あなたも10歳老けて見られているかも?若いのにほうれい線ができる原因と改善策

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あなたの顔の鼻から口にかけてできるしわのようなライン、「ほうれい線」。漢字で「豊齢線」「豊麗線」と表現する、まさに年を重ねた人にできる線です。英語では「smile lines」とも呼ばれ笑顔の象徴として肯定的な印象のほうれい線ですが、日本では「老け顔」という印象が強く、なるべくない方がいい!と思っている人が多いのではないでしょうか?

ほうれい線は男女関係なく、年齢を重ねると誰にでもできるものです。しかし、現代においては20代の若いうちからほうれい線に悩む人が増えている様子。そこで今回は若いのにほうれい線がどうしてできるのか?それを改善するためにはどうすればよいのか?を徹底的に調査しました。

「ほうれい線のせいで40代に見られてショック・・・」
「彼と歩いているといつも年上に間違われるのが嫌!」
「ほうれい線を改善する方法はないの?」

そんなあなたは必見です!

ほうれい線がニキビの原因に?ほうれい線ができるデメリットは?

英語で「smile lines」とも言われているほうれい線ですので、「できてしまっても問題ない。むしろ笑顔の象徴だ!」とポジティブにとらえる人もいる中、多くの人はほうれい線ができるのは嫌だと思っています。では、ほうれい線を気にする人はどういったところがデメリットだと思っているのでしょうか?

ほうれい線ができると老けて見られる

ほうれい線ができて一番嫌なことは、老けて見られることですよね。この写真のように、同じ人・顔なのに、ほうれい線があるのとないのとでは、年齢の印象がかなり違います。

たとえば、あなたのこめかみのところをぐっと上に引っ張るとほうれい線がなくなりますが、実際に鏡の前でやってみると、5歳~10歳くらい印象が違います。それだけほうれい線が見た目年齢に大きな影響を与えているんです。

ほうれい線ができるとニキビができる

ほうれい線があることで、しわが寄った部分にニキビや吹き出物ができる場合があります。

そもそもニキビは、本来開いているはずの毛穴が、皮脂や汚れによって詰まってしまうことで、内部でアクネ菌が発生し炎症を起こした状態です。主に皮脂の分泌が活発になる10代に多い皮膚症状です。

しかし、皮膚がたるみしわが寄ることで、その部分の毛穴が閉じられてしまい、皮脂が詰まってニキビを引き起こすことがあります。これがほうれい線によるニキビです。こちらは年齢を問わず、20代以降でもしわがある部分に沿ってできやすくなります。

ポツポツとしたニキビは痛みがある場合もありますし、スキンケア製品が沁みる、ファンデーションが塗れないなど、20代以降の女性にとってはデメリットが多いのです。

頬のたるみ?出っ歯?あなたのほうれい線の原因を探る!追究チェックリスト

老けてみられないためにも、皮膚トラブルを起こさないためにも、何とかほうれい線を改善したい!と言うのが女心ですよね。

そこでまずは、あなたのほうれい線の原因は何なのか?を探るため、チェックリストをご用意。いますぐあてはまるものをチェックして、あなたのほうれい線の原因を突き止めましょう!

ほうれい線の原因1 老化、糖化、ダイエットによる「顔の筋肉(表情筋)のたるみ」

「顔の筋肉(表情筋)のたるみ」をチェック
  • 30代後半以上の年齢である
  • 甘いものが大好きで毎日よく食べる
  • 急激なダイエットをして痩せた
  • ものをよく噛んで食べない
  • 日焼け止めを顔に塗らない

一つ目の原因は顔の筋肉のたるみです。

これまで皮膚を支えてきた筋肉が年齢とともに衰えるため、重力にしたがって下の方向へたるんでしまうことが原因です。これが老化によるたるみです。

ただ、年齢を重ねなくとも、皮膚細胞の糖化(タンパク質の変性)によってたるみが引き起こされたり、急激なダイエットに皮膚細胞が対応できず表面の皮だけが残ってたるみになることもあります。また、やわらかいものばかり食べたり、よく噛まずに食べることは顔の筋力の低下につながりたるみの原因にもなります。さらに、紫外線は皮膚の天敵。奥底の細胞にダメージを与え、機能を劣化させてハリや弾力を低下させるのです。

20代で筋肉のたるみが起こっている人は、後者が原因であることが多いでしょう。

ほうれい線の原因2 出っ歯、歯並びの悪さなどの「生まれ持った骨格」

「生まれ持った骨格」をチェック
  • 出っ歯(上顎前突)である
  • 歯並びが悪い
  • 頬骨が高い位置にある
  • 丸顔である

2つ目の原因は生まれ持った骨格によるものです。

主に口まわりの骨格がほうれい線のできやすさに影響を与えます。出っ歯の人、歯並びが悪い人は、口の開け閉めの際に皮膚の伸縮が強くなりほうれい線ができやすくなります。また、頬の骨が高い人は口元との高さの差によってほうれい線が目立つそう。さらに、丸顔の人は頬に脂肪がつきやすくそれがたるんでほうれい線ができやすいのです。

ほうれい線の原因3 片側だけ、寝起きだけなどは「姿勢のゆがみ」

「姿勢のゆがみ」をチェック
  • 猫背である
  • 下を向いて作業をすることが多い
  • 片方の方にバッグをかけてしまう
  • 片方の歯だけでものを噛む
  • 寝るときに左右どちらかを向いて寝る

3つ目の原因は姿勢のゆがみです。特にほうれい線が片側だけ、寝起きの時だけ出てしまうという方は、この姿勢のゆがみが原因になっているかもしれません。

顔の皮膚は頭の後ろから1枚でつながっています。たとえば猫背によって首~肩~背中にかけての僧帽筋がガチガチにかたまると、顔を引っ張り上げる力が弱くなりたるみが発生してしまうのです。下を向いてスマホを触ったり、パソコン仕事をされている方は特に首肩まわりの筋肉の緊張がほうれい線の原因になっているかもしれません。いつも左右どちらか片方の肩にバッグを下げる行為も、片方の僧帽筋が緊張し、片側だけのほうれい線の原因になります。

また、どちらか片方の歯だけでものを噛んだり、寝るときに左右どちらかの方を決まって向く癖があると、顔の筋肉にゆがみが生じ、片側だけのほうれい線ができやすくなります。

ほうれい線の原因4 運動不足、栄養不足による「血行不良」

「血行不良」をチェック
  • 運動の習慣がほぼゼロである
  • お風呂はシャワーのみで済ませる
  • デスクワーク中心の生活である
  • ストレスの強い環境にいる
  • 炭水化物中心の食生活になっている

4つ目の原因は血行不良です。

血行不良になると、体内に吸収された栄養が細胞にいきわたらず、せっかく栄養があるものを食べても意味がありません。小腸で吸収した栄養を全身に届けるのが血液ですから、血液のめぐりが悪くなれば細胞は栄養をとりいれることができず、皮膚の新陳代謝に悪影響を及ぼすのです。運動の習慣がほぼなかったり、湯船につかる習慣がなかったり、仕事がデスクワーク中心でほとんど動かない生活をしていると、血行不良に陥りがちです。また、強いストレスがかかると、人間の脳は血管を収縮させるホルモンを分泌するため、ストレス過多の生活を送っていても血行不良となります。

さらに、血液の流れだけではなく、血液そのものを元気にするためには食事が大切です。人間の体のあらゆる細胞はタンパク質でできているため、炭水化物中心の食事になると細胞(血液も細胞の一つです)の原材料であるタンパク質が不足してしまいます。さらに細胞はその新陳代謝の過程でたくさんのビタミンやミネラルを使用するため、摂取不足になると細胞自体が作られない、または細胞がうまく働かない状態となってしまいます。

ほうれい線の原因5 紫外線、スキンケア不足による「乾燥」

「乾燥」をチェック
  • 顔には日焼け止めを塗らない(下地などに日焼け止め成分が入っていない)
  • 晴れの日でも日傘や帽子を使わない
  • スキンケアは化粧水のみで済ませている

5つ目の原因は乾燥です。若いうちにほうれい線ができている方は、多くの場合この乾燥が原因でしょう。

まず、お肌の天敵である紫外線の対策をしないのはNG。紫外線は皮膚の内部に浸透し、ターンオーバーの乱れを引き起こすばかりか、シミやしわの原因を作り出してしまいます。紫外線による悪影響はたくさんありますが、その大きなものとして皮膚の乾燥があげられます。表面の皮膚がダメージを受けカラカラに乾いてしまい、そのせいで小じわのようなほうれい線ができるのです。日焼け止め入りの化粧品を使用していなかったり、晴れている日でも日傘や帽子を一切使わない方は、乾燥によるほうれい線ができやすいかもしれません。

さらに、普段のスキンケアを化粧水だけで済ませている人も要注意です。化粧水で水分を入れた後は、本来であれば乳液など油分で蓋をすべきです。しかしそれをしなければ、水分が蒸発して乾燥し、ほうれい線ができやすい肌へとつながっていくのです。

【20代向け】すぐにできる!原因別ほうれい線改善方法

ほうれい線改善方法1 20代からのアンチエイジングで老化を食い止める


年齢を重ねていくと、お肌の新陳代謝が下がっていくのは仕方のないことです。筋肉も衰えてきますし、そのせいでほうれい線もできます。しかし、その速度を遅くすることは可能です。それがアンチエイジングの考え方になります。

表情筋を鍛え生活習慣を見直す!内側からほうれい線を改善
  • 食事や間食の糖質を意識してカットする
  • 1口につき30回以上の咀嚼(そしゃく)を意識する
  • マッサージや顔体操で表情筋を鍛える

内側からのケアは、皮膚がたるまないような努力を。20代はまだまだ皮膚年齢が若く、ハリや弾力もあるはず。本来肌が持っている力を引き出すために、肌がたるんでしまうような生活を改めましょう。

特に糖質によるお肌の糖化は20代から始まっていると言われています。甘いものに限らず、炭水化物(お米・パン・麺)も糖ですので、摂り過ぎに注意しましょう。

また、顔の筋肉を鍛える方法としてすぐにできるのは「咀嚼(そしゃく)」です。よく1口につき30回以上噛むと消化吸収がよくなると言われますが、そのくらいの癖をつけると表情筋も鍛えられるでしょう。とはいっても、すべての食べ物を30回ずつ噛んでいると、おいしくなくなるものもありますよね?回数よりも「いつもより1回でも多く噛む」を意識すれば、トータルの咀嚼回数が増えてくるでしょう。

また、表情筋を動かすマッサージや顔体操も有効です。皮膚の下にある筋肉を鍛えることでたるみを引き上げることができます。1日に1分でもいいので、できる範囲で始めてみましょう。

専用化粧品を導入!外側からほうれい線を改善
  • 紫外線カットの下地・ファンデーションを選ぶ
  • ほうれい線専用の美容液やクリームを導入する

紫外線はほうれい線だけでなくシミやしわの原因にもなり、老け顔になる原因を作り出す天敵です。その影響は長年蓄積されて5年後10年後にもやってきます。よって、若いのにほうれい線が気になるあなたは、紫外線をカットすることに全力を注ぎましょう。それが、今のお肌にも、そして将来のお肌にもいい影響をあたえてくれます。

下地やファンデーションに紫外線カットの機能がない場合は、今すぐ「SPFXX(XXは数字)」と記載のあるものを購入しましょう。また、今はほうれい線をケアする専用の美容液やクリームもありますので、積極的に検討するのもおススメです。

ほうれい線改善方法2 整形手術や歯科矯正で根本解決を目指す


生まれ持った骨格を矯正するためには、美容外科での注射や整形手術が有効です。また、出っ歯や歯並びの悪さについては歯科での矯正が有効な場合も多いでしょう。

美容注射や美容外科手術でほうれい線を改善
  • 顔の骨格を変える外科手術を受ける
  • ヒアルロン酸の注射を打つ

骨格を矯正するためには、美容外科での注射や整形手術が必要です。しかし、美容外科となると費用面や安全面で不安を抱える人も多いのではないでしょうか?そこまではやらなくていい!そんな声も聞こえてきそうです。

外科手術よりもカジュアルな方法として、たるみによるしわにはヒアルロン酸注射が用いられることが多いです。ただ、効果は一時的(数か月)であることから、継続して注射を打たなければ元に戻ります。あなたが20代であれば、まずは別の方法を試してみて、最終手段として美容外科の力を借りると良いかもしれません。

出っ歯や歯並びを矯正してほうれい線を改善
  • 歯科矯正専門や矯正に力を入れている歯医者さんを探し相談する

歯科矯正については、ほうれい線などの美容面以外に、肩こりや頭痛の解消、その他内科系疾患の予防的な意味合いからもメリットが多く、取り組んでみたいと思っている人は多い様子。特に20代の若いうちに矯正することで、そのあと快適にすごせる期間も長くなります。出っ歯や歯並びの悪さでほうれい線が目立つのでは?とお思いの方は、一度歯医者さんで相談してみるといいかもしれません。また、歯医者さんには得意・不得意がありますので、できれば矯正専門医や、矯正に力を入れいる歯科医院を選ぶことをおススメします。

ほうれい線改善方法3 姿勢を保つ環境をつくる


仕事柄、どうしても姿勢が悪くなってしまう職業の方は今の時代とても多いでしょう。そこで大切なのは、「姿勢が悪くなるから仕方ない」とあきらめるのではなく「姿勢を強制的に保てる環境を作ろう」という工夫です。

姿勢を保つためのアイテムを探す
  • 座り姿勢をきれいに保つ椅子を導入する
  • 寝姿勢をきれいに保つ枕を導入する

常に姿勢を意識して過ごすのは至難の業。そこで、強制的に姿勢を保てるようなアイテムを導入することがおすすめです。

たとえば、骨盤チェアは座るだけで背筋が伸び、足も組みづらくなるため、座り姿勢をきれいに保ちたい人にはおススメです。また、理想的な寝姿勢をつくりたいのであれば、枕選びが重要です。姿勢を重視するなら、かための枕で、首や頭をしっかりサポートしてくれるものが良いでしょう。

自分の癖を意識して見直す
  • いつもどちらかの足を組んで座る癖はないか
  • いつもどちらかの肩にバッグをかけていないか
  • いつもどちらかの歯で食べ物を噛んでいないか

体の歪みや癖は、無意識のうちにつくられているため、自分の行動を意識して過ごしてみないと、どういった悪習慣が身についているのかはっきりとわからない場合が多いものです。そこで、半日で良いので、ゆがみを発生させる行動をとっていないか、意識してチェックし、紙やスマホにメモをしておきましょう。メモをとったら、1か月間、目に付く場所に貼ったり待ち受け画面にすることで、かなり行動が変わってくるはずです。

ほうれい線改善方法4 食事と運動は1日1品、1日1分から始める


分かってはいるけどなかなかできないのが、バランスの良い食事と適度な運動です。これはほうれい線の改善に限らず、体全体の健康のために必要なことですが、忙しい現代人には難しい注文かもしれません。しかしここでもあきらめてしまっては体の退化スピードがアップするだけで良いことはありません。まず、日々の生活で変えられる1歩を自分なりに見つけてみましょう。

できるところから血行促進
  • タンパク質とビタミン・ミネラルの摂取を意識する
  • 運動は1日1分から始める
  • 寒い日は湯船に入る

現代人の食生活は意識しないと炭水化物に偏りがちです。人間の体の原材料になるたんぱく質や、細胞の働きを良くしてくれるビタミン・ミネラルは不足していると言われています。たとえば、コンビニでご飯を買う時にパンとおにぎりを手に取っているあなたは注意!パンをゆでたまごに変えたり、おにぎりをサラダに変えることで、栄養バランスが格段に良くなります。1日1品でもいいので、炭水化物を肉・魚・卵・野菜に置き換えてみましょう。

また、運動の習慣がない人は、もともと運動が嫌いだったり、苦手だったり、また、その時間が捻出できなかったりなど、様々な理由があると思いますが、とにかく1日1分でも始めることが大切です。1日1分でも、365日続ければ365分(6時間強)の運動時間の差が出てきます。運動がどうしても嫌であれば、ストレッチでもかまいません。ぐーっと背伸びをして深呼吸するだけでも、血行は良くなります。

さらに、血行不良を防ぐために、湯船につかるのもおススメです。特に冬の寒い時期や夏でも1日中冷房にあたっていたような日は、かなり血の巡りが悪くなっていますので、カラダをあたためて血液を循環させてあげましょう。

ほうれい線改善方法5 たっぷり保湿!スキンケアの基本を徹底する


スキンケアの方法は学校では教えてくれないため、みなさん自己流でされている方も多いと思います。しかしスキンケアには科学的根拠に基づいた基本があるんです。それをしっかり守ることから始めてみてはいかがでしょうか?

正しいスキンケアの基本の流れ
  1. クレンジング剤を優しく肌になじませるようにつけ、洗い流す
  2. 洗顔剤をしっかり泡立て、泡で肌を洗うようにくるくると肌を滑らせ、洗い流す
  3. すぐに化粧水で保湿する
  4. すぐに乳液またはクリームで蓋をする
  5. 必要に応じて美容液や部分用クリームを塗る

とても当たり前のようですが、これをしっかりできている人は実は少なかったりします。20代のお肌は、これを忠実に守るだけでほうれい線が改善する人も多いはず。

まず、クレンジングや洗顔においては「優しく」が基本です。ごしごしと顔をこすったり、熱いお湯で洗い流したりすると、乾燥の原因になります。なお、美容液配合の洗顔フォームはお肌の潤いを残したまま洗顔できますので、洗顔剤選びにもこだわってみましょう。

また、洗顔後はスピードが勝負です。とにかく早く、化粧水と乳液を付けましょう。よく、化粧水が乾いてから乳液をつけましょうと言う情報を見ますが、これは間違い。化粧水が乾く前に、油分を含んだ乳液で蓋をしてしまうことが、乾燥を防ぐために大切です。

必要に応じてスペシャルケアをする場合は、美容液や部分用クリームなどを塗りましょう。これらを塗るタイミングは製品によって異なるので、使用方法をよく見て、適切なタイミングでケアしてみてください。

3か月で老け顔卒業!おススメほうれい線改善メソッド【完全版】


ほうれい線の原因とその改善方法をお伝えしてきましたが、やることがいっぱいあって具体的にどこから手を付ければよいか、迷ってしまっていませんか?もちろん、いっきに全部できればいいけど、そうすると無理が出て3日坊主になりそうですよね。

そこで、この記事の最後に、おススメのケアメソッドを3か月分ご紹介!是非この手順にしたがって、ほうれい線改善にトライしてみましょう!

ほうれい線改善メソッド1か月目 外側から改善する

ほうれい線改善メソッド1か月目
  • 基本のスキンケア(洗顔~保湿)を徹底し肌の乾燥をなくす
  • 紫外線カットの下地・ファンデーションを使用し徹底的に肌を守る

まず最初の1か月は、自分の肌の力を最大限に引き出すことを始めましょう。基本のスキンケアを忠実に行い、外からの紫外線をカットしてあげれば、今の自分の肌が持つ美しさを引き出せるはずです。特に若ければ若いほど、これだけでほうれい線の改善がみられる場合も。

一度にたくさんのことを始めてしまうと続かない場合も多いので、まずはこの2つを徹底的にやってみましょう。

ほうれい線改善メソッド2か月目 内側から改善する

ほうれい線改善メソッド2か月目
  • タンパク質やビタミン・ミネラルの摂取を意識する
  • 1日1分以上の運動を始める
  • 姿勢を保つ環境をつくる

2ヶ月目は、内側からのケアを意識しましょう。まずは食事の見直しです。現代の食生活では炭水化物の摂取量が増えてしまうため、意識してタンパク質(肉・魚・卵・大豆)やビタミン・ミネラル(肉・魚・野菜・果物・海藻)を摂取できるように食生活を変えましょう。さらに、運動の習慣を少しずつつけたり、姿勢を保てるアイテムを購入するなど、体の内側にアプローチしていく習慣を作りましょう。

これらは成果が目に見えにくく、かつ時間がかかるものですが、20代のうちからやっておくことで老化の速度を抑え、ほうれい線ができる年齢をぐんと遅くすることが期待できます。

ほうれい線改善メソッド3か月目 スペシャルケアで改善する

ほうれい線改善メソッド3か月目
  • 専用化粧品を導入する
  • 顔マッサージや顔体操で表情筋を鍛える

3か月目はいよいよスペシャルケアです。

正直、2か月目まででほうれい線が改善されていればいいのですが、そうでない場合は、専用の化粧品を検討してみるのも一つの手です。トライアルセットが2,000円以内で手に入る製品もありますので、使用感やお肌との相性を見たい方はサンプルを取り寄せてみるのも一つの手ですね。

さらに、2か月目まででほうれい線が改善していない場合は、乾燥や血行不良が原因ではなく、筋肉の衰えによる深い部分のたるみが原因であることが予想されます。そこで、皮膚の下にある筋肉を鍛えるべく、顔マッサージや顔体操などで表情筋を動かしてあげると良いでしょう。

ちなみに、20代で筋肉のたるみが気になる人はそこまで多くないと思いますが、予防にもこの体操は有効ですので、余裕がある方は是非トライしてみてくださいね。

ほうれい線の原因と改善策 まとめ

ほうれい線は、一般的に30代以降少しずつ表れてくる皮膚の老化現象です。よって20代でほうれい線ができている場合は、今回紹介した中でも、生まれ持った骨格や乾燥によるしわ、血行不良をまずは疑ってみましょう。

そして対策として今日からさっそくできるのが、正しいスキンケアです。20代から正しいスキンケアを実践しておくと、30代以降のお肌で歴然と差が出てきます。丁寧なスキンケアは、シミやシワの予防にも効果的です。シミや小じわもかなり見た目年齢を老けさせる原因になりますから、老け顔に見られたくないあなたなら、早いうちに対策しておきたいですよね。

まずはご自分の今の生活をしっかり見直し、何がほうれい線の原因になっているのかをピックアップしてみることをおすすめします。そして、原因別に対策を練って、やれるところから実行してみましょう。

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