知らないと危険!?シャンプーの避けるべき成分解析まとめ

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「いつもサラツヤな髪でいたい!」
「髪がきれいだねってほめられたい」

女性らしいきれいな髪を保つために、美容院にこまめに通ったり、食事でしっかりと栄養を摂ったり、規則正しい生活をする。これらももちろん大事なことですが、シャンプーを使った頭皮や髪の毛の日々のメンテナンスの方がサラツヤ美髪のためにもっと大切です。

でも、頭皮や髪にダメージを与えてしまう危険な成分が入ったシャンプーを知らずに毎日使っていたとしたら…。うるおったきれいな髪を手に入れるどころか、今の髪を維持するのもむずかしくなってしまいます。

ダメージを与えてしまう危険な成分を避け、頭皮や髪を良い状態に保ってくれるシャンプーを選ぶためにはどの成分をチェックすれば良いのか?

聞き慣れない化学成分ばかりが配合されているシャンプーですが、「最低限これだけは配合されていないかチェックしておきたい!」という成分を市販シャンプーの解析も交えてご紹介していきます。

シャンプーの構成成分

毎日当たり前に使っているシャンプーですが、どんな成分が配合されているか気にしたことがある人は少ないでしょう。

とは言っても一度はシャンプーボトルのウラを見たことがあると思います。

カタカナでたくさんの成分名が記載されていますよね。薬用シャンプーではない普通のシャンプーでは全成分を表示する義務があるのであんなにズラーっと並んでいるんです。だから、ボトルのウラを見ればどんな成分が入っているか隠されることなく全部しっかりとチェックすることができます。

簡単にグループ分けするとシャンプーを構成する主要な成分は次の6つになります。

シャンプーの構成成分
  • 水(イオン交換水)
  • 洗浄用成分(界面活性剤)
  • コンディショニング成分
  • 毛髪補修成分
  • 防腐剤
  • 香料

他にも増泡剤、増粘剤、乳化剤、pH調整剤、着色料などが含まれています。

シャンプーは髪の毛や頭皮に付着した汗や皮脂などを除去するのが一番の目的です。
主成分は洗浄用の成分である界面活性剤で10%~15%ほど配合されていて、水と洗浄用成分だけで90%以上になります。

他には乾燥後の髪の感触をよくするコンディショニング成分や毛髪育成成分、香料などが10%弱加えられてシャンプーを構成しています。

 

シャンプー選びで避けるべき成分

シャンプーは化学的に分類するとほとんどが合成の界面活性剤に分類されます。
合成界面活性剤では洗浄力の強いシャンプーを作ることができるので、頭皮の皮脂や汚れを除去する性能を追求するあまり、頭皮や髪を痛めてしまうほど刺激の強いシャンプーというもの実は多いです。

せっかく丁寧に髪を洗っているのに、実は髪や頭皮を傷つけていたとなったらガッカリですよね?そんな刺激の強いシャンプーで髪の毛を傷つけてしまわないようにするには、次の3つのポイントでシャンプーを選ぶことが大切です。

 

シャンプー選びの3つのポイント

シャンプーに配合される成分で頭皮や髪にダメージを与えてしまう成分が含まれる可能性が高いのが、「洗浄用成分」「防腐剤」「コンディショニング成分としてのシリコン」になります。

シャンプーを選ぶ際に、CMで見たことがある有名なものだから、量が多くて安いから、パッケージに良いことが書いてあったからといった理由で選んでしまっていると危険なシャンプーを使ってしまっている可能性が非常に高いです。

洗浄用成分、防腐剤、シリコンの3つの化学成分をしっかりとチェックすることで、頭皮や髪のダメージにつながる危険な成分を避けてきれいなサラツヤの髪へと近づくことができるのです。

 

洗浄用成分

頭皮の皮脂の除去を目的とした成分でメインは界面活性剤。洗浄作用が強すぎると、本来、頭皮が必要とする皮脂まで除去していまい頭皮の乾燥、痒み、炎症といった頭皮トラブルを引き起こしてしまうことも。洗浄力があれば良いのではなく、汚れは除去しつつも頭皮に必要な皮脂を残すことが大切。

 

防腐剤

アルコール性のものや殺菌剤や殺菌効果の高い防腐剤が使われていることも多く、どれも頭皮への刺激が心配されます。酸化防止剤の中には発がん性が疑われるものもあり、洗い流すとはいえ、使用するのは避けたい成分が配合されている可能性があります。

 

コンディショニング用シリコン

指通りをなめらかにする潤滑剤。ノンシリコンブームで印象は悪いが、少量であればコンディショニング効果も高く、毛穴に詰まるということは心配ありません。多量に配合されていると洗い残しによって毛穴をコーティングして覆ってしまうことがあるため危険。

 

シャンプーの危険成分

シャンプーボトルの裏面には何十もの配合成分が記載されています。
もちろん色々な成分に詳しくなって、自分の肌質や髪質に合うシャンプーをチョイスできれば良いのですが、それもなかなか難しいです。

なので、さきほどの洗浄用成分、防腐剤、シリコンに分類される成分で、特に気を付けるべき代表的な危険成分を挙げていきますので、今後自分でシャンプーの良し悪しを判断される際の参考にしてみて下さい。

 

洗浄用成分|ラウレス硫酸ナトリウム・ラウリル硫酸ナトリウム

危険な洗浄用成分
ラウレス硫酸ナトリウム・ラウリル硫酸ナトリウム

ラウレス硫酸ナトリウムやラウリル硫酸ナトリウムは代表的なアニオン性の界面活性剤です。洗浄力の高さと安価な製造コストから非常によく使用される界面活性剤です。

泡立ちも極めてよく、シャンプーを泡立ちや頭皮のサッパリ感で選んでしまうと知らない間に使っていたということになりがちです。

洗浄力が高いがため、必要な皮脂まで脱脂してしまい、頭皮の皮脂不足による乾燥・痒み・炎症の原因となっています。

界面活性剤はシャンプーの主成分なので、全成分表示の2番目(水の次)にくることが多く見つけやすいので、ラウレス硫酸Naやラウリル硫酸Naが配合されているかどうかは絶対にチェックしましょう!

 

防腐剤|メチルイソチアゾリノン・ベンジルアルコールなど

危険な防腐剤・酸化防止剤
サリチル酸・メチルクロロイソチアゾリノン・メチルイソチアゾリノン・ベンジルアルコール・イソプロパノール・BHT・ジブチルヒドロキシトルエン

サリチル酸には頭皮の殺菌・抗炎症作用があるため、汗をかいた時の頭皮などには良いのですが、通常の状態の頭皮に毎日使用するということになると刺激が心配されます。

メチルクロロイソチアゾリノンとメチルイソチアゾリノンも殺菌作用が高い防腐剤なのでこちらも頭皮へのダメージが気になりますし、アレルギー性の皮膚炎の原因にもなってしまいます。

防腐剤や酸化防止剤の配合量としては多くないので、成分の表記順としては真ん中より下か場合によっては最後の方に登場してきます。こちらは注意深くチェックしていって下さい。

 

シリコン|ジメチコン・ジメチコノール・アモジメチコンなど

多量にあると危険なシリコン成分
ジメチコン・ジメチコノール・アモジメチコン・シロキサン、シクロメチコン、ジメチコンポリオールなど

髪のコーティング剤として配合されるシリコン成分のジメチコン、ジメチコノール、アモジメチコンについては、配合されていること自体はそんなに問題ではありません。シャンプーの後の髪のコンディション用としてはむしろあった方が良いくらいです。問題になるのはジメチコンなどのシリコン成分がたくさん配合された時なので、成分表示順で上位の方に記載されているのならそのシャンプーは避けるべきです。

シャンプーにシリコン成分が多量に入っていて洗い残してしまった場合、髪が重くなったり、毛穴を詰まらせてしまったりすることがあります。さらに、シリコン成分は、トリートメントにも多く含まれているので、シャンプーとトリートメントからダブルでシリコンを頭皮や髪に残してしまうこともありえます。

最悪の場合、毛穴を詰まらせたり、血行を悪くさせたりしてしまい、薄毛の原因にもなりえるので、シリコン成分の表示順には注意をし、上の方にあったら使用は控えましょう。

 

市販シャンプーの全成分解析

世の中には何百ものシャンプーが市販されています。その中でも女性に人気のシャンプーには一体どんな成分が配合されているのでしょうか?危険な成分が配合されているシャンプーがどれくらいあるのか?実際に全成分を解析し、チェックしてみましょう。

 

ロクシタンシャンプーの全成分

ロクシタンは40年近い歴史を持つフランスの会社です。
日本でもロクシタンのシャンプーはハーブの香りや髪の手触りが良いととても人気があります。

ロクシタン ファイブハーブスリペアリングシャンプーの全成分
水・ラウレス硫酸Na・デシルグルコシド・ヤシ油脂肪酸PEG-7グリセリル・コカミドプロピルベタイン・ラウレスー2・香料・PEG-40水添ヒマシ油・ポリクオタニウム-7・ヤシ油アルキルグルコシド・オレイン酸グリセリル・ヒドロキシプロピルグア-ヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド・パンテノール・グリセリン・クエン酸・オレンジ油・ラバンデュラハイブリダ油・安息香酸Na・ラベンダー油・ゼラニウム油・メチルイソアゾリノン・イランイラン花油・アンゼリカ根油・アンゼリカ種子油・アべナストリゴサ種子エキス・レシチン・ソルビン酸K・トコフェノール・クエン酸水添パーム油脂肪酸グリセリズ
洗浄用成分 防腐剤 シリコン
 ラウレス硫酸Na  メチルイソアゾリノン  ―

洗浄用成分にラウレス硫酸ナトリウムが、防腐剤にメチルイソアゾリノンが使用されており、避けるべきシャンプーに分類されます。

 

 ダブシャンプーの全成分

ダブはオランダとイギリスを本拠地とするユニリーバが製造・販売するシャンプーになります。
CMもやってますし、日本での知名度も高いので使用したことがある方も多いはずです。

ダブ エアリーモイスチャーシャンプーの全成分
水、ラウレス硫酸Na、コカミドプロピルベタイン、塩化Na、コラーゲン、加水分解ケラチン、オレイン酸、アルギニン、グアーヒドロキシプロピルトリモニウムクロリド、ポリクオタニウム-10、PPG-7、クエン酸、水酸化Na、硝酸Mg、EDTA-2Na、安息香酸Na、メチルイソチアゾリノン、メチルクロロイソチアゾリノン、香料、青1、緑201、赤227
洗浄用成分 防腐剤 シリコン
 ラウレス硫酸Na  メチルイソアゾリノン
メチルクロロイソチアゾリノン
 ―

洗浄用成分にラウレス硫酸ナトリウムが、防腐剤にメチルイソアゾリノンとメチルクロロイソチアゾリノンが使用されており、避けるべきシャンプーに分類されます。

 

ボタニストシャンプーの全成分

ボタニカルとは植物由来という意味で、90%以上が植物由来の成分と水で構成されているシャンプーです。3秒に1本売れているとも言われ、100万本を販売した大ヒット商品です。

スカルプ・モイスト・スムースの3タイプがあり、デザインや香りもおしゃれです。

ボタニスト ボタニカルシャンプーモイストの全成分
水、グリセリン、コカミドプロピルベタイン、ココイルメチルタウリンNa、ラウロイルメチルアラニンNa、ラウラミドプロピルベタイン、ラウロイルサルコシンNa、ラウレス-4カルボン酸Na、ココイルグルタミン酸Na、デシルグルコシド、グリチルリチン酸2K、サトウキビエキス、セラミド2、PEG-30フィトステロール、加水分解ヒアルロン酸、加水分解コラーゲン、コカミドMEA、リンゴ酸、ポリクオタニウム-10、エタノール、BG、DPG、セテアレス-60ミリスチルグリコール、PPG-4セテス-20、EDTA-2Na、メチルイソチアゾリノン、メチルクロロイソチアゾリノン、香料
洗浄用成分 防腐剤 シリコン
コカミドプロピルベタイン  メチルイソアゾリノン
メチルクロロイソチアゾリノン
 ―

洗浄用成分にはラウレス硫酸ナトリウムが使用されていませんが、防腐剤にメチルイソアゾリノンとメチルクロロイソチアゾリノンが使用されています。

厳しいですが、避けるべきシャンプーに分類されます。

 

その他有名シャンプーの成分

その他注目度の高いシャンプー7商品についても同様に、洗浄用成分・防腐剤・シリコンの配合成分をチェックしました。

シャンプー名 洗浄成分 防腐剤 シリコン 判定
オクト ラウレス硫酸Na  -  -
マシェリ  ラウレス硫酸Na  BHT  ジメチコン
ジョンマスター  デシルグルコシド  -  -
スーパー
マイルド

 ココイルメチル
タウリンNa

ラウレス硫酸Na

 -  -
haru  ココイルグルタミン酸TEA  -  -
ベーネ  オレフィンスルホン酸Na  メチルイソ
アゾリノン
 -

 

市販シャンプーの解析結果

洗浄用成分について

配合されている界面活性剤は、洗浄力が高く安価なラウレス硫酸ナトリウムが半数とやはり多くのシャンプーで使用されていました。

残りの半分のシャンプーは、メインの界面活性剤を低刺激の成分を配合する方向へシフトはしていっているようでしたが、ラウレス硫酸Naをサブの洗浄成分として補助的に配合されていたりとまだまだ主流で使われていきそうです。

きれいな美髪の土台となる頭皮が洗浄成分によって健康な状態を損なわないように、刺激の強すぎないシャンプーを選ぶためには、しばらく洗浄成分のチェックが欠かせません。

 

防腐剤について

配合されている防腐剤に関しても、刺激の強い成分、アレルギー性の炎症を引き起こすメチルイソアゾリノンかなり使用されていました。

防腐剤を添加しないと腐ってしまって、シャンプー自体の品質が低下してしまうおそれがあるため、防腐剤を添加しないというのもむずかしいです。なので、防腐剤自体を添加するのは許容するとして、フェノキシエタノールなど安全性の高いものを今後は配合していって欲しいと思います。

防腐剤もまだまだ使用されているので、購入前の成分チェックが大事になります。

 

シリコンについて

今回チェックしたシャンプーに関しては、1種類と少な目でした。ノンシリコンシャンプーのブームでシリコンを配合したシャンプーは減ってしまった感じです。シリコンの配合量に関しても、成分表記の順番的には上位にきていないので、そんなに多くないですね。

シリコンに関する成分チェックは表記順でトップの方に来ていないかだけでを見れば良さそうです。もし、少量でもシリコンが配合されているシャンプーを使用する場合には、念のため、しっかりとシャンプーを洗い流して下さいね。

 

安全でおすすめなシャンプー成分

今回は、シャンプー選びのために、頭皮や髪に良くない避けるべき成分ということで、危険な成分について多く紹介してきました。

頭皮と髪を守るためにはどういった成分を使用したらいけないかをお分かり頂けたと思います。

ここで少し、積極的にシャンプーに配合されていてほしい、髪や頭皮をなめらかにしてくれたり、毛髪の育成環境を整えてくれる安全でうれしいおすすめ成分についてもご紹介します。

 

安心安全な洗浄用成分

コミカドプロピルベタイン

天然成分から作られた良質かつ高級な洗浄用成分。低刺激で髪に対して柔軟効果を持つと言われるベタイン系の代表格。洗浄力も適度にあり、敏感肌やカラー・パーマをしてダメージを受けやすい、受けている人でも安心して使用できる成分。

ココアンホ〇〇、ココイル〇〇

アミノ酸由来の洗浄用成分で刺激が弱く、髪や頭皮への保湿効果も期待でき、洗髪後の仕上がりはしっとり。泡立ちが悪くのが弱点。頭皮に付きやすく、洗い残すとフケや痒みの原因にもなるのでしっかりと洗い流すのに注意も必要です。

 

毛髪育成促進成分

リンゴ酸・クエン酸

リンゴ酸は、天然ではリンゴの果実に多く含まれる有機酸。髪の毛に対する柔軟効果が高く、ケア成分の浸透を高めてくれる効果もあります。クエン酸もリンゴ酸にはやや劣りますが、同様の効果が期待できます。

 

パンテノール、パントテン酸

パンテノールはビタミンB群パントテン酸の誘導体。皮膚細胞の新陳代謝を活性化し、肌荒れ改善や毛髪の育成を促進してくれる効果があります。

 

シャンプーの避けるべき危険成分解析のまとめ

美髪になるために必要なシャンプーの選び方として、まずは頭皮や髪にダメージを与えてしまう危険な成分を避けるという方法を紹介してきました。

頭皮や髪にダメージを与えてしまう危険な成分
  • 洗浄用成分|ラウレス硫酸Na、ラウリル硫酸Na
  • 防腐剤|メチルイソチアゾリノン、メチルクロロイソチアゾリノン、BHTなど
  • シリコン|ジメチコン、ジメチコノール、アモジメチコンなどの多量配合
配合されているとうれしいオススメ成分
  • 洗浄用成分|コミカドプロピルベタイン、ココアンホ〇〇、ココイル〇〇
  • 毛髪育成促進成分|リンゴ酸、クエン酸、パンテノール、パントテン酸

上記の危険な成分を避け、オススメ成分ができるだけ配合されたシャンプーを選び、頭皮と髪を良い状態に保つところからサラツヤ美髪への第一歩を踏み出していきましょう!

 

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