【シミ・角栓に効果あり!?】重曹洗顔を正しいやり方で実践した結果…!

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重曹を使った重曹洗顔が口コミで話題になっています。

食用や掃除用など洗顔以外の用途に使われることが多い重曹ですが、洗顔に使ってもシミや角栓に効くというので人気だとか。

果たして重曹洗顔のパワーとは?気になりますよね。

今回はそんな重曹洗顔に注目して、

  1. 重曹洗顔のやり方って?
  2. どんな効果が期待できるの?
  3. 危険性は大丈夫?

などなど、気になるポイントを見ていきますね。

重曹洗顔に興味がある!という方の参考になれば幸いです。

重曹洗顔を始める前に、必要な準備をチェック!


それではこれから重曹洗顔のやり方を見ていくのですが、その前に必要な準備をチェックしておきましょう。

実際に重曹洗顔を試してみるときは以下の3点に注意してくださいね!

  • 準備①:使用する重曹は食用・薬用のものを選ぶ
  • 準備②:肌に合うか合わないかパッチテストで確認しておく
  • 準備③:重曹洗顔の前にクレンジングでメイクを落とす

準備①:使用する重曹は食用・薬用のものを選ぶ

まず使う重曹ですが、食用・薬用のどちらかを選びましょう。

スーパーで普通に売っているベーキングパウダー、ふくらし粉など、これらは重曹なので使えます!

なるべく粒子の細かい重曹のほうが使いやすいですね。

ちなみに掃除用や工業用の重曹は使ってはいけません。理由はのちほどご紹介しますね。

今回は、上の画像のような近所のスーパーで製菓コーナーにあった重曹を使っていきます。

製菓用で口に入れても安全、粒子が細かくて重曹洗顔に向いています。お値段も70円程度なので、コスト面もリーズナブルで試しやすいですね。

準備②:肌に合うか合わないかパッチテストで確認しておく

どんな洗顔方法もそうですが、重曹洗顔にも肌に合う合わないがあります。

やってみて逆に肌が荒れた…というような後悔を防ぐために、事前にパッチテストをして肌に合うかどうかを確認しておくといいでしょう。

パッチテストのやり方は、水で溶いた濃いめの重曹水を腕の内側に塗って、丸1日ほど置いて異常が出るかどうかをチェックします。

もしこのパッチテストで赤みが出る・肌が荒れる…といったような異常が出た場合は、肌に合っていない可能性が高いので重曹洗顔は取り入れないほうがいいです。

準備③:重曹洗顔の前にクレンジングでメイクを落とす

重曹洗顔の前には必ずクレンジングでメイクを落としておきましょう。

効果を最大限高めるのと同時に、肌が荒れるなど予想外のトラブルを避けるためですね。

シミや角栓に効く?重曹洗顔の正しい2つのやり方をご紹介!

それでは重曹を使った洗顔のやり方を2パターン見ていきますね。

以下2パターンの重曹洗顔のやり方を、を実際にやってみた様子と合わせてご紹介します!

特徴 向いている人
①:洗顔料に重曹を混ぜて洗顔 洗顔料にスクラブ効果を+ 普通肌、肌が弱くない人
②:重曹パック 洗浄力が強い アブラ肌、肌が強い人

やり方①:重曹を洗顔料に混ぜる

まず1つ目のやり方、普段使っている洗顔料に重曹を混ぜる方法をご紹介します。

このやり方は洗顔料にピーリング効果を加える目的で使われているやり方です。

重曹を洗顔料に混ぜるやり方
  • 手順①:メイクをクレンジングで落としておく
  • 手順②:普段使っている洗顔料を泡立てる
  • 手順③:洗顔料を泡立てたら重曹を1つまみ混ぜる
  • 手順④:重曹を混ぜた洗顔料でこすらないように洗顔する
  • 手順⑤:洗顔料を残さないようにしっかりとすすぎをする
  • 手順⑥:洗顔が終わったら保湿を忘れずに

やり方は上のようになっています。

この手順にしたがって実際にやってみたので、その様子をご紹介しますね!


洗顔の前に、クレンジングでメイクを落としておきました。

まずはいつも使っている洗顔料を泡立てていきます。


洗顔料がしっかりと泡立ったら、重曹を1つまみ振りかけるように加えます。


重曹が混ざるように泡をかき混ぜていきます。

あまり混ぜすぎると泡が潰れてしまうので、ほどほどに混ぜるくらいで大丈夫です。


重曹が混ざった泡を顔に乗せて洗顔していきます。

重曹の粒子を加えたので、肌をこすってしまうと普段の洗顔よりも刺激が強いかも…。

なのでこすらないようにマッサージしていきましょう。

このあとしっかりとすすぎをして、保湿まで忘れずに!

使い心地は、普段の洗顔料よりも少しシュワシュワする?程度であまり違いはわからなかったです。

洗い上がりはツルツル感と皮脂がしっかりと落ちている感じが強かったです!

またシミがちょっと薄くなった?ような感じや毛穴の汚れも心なしか取れているような感じもありました。

やり方②:重曹パック

次に2つ目のやり方、重曹パックをみていきますね。

この重曹パックは洗顔料に重曹を混ぜるやり方よりも肌に触れる重曹の濃度が濃いので、肌への刺激が強めです。

重曹パックのやり方
  • 手順①:メイクをクレンジングで落としておく
  • 手順②:重曹を小さじ1~3杯手に取る
  • 手順③:手に取った重曹にぬるま湯を加えて垂れない程度のペーストにする
  • 手順④:できた重曹ペーストを顔に塗って10分間ほどパックする
  • 手順⑤:重曹ペーストが残らないようにしっかりとすすぎをする
  • 手順⑥:すすぎが終わったら保湿を忘れずに

重曹パックは上のような手順になっています。

こちらも実際にやってみました!その様子をご紹介しますね。


先にクレンジングでメイクを落としてから、手に重曹を取っていきます。


重曹を手に取る量は塗りたい範囲に合わせて小さじ1~3杯の間で調整するといいでしょう。

今回は顔全体に塗るために小さじ2杯取ってみました。


手に取った重曹にぬるま湯を少しずつ加えて重曹ペーストを作っていきます。

一気にぬるま湯を加えてしまうと垂れるようなペーストになってしまいがちなので、様子を見ながら少しずつがポイント。

また重曹自体の粒子はできるだけ細かいほうが、うまくペーストになってくれますね。


重曹ペーストができあがったら、こすらないように顔に乗せていきます。

粒子なので、こすってしまうと肌をジョリジョリと刺激して傷めてしまう恐れが。

顔に重曹ペーストを乗せたら、10分ほど置いてパックをします。


時間が経ったら、重曹ペーストが顔に残らないようにすすぎをしていきます。

しばらく時間を置いているので、ちょっと流れにくく感じるかもしれません。すすぎ終わったら保湿も忘れずに!

終わったあとに感じたのは、洗顔料に重曹を混ぜるやり方よりも皮脂がしっかり取れている感じと強いツルツル感ですね。

またシミや毛穴汚れも少し取れた気がしました。洗浄力が強い洗顔料が好きな人は気に入る使用感かもしれません。

今回は10分間パックしましたが、もし皮脂が取れすぎや刺激を心配する場合はパックする時間の長さを調整するといいでしょう。

重曹での洗顔はなぜシミや角栓に効くのか?得られる3つの効果

ここまで重曹洗顔のやり方と、実際にやってみた様子をご紹介してきました。

実際にやってみて、シミがちょっと薄くなった気がしたり小鼻の角栓が取れているように感じましたが、どうして重曹洗顔でそうした変化を感じられるのでしょうか?

こちらでは重曹洗顔で得られるシミ・角栓にも有効な嬉しい3つの効果を見ていきましょう。

  • 効果①:弱アルカリ性で肌を中和しながら洗顔できる
  • 効果②:強い洗浄力で汚れや皮脂を取り除いてくれる
  • 効果③:重曹のスクラブ効果で汚れや角質を落としてくれる

効果①:弱アルカリ性で肌を中和しながら洗顔できる

重曹は「炭酸水素ナトリウム」という成分です。この成分は弱アルカリ性で、弱酸性の肌を中和します。

中和された肌は時間が経つと弱酸性に戻りますが、この弱酸性に戻るときに皮脂膜が作られて肌を保護してくれる効果が。

これにより肌が本来持っている保護機能を促進してくれます。

効果②:強い洗浄力で汚れや皮脂を取り除いてくれる

重曹は油汚れのひどいところをキレイにするための掃除用にも使われるだけあって、油を分解してくれる効果があります。

そのため洗顔に使うと、汚れや皮脂を分解して落とす強い洗浄力を発揮してくれる成分です。

汚れや余分な皮脂・角質は肌のシミや角栓につながってしまうので、重曹洗顔はその原因となる汚れを洗い流す作用が期待できます。

効果③:重曹のスクラブ効果で汚れや角質を落としてくれる

重曹は洗顔に使うことで肌の角質をこすり取るスクラブ効果を発揮してくれます。

このスクラブ効果で汚れや余分な角質を落として、シミになる原因を取り去ってくれる作用が。

食用・薬用の重曹は粒子が細かいので、細かい粒子であれば肌の角質を取りすぎてしまう危険も少なくなります。

取り入れ方を間違えると危険!?重曹洗顔で注意すべき4つのポイント

ここまで重曹洗顔は実際に効果があるのかどうかを見てきましたが、洗浄力の高さや肌の汚れへの働きかけによってシミや角栓汚れの改善に効果は期待できるとわかりました。

しかし取り入れ方を間違ってしまうと、肌をキレイにするどころか肌がボロボロになる危険性も…。

重曹洗顔で後悔しないために注意する4つのポイントを確認しておきましょう。

  • ポイント①:掃除用や工業用など、食用・薬用以外の重曹は絶対使わない
  • ポイント②:重曹洗顔は週1回まで!
  • ポイント③:重曹洗顔のときに肌を強くこすらない
  • ポイント④:肌荒れや乾燥がひどいときは重曹洗顔をしない

ポイント①:掃除用や工業用など、食用・薬用以外の重曹は絶対使わない

まず気をつけたいのは、同じ重曹だからといって掃除用や工業用の重曹を重曹洗顔に使うのは絶対にNGということです!

掃除用・工業用の重曹は食用・薬用の重曹に比べて1つ1つの粒子が大きいものがほとんど。

粒子が大きいと洗顔中に肌をこすって刺激したり傷つけてしまう恐れが増すので、そうなると美容どころじゃありませんよね…。

また重曹自体は人体に影響のない成分ですが、洗顔中に口に入ってしまうことを考えると

ポイント②:重曹洗顔は週1回まで!

重曹を使った洗顔は、肌が強い人でも週1回程度にしてください。

重曹はピーリング効果で肌の角質を落としたり、そもそも洗浄力が強いので頻繁に使う洗顔方法としては刺激が強すぎます。

シミや角栓をなんとかしたい…と美容のために取り入れたいのに、やりすぎで肌を傷めては逆効果ですよね…。

ポイント③:重曹洗顔のときに肌を強くこすらない

重曹は粒子なので、洗顔料を使った洗顔以上にこすらないように注意してください。

こすってしまうとスクラブ効果がされすぎて、余分な角質どころか必要な角質まで落として肌を傷めてしまいます。

ポイント④:肌荒れや乾燥がひどいときは重曹洗顔をしない

肌荒れや乾燥がひどいときは、重曹洗顔はより肌の状態を悪化させる危険性があります。

洗浄力が高く刺激が強めの洗顔方法なので、肌荒れや乾燥の状態で使ってしまうと肌に新しく傷を作ってしまうことも…。

重曹洗顔をするときは肌の状態に特に注意してください。

肌質によっては危険?重曹洗顔が向いているか肌タイプで比較してみた

重曹+洗顔料 重曹パック 注意すること
①普通肌 皮脂の取り過ぎに注意
②アブラ肌 皮脂の洗い流しすぎはアブラ肌を悪化させるおそれ
③敏感肌 刺激に弱いのでこすらないように注意
④乾燥肌 肌が傷つきやすいのでこすらないように注意
⑤ニキビ肌 ニキビの種類や症状によっては悪化することも

重曹洗顔で得られる効果や危険性を見てきた上で、取り入れても大丈夫かどうかを肌質別に分類してみました。

あくまでも目安ではありますが、参考にしてみてくださいね!

※どの肌質の場合も、パッチテストで重曹洗顔が肌に合うかどうかを確認したほうが確実です。

①普通肌②アブラ肌:どちらの方法も使えるが洗いすぎに注意

普通肌やアブラ肌の人は落としても問題ない余分な皮脂や角質は多いので、洗顔料に重曹を混ぜるやり方・重曹パックのどちらも基本的には問題ないでしょう。

ただし重曹洗顔を取り入れるなら頻度は週1回にとどめておいてください。皮脂の取り過ぎになると逆に皮脂が過剰に出るようになって逆効果になることも!

普段の洗顔料を使った洗顔もそうですが、皮脂を取り過ぎる「洗いすぎ状態」に特に注意しましょう。

③敏感肌④乾燥肌:肌への刺激が強いので重曹パックは避けたほうが無難

敏感肌や乾燥肌の人は、肌への刺激が弱かったり皮脂が少なかったりするので重曹洗顔は注意が必要です。

重曹は洗浄力が強くスクラブ効果もあるので、重曹洗顔を取り入れることで皮脂の取り過ぎや肌への刺激、肌を傷つけてしまうなどの危険性が…。

特に重曹パックは濃度の濃い重曹をそのまま顔に乗せるので、敏感肌や乾燥肌の人は避けたほうが無難かなと思います。

⑤ニキビ肌:ニキビの種類・症状によっては悪化のおそれも

重曹には高い洗浄力に加えて菌の繁殖を抑える効果も期待できるので、ニキビ肌の人でも重曹洗顔は試してみる価値はあるでしょう。

一方で皮脂の取り過ぎや粒子でニキビを傷つけてしまう危険性もあるので、敏感肌や乾燥肌の人と同じく取り入れるときは注意が必要です。

重曹洗顔はシミや角栓に効果あり!な一方で肌が弱い人は注意が必要

重曹洗顔について様々見てきましたが、肌に合っている人はシミや角栓が取れるのを期待して洗顔に取り入れるのはアリですね!

一方で肌が弱いと取り入れ方次第では逆に肌を痛めてしまう原因にも…。肌に合うかどうかは最初に確認することが大切です。

重曹自体はお安く買えますし、試しやすいので気になる方はパッチテストから始めてみるといいですね。

重曹を配合した洗顔料も販売されている

ここまでスーパーなどに売っている一般的な重曹を使った重曹洗顔について見てきましたが、最初から重曹を配合した洗顔料というものも販売されています。

肌への刺激を考えて作られているので、自分で重曹洗顔をするよりも肌を傷める危険性は低いですね。

そのかわりに自分で重曹洗顔をするよりは多少値段が高くなるので、興味がある方はチェックしてみるといいでしょう。

美肌を目指すなら普段の洗顔の質を高めることも重要!

重曹洗顔はシミや角栓の改善に効果が期待できる洗顔方法ですが、使える頻度が週1回なので洗顔方法としてはあくまでもサポートという立ち位置になるかと思います。

美肌を目指すなら、やはり普段の洗顔も質を高める必要があるでしょう。

今使っている洗顔料が本当に合っているのか、やり方は正しいか…など普段の洗顔を見直してみるのもおすすめです!

まとめ

ここまで重曹洗顔をご紹介してきましたが、いかがだったでしょうか?

重曹洗顔は洗浄力が強くシミや角栓にも効果が期待できる洗顔方法である一方で、洗浄力が強すぎて肌を刺激したり傷つけてしまう危険性もあるので一長一短ですね。

取り入れてみる場合は

  • パッチテストをして重曹洗顔が肌に合うか確認する
  • 取り入れるのは週1回まで
  • 肌が乾燥していたり傷ついていた場合はやらない
  • 異常が出たらすぐに重曹洗顔をやめる

これらのポイントを必ず守って、肌を傷めないように注意してください。

自分の肌と相談しながら、美肌を目指していきたいですね!

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