ベテラン主婦が実践!洗濯物の干し方5つの基本と衣類別干し方のコツ

洗濯の干し方
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洗濯物って、みんなどう干してるのかな…?

もしかすると、早く乾いて衣類も傷まない干し方のコツがあったりするのかな…?

洗濯物の干し方について、現在こういった疑問を感じていませんか?

実は私もその一人でした…。

今回こちらでは、主婦歴13年になる私が洗濯物の干し方の基本から「そんな干し方あったの!?」という洗濯物の干し方のコツについてお伝えしていきます!

自宅のベランダに干したところの写真も公開していますので、ぜひ参考にしていただけるとうれしいです!

効率の悪い干し方はしたくない…。衣類をできるだけ長持ちさせたい…。と思っているあなたのお役に立てれば幸いです♪

洗濯物の干し方!シワなく早く乾かすための5つの基本

  1. 脱水後すぐにシワをとって干す
  2. 洗濯物の風通しを考えて干す
  3. 洗濯表示を見て干し方を確認する
  4. 衣類に合わせて干し方を変える
  5. 午後3時までに取り込む

洗濯物の干し方の基本は、脱水後のシワ取りから始まり、取り込む時間にまで及びます。

これまで「知らなかった〜」という方は、ぜひこの機会に実践してみてくださいね♪

それでは、5つの基本を①から順番に説明していきます!

①脱水後すぐにシワをとって干す

洗濯物のシワをとる

洗濯機の脱水が終わったら、すぐに洗濯物を取り出してシワをとることが大事です!

脱水してから時間が経つと水分が徐々に少なくなり、洗濯物にシワが定着してしまうからです。

シワが定着してしまうと、簡単には取れません!

最悪は、すすぎからやり直す必要も出てくるので、脱水後は早めにシワを伸ばしてパパっと干しましょう!

脱水後にシワを伸ばすやり方
  • 振りさばく
  • 引っぱる

「バサバサッ!」「ピンッ!」と、理想の形に整えてから干すことがポイントです。

②洗濯物の風通しを考えて干す

風に吹かれる洗濯物

洗濯物を早く乾かすなら、風通しがよくなる干し方を考えることです!

洗濯後の濡れた衣類って、水分を多く含んでいますよね?その水分が空気中に移動することで、洗濯物は乾いていくんですよ♪

なので、水分を空気中に移動させるために風が必要となるわけです。

日光にあたる場所よりも、風通しをよくすることを考えると洗濯物は早く乾きます。

風通しをよくするには…
  • 洗濯物と洗濯物の間隔は10cm以上あける
  • 風にあたらない部分が出ないように干す

部屋干しするとき「扇風機を使うと早く乾く」と言われる理由も、風が関係しています。

部屋干しで早く乾かす方法は、以下の記事で詳しく書いていますので参考にしてくださいね♪

知らないのはあなただけ?雨の日の洗濯物を早く乾かす干し方干す場所

③洗濯表示を見て干し方を確認する

洗濯表示タグ

衣類によっては、洗濯表示タグに干し方が書かれているものがあります。

「これ、どうやって干すのかな…?」と思ったときは、まず洗濯表示を確認してくださいね♪

干し方を間違えると、衣類が伸びたり型崩れをお越すこともあります。なので、洗濯表示タグは事前にチェックするようにしましょう♪

干し方に関する洗濯表示とその意味については、以下の表にまとめています。

表示 干し方 表示 干し方
つり干し乾燥 つり干し乾燥 日陰でのつり干し乾燥 日陰でのつり干し乾燥
ぬれつり干し乾燥 ぬれつり干し乾燥 日陰でのぬれつり干し乾燥 日陰でのぬれつり干し乾燥
平干し乾燥 平干し乾燥 日陰での平干し乾燥 日陰での平干し乾燥
ぬれ平干し乾燥 ぬれ平干し乾燥 日陰でのぬれ平干し乾燥 日陰でのぬれ平干し乾燥

④衣類に合わせて干し方を変える

複数の洗濯物

衣類によって干し方にコツがあります。干し方を工夫するだけで、乾き具合や衣類の伸び・型崩れを防ぐことができるんですよ♪

衣類に合わせた干し方とは
  • 肩にあとが付きにくい干し方
  • 水分の重さで衣類が伸びない干し方
  • 乾きにくい衣類を早く乾かす干し方
  • …などなど

衣類の干し方のコツについては、この記事内にある「衣類別による洗濯物の干し方!早く乾いて傷まないコツ」をご覧ください♪

⑤洗濯物は午後3時までに取り込む

夕方に干してある洗濯物

屋外に干した洗濯物は、遅くても午後3時に取り込みましょう!

取り込む時間が遅くなると、せっかく日中にカラッと乾いた洗濯物に湿気を移すことになってしまうんです。

「どうして湿気が移るの…?」と思われるでしょうが、気温が下がると空気に含むことのできる水分量が減り、湿度が高くなるからです。

適した取り込み時間は…
  • 正午〜午後3時まで
  • 早く取り込むことで衣類の傷みも防げる

以上、ここまでは洗濯物の干し方の基本をお伝えしてきました。

これより、衣類に合わせた干し方のコツをお伝えしていきますね♪

衣類別による洗濯物の干し方!早く乾かすコツ

衣類の種類 干し方
スラックス 裏返しにて筒状に干す
ジーンズ 裏返しにて筒状に干す
パーカー フードに空気があたるように干す
トレーナー ハンガーにタオルを巻いて干す
tシャツ 型崩れ防止ハンガーを使う。ハンガーにタオルを巻いて干す
ポロシャツ ハンガーにタオルを巻いて干す。襟を立てて干す
カーディガン 風通しの良い場所で平干しする
セーター 風通しの良い場所で平干しする
タオル 伸びるハンガーを使ってずらして干す
靴下 つま先ではなく、ゴム部分を上にして干す

10種類の衣類について、「早く乾く!肩にあとが付かない!傷みにくい!」という干し方を実践してみました。

自宅のベランダで干したため、少し汚い部分がありますがご容赦くださいませ♪

スラックスの干し方

スラックスを干しているところ

スラックスを裏返しにしファスナーを全開にしたあと、ピンチハンガーを使って筒状に干します。

干し方のコツ!
  • 裏返して干す
  • ファスナーを全開にする
  • ピンチハンガーを使い筒状に干す

生地を裏返すことで紫外線による色あせを防ぐことができ、筒状に干すことでサラッとした乾き具合になります

今回は、ダイソーで買った「速乾ズボンハンガー」を利用しました。

ジーンズの干し方

ジーンズを干しているところ

ジーンズを裏返しにしファスナーを全開にしたあと、ピンチハンガーを使って筒状に干します。

干し方のコツ!
  • 裏返して干す
  • ファスナーを全開にする
  • ピンチハンガーを使い筒状に干す

裏返し&筒状に干すことで、乾きにくい縫い目やポケット部分も均等に乾かすことができます

ジーンズもダイソーで買った「速乾ズボンハンガー」を利用しました。

パーカーの干し方

パーカーを干しているところ

乾きにくいフード部分を、空気に触れるように干します。

干し方のコツ!
  • フードに空気があたるように干す
  • パーカーハンガーを使う

フード部分を空気にあてることで、部分的な生乾きを防ぐことができます

今回はダイソーで買った「パーカーハンガー」を利用しました。

トレーナーの干し方

トレーナーを干しているところ

ハンガーにタオルを巻き付け、首側ではなく裾側からハンガーを入れて乾かします。

厚手のトレーナーの場合は、写真のように腕の部分を肩に乗せて干すと、水分で腕部分が伸びる心配がなくなりますよ。

干し方のコツ!
  • タオルを巻いたハンガーを使って干す
  • ハンガーは裾から入れる
  • 腕の部分を肩に乗せる

肩にハンガーのあとが付かず、生地の厚いトレーナーもカラッ!と乾かすことができます

tシャツの干し方

Tシャツを干しているところ

肩にあとが付かず、tシャツの前と後ろの生地がくっつかないよう工夫したハンガーを使って干します。

干し方のコツ!
  • 型崩れ防止ハンガーで干す
  • またはタオルを巻いたハンガーで干す

すぐにカラッと乾いて、肩にあとがつくこともなくなります。

今回はダイソーで買った「くるっ!とマルチハンガー」を利用しましたが、トレーナーの干し方で使ったタオルを巻いたハンガーでもOKですよ。

ポロシャツの干し方

ポロシャツを干しているところ

ボタンを外し襟を立て、タオルを巻き付けたハンガーで干します。

干し方のコツ!
  • タオルを巻いたハンガーで干す
  • 襟を立てて干す

肩にあとが付かず、乾きも早くなります

襟を立てる理由ですが、生地が重なる襟部分は他の箇所より乾きが遅く、雑菌も繁殖しやすくなるためです。

色あせが気になる場合は、裏返しに干しましょう。

カーディガンの干し方

カーディガンを干しているところ

平干しネットを使って、風通しの良い場所で日陰干しをします。

腕部分はネットから出さないように干しましょう!ネットから出すと水分による重みで伸びてしまうためです。

干し方のコツ!
  • 平干しネットを使う
  • 風通しの良い場所で日陰干しする
  • ネットから腕部分を出さない

部屋干しする場合は、エアコンの除湿と下から扇風機の風をあてることでサラッと乾かすことができますよ

セーターの干し方

セーターを干しているところ

平干しネットを使い、風通しのよい場所で日陰干しをします。

カーディガン同様に、腕を外に出さないようネット内に収めて干しましょう。

干し方のコツ!
  • 平干しネットを使う
  • 風通しの良い場所で日陰干しする
  • ネットから腕部分を出さない

平干しすることで、水分の重さによる生地の伸びを防ぐことができますよ

厚手のセーターの場合は、折り重なる腕の部分を何度かズラすことで効率的に乾きます。

タオルの干し方

タオルを干しているところ

バスタオル用の伸びるハンガーを使い、二つ折りにならないようズラして干します。

伸びるハンガーがない場合は、ピンチハンガーを使い「コの字型」や「S字型」になるようジャバラ型に干ししましょう。

干し方のコツ!
  • 伸びるハンガーを使って干す
  • 二つ折りにせずズラして干す

バスタオル(タオル)は、この干し方が一番乾きやすいです!

風の強い日は、写真にあるように洗濯バサミを併用するとズレ落ちを防止できます。

靴下の干し方

靴下を干しているところ

つま先ではなく、ゴム部分を洗濯バサミに挟んで干します。

なぜ…?と思われたかもしれませんが、ゴム部分のほうが、つま先よりも伸びにくいことが理由です。

干し方のコツ!
  • ゴム部分を挟んで干す
  • できるだけ日陰に干す

また、ゴム部分は直射日光にあたると徐々に劣化していくため、日陰で干すことが理想です。

今回は、洗面脱衣所に干してみました。

リネン類の洗濯物の干し方!大物を早く乾かすコツ

衣類の種類 干し方
掛け布団の干し方 物干し竿2本に掛けて干す
毛布 物干し竿2本を使ってM字干しにする
中の素材により天日干し、日陰干しにわかれる
シーツ 物干し竿2本を使ってM字干しにする

1日で確実に乾かしたい大物のリネン類。どうやって干せば早く乾くのか?干し方のコツを写真付きで解説します!

掛け布団の干し方

掛け布団を干しているところ

物干し竿2本を使い、上から吊るす形で干します。

干し方のコツ!
  • 物干し竿2本に掛けて干す

普段、肌にあたる面を表側にして干します。

余裕があれば途中でひっくり返しましょう。干す時間は1〜2時間でOKです。

毛布の干し方

毛布を干しているところ

物干し竿2本を使って、Mの形になるように干します。

干し方のコツ!
  • 物干し竿2本を使ってM字干しする
  • 乾き具合を見て表裏をひっくり返す

1時間ほどしたら乾き具合を見て、表裏を入れ替えることがポイントです。

枕の干し方

枕を干しているところ

枕の中に入っている素材によって、天日干し・日陰干しに分かれます。

干し方のコツ!
  • 中の素材によって干し方が異なる
  • 日陰干しなら平干しネットを使う

枕は非常に乾きにくいので、天気がよく湿気の少ない日に干すことをおすすめします!

枕の洗濯方法や干し方は、以下の記事を参考にしてくださいね♪

【洗濯できない枕あり!】素材や表示に合わせた枕の洗い方の全知識!

シーツの干し方

シーツを干しているところ

物干し竿2本を使ってM字型に干します。

乾き具合を見て、途中で表裏を入れ替えると効率よく乾きますよ♪

干し方のコツ!
  • 物干し竿2本を使ってM字干しする
  • 乾き具合を見て表裏をひっくり返す

写真は掛け布団カバーですが、シーツも同じ干し方でカラッ!と乾きます。

これはどうやって干すの?干し方に迷う洗濯物5つをピックアップ

衣類の種類 干し方
カーテン 元のカーテンレールに掛けて干す
キャップ タオルを中に詰め込みペットボトルに被せて干す
クッション 風通しの良い場所で平干しする
ぬいぐるみ 風通しの良い場所で平干しする
スニーカー シューズハンガーを使って干す

早く乾かしたい!でも、傷みも気になる…。
こういった干し方に迷う洗濯物を干すコツをこれよりお伝えしていきます!

カーテンの干し方

カーテンを干しているところ

最も効率的な干し方は、もともと掛かっていたカーテンレールに戻して干すことです。

干すときは、窓を空けて空気にあてることがポイント!

干し方のコツ!
  • カーテンレールに戻して干す
  • 窓を空けること

汚れ防止のため、干す前に窓の掃除をしておきましょう!

キャップの干し方

キャップを干しているところ

キャップの型が崩れないようにタオルを中に詰め、ペットボトルの上に被せて日陰干しします。

干し方のコツ!
  • キャップの中にタオルを詰め込む
  • ペットボトルの上に乗せて干す
  • 風通しの良い日陰で干す

ペットボトルは中身が入っているものを使うと、倒れにくくなります。

クッションの干し方

クッションを干しているところ

平干しネットに乗せ、風通しのよいところで日陰干しをします。

干し方のコツ!
  • 平干しネットを使い日陰干しする
  • 風通しのよい場所で干す

クッションカバーはチャック部分を下にして、下から空気をあてることで早く乾きます。

ぬいぐるみの干し方

ぬいぐるみを干しているところ

平干しネットを使って、風通しのよい場所で日陰干しします。

干し方のコツ!
  • 平干しネットを使い日陰干しする
  • 風通しのよい場所で干す

天日干しをすると色が落ちてしまうことがあるので、日陰干しをおすすめします。

スニーカーの干し方

スニーカーを干しているところ

スニーカーハンガーを使って、風通しのよい場所で日陰干しします。

干し方のコツ!
  • スニーカーハンガーで干す
  • 風通しの良い場所で日陰干しする

天日干しするとゴム部分の傷みや色落ちする心配があるので、日陰干しが理想です。

洗濯物の干し方まとめ

洗濯物の干し方は5つの基本を守り、衣類別に適した干し方をすることがポイントです。

最後にもう一度、干し方の基本5つをあげておきますね♪

洗濯物の干し方5つの基本
  • 脱水後すぐにシワをとって干す
  • 洗濯物の風通しを考えて干す
  • 洗濯表示を見て干し方を確認する
  • 衣類に合わせて干し方を変える
  • 午後3時までに取り込む

毎日行う洗濯物だからこそ、効率よく乾かし衣類も長持ちさせたいですよね。

効率よく乾かすことができれば、気持ちもスッキリするので、ぜひ今回の干し方を実践してみてくださいね♪

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