専用サロンで眉毛の形を整えてもらう
プロが好みの眉毛の形に整えてくれます。
一度、整えた眉毛であればアイブロウのラインをとるのも簡単ですよね。
そして、プロに自分の顔のバランスで、似合うラインを進めてくれるので、自分はどんな形が似合うのか分からない方は一度相談に行ってみるもオススメです。
2.アートメイクでお手入れ要らずにしてしまう
眉毛に 色素をいれていき、毎日のメイクの手間がはぶけて、洗顔しても消えない眉を手にいれることができます。
効果は数ヶ月〜数年と個人差があります。
消えないため、あまりその時の流行りだけをもとめずにベーシックなラインだけ作り、自分で多少のアレンジがきくようにしておくことが重要です。
刺青と同じなので、痛みも伴いますのである程度の覚悟が必要かもしれません。
いかがでしたでしょうか。
苦手意識が多い「アイブロウ」ですが、顔の印象の8割を決めると言われるほど重要な部分でもあります。
しかし、アイブロウをクリアできれば簡単に自分で印象チェンジも可能なので、ぜひ、練習して「美眉」を手にいれてくださいね。